最近、お金使わなくなりました。いえ、お金使わなくなれたら嬉しいんですが、お金は使うのに現金をつかわなくなりました。
キャッシュレス世界だとかで、現金のかわりにプレペイドカード、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済など、現金つかうのは、小さなお店、町医者、郵便局、公共機関、そんなものに限られてきました。
人それぞれでしょうけれど、私の場合は、まず電子マネー、EdyかSUICAで支払にあてます。これが使えなかったらクレジットカード、昔は、少額の支払にクレジットカード使うのためらわれましたが、みんな使っているのでそういった心理的ハードルもなくなりました。それもだめな時は、PayPayなんかのコード決済がありますが、もう面倒なので素直に現金で支払いします。
PayPayは登録してあるのですが、オートチャージができなかったのでチャージが面倒なのと、あまり手を広げると管理できなくなるから、ほとんど使いません。(歳金、指定のクレジットカードだけでなく、銀行口座から直接オートチャージできるようになったそうなので、そのうちやってみたいと思います。)
そのカード類も、最近ではスマホのアプリに収まるようになり、スマホさえ持ち歩けば、そして盗まれなければ、カードすら持ち運びせずに、街にでることができるようになりました。そのうち、顔認証が進んで、顔パスで決済できる時代もくることでしょう。
現金あまり持ち歩かずにすむので、ポケットがすっきり、特に小銭がたまってしまう心配が減りました。そして、何より支払のとき、(指に湿気がないので)お札が重ならないように慎重に取り出して、小銭を探す面倒も少なくなりました。
ポイントがたまるだのという話は面倒なのであまり意識していませんが、良いことずくめです。
ついでに言うと、海外旅行で旅行先がキャッシュレス対応だとすごく助かります。いくら両替したらよいか、お金が足りなくならないか、使い残しをどうしよう、そんな悩みがなくなるからです。日本にこられる外人さんも多分同じ思いでしょう。
このように、良いことづくめでしたが、大きな問題に気づきました。
言うまでもないことですが、所詮預金残高という大きな縛りがあります。財布の中の現金が少なくなると、自然と節約するようになっていたし、ATMでお金をおろしていた時は残高を気にしてため息をついていました。
今やそんな悩みがなくなりました。悩まずに安心してお金を使い豊かな生活を楽しめるようになりました。
毎月定額の給料や年金が預金口座に入ってきて、公共料金や税金、腹の立つNHK税、保険料、そしてクレジットカードの決済やオートチャージの出金が知らない間に出ていきます。預金残高さえ気にしなくなってしました。こうなると大富豪でも、私らでも対等、預金残高が何億あろうと、実は破産寸前だろうと、所詮は数字だけの、見えない世界での話、気にしない気にしない。あ、これって、昔、マルクスとかエンゲルスとかいうエライ先生が描いた共産社会?
バーチャルな世界が膨らみ、自分の手足でモノに触れながら生活をしなくなり、身体感覚がおかしくなってきていますが、金銭感覚もそうなってきたみたいです。だんだん現実から乖離していきます。
でも、余計なお金の心配せずに気楽に行きましょう。
でましたねぇ、高市内閣の経済対策&地方創生対策の第?弾。
私のように、ヒマが有り余っているのに予算が乏しい若者や高齢者には大助かり。え、何のことかって?
