やってきました。アフリカ北部の国チュニジアの内陸部にある「エルジェム (El Jem) 」の円形闘技場。
3 世紀に建設されたここは、エルジェムは、ローマのコロッセオ、ヴェローナのアレーナに次ぐ世界第 3 位の大きさ。
罪人や奴隷、猛獣の戦いが繰り広げられていた場所。
周囲 400 メートル、収容人員 3.5 万人。世界遺産に登録されてます。
ラクダを発見。
「やっぱ、ガツンと野生のかほり がしちゃうよねぇ」
だなんて、失礼な言葉をラクダちゃんに浴びせつつ、ウキャキャ云いながらパシャパシャと写真を撮り始めたら、
「写真を撮るなら、1 人あたり 1チュニジアディナールだよ。」
と、いいタイミングで 強面 ( こわもて ) & ひげ面 の現地のおじさん 2 人 に絡まれました。
「やっちまったなぁ~。」 と、思ってたら
男気あふれる若い後輩くんが、それならとラクダに乗らせてもらい、幾らかをお支払いする交渉をしてくれました。サンキュー!!
で、1 分ほど乗せてもらって帰ってきたら
「10ディナール (500円弱) ね。」
とのこと。「高いよ。ちょっと乗っただけじゃん。」 といったやり取りしてましたがお値段は下がらず。
「まぁまぁ、楽しんだからね。」 と、ぶぅぶぅ云いながらもお支払い。
それでも、他の方にお伺いしたら、
「まあ、良心的な値段だよ。ラクダも重い物なんて乗せたくないでしょうに。それ相応の対価をいただかないと割に合わないよね。」とのこと。
ひとしきり見て回って
ふと眺めてみると、別のお客さんも楽しまれてました。
「ラクダちゃんも、お仕事たいへんね。お身体、無理しないよーに。」
近所のおみやげ屋さんでは、こんなかわいいぬいぐるみを発見。
ここに向かう道中では、ラクダの毛皮や肉が吊るされているお店がありました。
ここでは、生活に根ざした動物なんですね。
ラクダのお肉って、「どんな味なんだろう?」 と、世界中を渡航している方にお伺いしたら
「脂肪分が少なく、筋っぽいの。あんまり美味しくないよ。」 ですって。
でも、ラクダのこぶは脂肪の塊で、昔はお金持ちしか食べられない高級食材だったそう。
「自分でも、ちょっと味わってみたいな。」 と、思っちゃいました。
ちなみに、ラクダのお乳は、乳糖不耐症 (*) の方でも、おなかを下すことなく飲めて栄養価も高いんですって。
(*) 乳製品に含まれる「乳糖」がうまく消化吸収されないまま、大腸に到達して下痢になる症状
ここでは、こんな感じでガチャガチャと陳列されていることが多いです。
「アルガンオイル」って、アルガンという木の種子から取れる植物油が有名。
このオイルは、スペインの対面のモロッコ。チュニジアからはアルジェリアを挟んだ隣の国での生産量が高いです。
アルガンの木が限られたところでしか成長できないそうで、結構いいお値段でしたが、日本で買うともっともっと高価。
「お高い」なんて聞くと、気になっちゃいます。買って帰ろうかな。
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