という訳で9ヶ月で会社辞めた。
一言でいうとカルチャーマッチできないマジ無理、カルチャーマッチすごい大事だわって思ったって話をしていきます。
カルチャーマッチって言葉の定義について人それぞれ思うところあると思うんですけど
まあそのへんは大目に見てよマネジメントのTIPSじゃないからさ
ぶっちゃけ年収が低くて生活あるし何よりもまずはお金だよねって方には優先度違うなって話だと思います。
あと組織に所属していれば安心感を感じることができ、
企業が自分に合ってるかに関わらずその組織の大きさに比例して安心感が増す方も。
正直言って、どんな組織でもある程度合わせられると思っていた。
会社って仲良しクラブじゃなくてお仕事をするところですし!
そのため、スキルマッチやその会社のビジネスに興味が持てて、おちんぎんが申し分なければ
普通に満足できると思ってました。
が、今回の退職でもしやもしや「お金とかスキルマッチとかよりも大切なことがもしかしてあるのでは?」って思ったのだ。
前職の何が無理だったかってカルチャーマッチできなかったからで、
これ以上でもこれ以下でもない。
表面的に見ればすごくよい条件だったと思います。
これ異性(同性でもいいけど)とのマッチングにも近いというか例えられると思うんですけど、
見た目どストライクだしスペックもよくいい人何だけどなんか話が合わなくてツマランてことあるじゃないですか。
そういう感じで結局条件的に申し分なくてもなんかダメだあってことがあるんすよ。
よく会社とのマッチング、恋愛に例えられるじゃん。
で、カルチャーマッチって自分を中心にして同心円状に広がってくと考えてます。
カルチャーマッチって1つの組織の中で色んな単位で存在してて、
普段は自分の中でバランスが取れててもなんかの拍子にバランスが崩れるとマッチできない部分が
致命傷になって「全部ヤダ!!!!!!」てなる。
例えばA社という会社があるとする。
ぱっと考えると対外的にA社のカルチャーはこんな感じに見える。
でも実際はこうさっきのA社のカルチャーは「外から見えるA社のカルチャー」である。
企業サイトの理念とか、カジュアル面談とかで面談してくれる相手から
うちの会社ってこんな会社なんですよ〜みたいな話はここの話が大半。
ここはわかりやすいので、割とすぐはねることができる。
もっともわかりやすい例
これをカッケー!て思うか、アッアッ・・・て思うか・・
事業部の名前ではあるが、こういうの執行しちゃう経営陣がいるねってだけで外から見えやすい部分のイメージづくりに役立っちゃってると思うんよな。
もちろんそういう会社で働きたい人は全然いいと思う。
こういうのもそうかも。
一生リモートワーク希望ニキにはマッチしないよね。
「外から見えるA社のカルチャー ≒ 偉い人が組織づくりとして提唱するカルチャー」のちょっと範囲狭い版。
権限移譲が完全にできてる会社の場合、ここのTOPのキャラによって結構変わってくると思う。
このへんまではちゃんと面接なりでツッコめばうかがい知ることができますよね。
ここが一番重要なんだけど、ここの情報を漁るのは一番難しい。
いつもの業務の細かい話になればなるほど外部の人に話したくないことが増えるから。
自分たちをよく見せないと内定蹴られるかも知れないから悪いことは言わないし、
他にも細かい内容を答えようとする場合に前提を色々話さないといけない。
でもその前提は業務情報山盛りできちんと話すのはマズイ・・・とかね。
仕事の仕方に問題点が多くてなんかかっこ悪いので言いにくいとか
より確かめようがない部分だと、なんか馬が合わないとかもあるしここが本当に難しい。
仕事に対する考え方とかすごく大事なんですけど、
答えてくれてる人の「こうであってほしい」なのか実践できてるのかの判断はほんとに難しい。
とにかくこんな感じでカルチャーマッチは色んな単位で存在していて
主に自分を軸に同心円状に広がってくもんなんです。
もちろん最低限のまとも条件を抑えた上で
「実際に所属するチームが合うか」だと思うんです。当然なんだけど。
そういった自分が手を広げてぐるぐるするようなレベルの範囲で
自分が満足できていれば多少の組織的カルチャーが合わないことは
目を瞑れることが多いです。
例えば私はGMOのグループ会社だったわけですけど、まあこういう感じなわけですよ。
自分の半径5mみたいな範囲で満足できていれば
別に月に1回会社の聖書みたいなやつ唱和するとか全然いいんですよ。月1回だもん。
そんな突拍子もないこと書いてあるわけでもないし。いいことも書いてあったりするし。
ワクチンだって超スピードで受けさせてくれたし、パートナーやその家族を大事にする姿勢は大変ありがたいものです。
でも自分の身近なところでこりゃダメだってなってると、当然こういうのももうマジ無理ってなるわけです。
まだまだネタはあるが、まあ今回言いたいことは前の会社の愚痴ではないので、
この辺にしておきたいと思います。
現代の式神飛んできそうでマジ怖いw
初リファラル入社だったんですけど、リファラルに対する信頼度と期待値が高すぎて、
スキルマッチや業務内容、年収などわかりやすいところしかチェックしなかったのは良くなかったですね。
私は以下のポイントを抑えるのをおすすめします。
もちろん抑えましたよ(ドヤァ
そういや、面接の中ででた質問ですごく素晴らしい質問だなと思ったものがありまして。
これ、自分の譲れないものを考えるのにすごく役立つのでシェア。
『あなたはどんな時にパフォーマンスが下がりますか?』
私の答えは
あとはやっぱ類友で、自分の趣味とかそういう意味での文化的なベースが
合いそうなニオイをたどっていったら見事にそのあたりが楽しい会社に入れました。(これは野生のエンジニアの勘)
会社の人とゲームしたり、アニメの話したり、音楽の話したりほんと充実しております。
もちろん自分の会社のサービスが好きですしもっと良くしたいと思っています。
カルチャーマッチを追求した結果「なんかみんなで楽しくやってたら成果出てた」が実現できる環境に滑り込めたので、みなさんも突き詰めることをおすすめします。
もちろん、ここイケてないなってことも結構あるけどそれを「いっちょやっか!」てなれるかって大きいよね。
というわけでいわゆる退職エントリでした。
おしまい
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