例のやつですよ、JRの均一料金制度。
距離に関係なく、1回2千円でどこまでも行けるなんて凄くないですか。2千円といえば、東京からだと熱海、勝沼ぶどう郷、大阪からだと米原くらいまでしかいけません。これで青森まで行っても2000円、郡山、盛岡なんかで途中下車していっても良いし、一筆書きで、東京から常磐線経由仙台に行って気仙沼とか、大船渡と行って青森から五能線で秋田、ついで新潟から帰ってくる、第三セクターも使えるから、これで全部で2000円+使いたかったら特急料金、五能線の座席指定料金数百円、夢のようじゃないですか。
あ、ご存知なかったですか。新聞に大きくのっていたのに。
来年度から、25歳位未満の若者と60歳以上の高齢者を対象に、JRおよび第三セクターの普通運賃は最大2000円になるんです。あと、高速料金も同乗者にひとりでも対象者がいたら同じ2000円、赤ん坊でもです。
そういえば、かって民主党政権時代に高速道路1000円均一なんてのありましたね。それを鉄道にも拡充するってわけです。
またバラマキ政策ではないかと、野党やマスコミからは批判もうけたようですが、高速道路の全国売上が2兆円弱、JR各社の売上も普通運賃だけだっらそんなもの、合計4兆円くらいでしょう、これで地方経済が活性化、若者の見聞が広がります。大したことありません。
ヒマと体力のある若者なんか、バックパック背負って野宿するか安宿に泊まれば全国どこにでも巡れるんです。地方で見聞広げれば、将来の仕事に活かせるアイデアもでてきます。そこで働こうという人もでてくるでしょうし、ひょっとしたら旅先で恋が芽生えるかもしれません。これで子供もふえるかな。
いいことじゃないですか。
2026年8月x日
新聞報道によりますと、全国各地で老人が徘徊、中には行き倒れするものもでて、全国の自治体や地方の駅員たちは、困り果てているとのことです。
ちょっと前、こんなニュースが流れました、BBCニュースジャパンより、抜粋引用します。その後どうなったんでしょうね。
ナイジェリア西部ナイジャ州で11月21日、キリスト教系学校が武装勢力に襲われ、10代の生徒315人と教師12人が誘拐される事件があり、ナイジェリア・キリスト教協会(CAN)は23日、生徒50人が21日から22日にかけて脱出したと明らかにした。
ナイジャ州での襲撃に続き、北西部ケビ州では24日に寄宿学校から生徒20人が誘拐される事件が起きた。生徒は全員、イスラム教徒とされる。
18日夜には、中西部クワラ州エルクでキリスト使徒教会が礼拝中に銃撃され、少なくとも2人が死亡、38人が誘拐された。
この事件についてクワラ州の知事は23日、拉致された全員が23日に解放されたと明らかにした。これら身代金目的の誘拐事件が頻発しているうえ、さらに、宗教を動機とする襲撃や、地域間や民族間の対立、さらには限られた土地や水源をめぐる農家と遊牧民の対立も後を絶たない。
すごいと思いませんか。
やることのスケールが違います。国のガバナンスが失われていると言わざるをえませんが、そこまでやるということはもっと深い歴史的、社会的背景があるかもしれません。所詮遠い国のこと、私なんぞアルジェリアとナイジェリアの違いも若来くらいですから、そのへんの事情はわかりませんし、また正直なところ、勉強しようという気にはなりません。
ナイジェリアって、世界的に犯罪大国なのでしょうか。Geminiに聞いてみました。
まず、「犯罪指数 (Criminality rate / Crime Index)」。これは汚職、組織犯罪、人身売買、麻薬取引などの様々な要因を総合的に評価したものです。これの2025版によるとワースト10の国名と指数は次のとおりです。
1 ミャンマー 8.08
2 コロンビア 7.82
3 メキシコ 7.68
4 エクアドル 7.48
5 パラグアイ 7.48
6 コンゴ民主共和国 7.47
7 南アフリカ 7.43
8 ナイジェリア 7.32
9 レバノン 7.15
10 イラン 7.07
殺人などの凶悪犯罪に限っては、国連薬物犯罪事務所(UNODC)による、人口10万人あたりの殺人発生率が高い国の上位10カ国は次のとおりです。(2022年のデータに基づく)
1 ジャマイカ 53.3 2022
2 セントビンセントおよびグレナディーン諸島 40.4 2022
3 トリニダード・トバゴ 39.5 2022
4 セントルシア 36.7 2022
5 ホンジュラス 35.1 2022
6 南アフリカ 34.0 2020
7 バハマ 31.2 2022
8 セントクリストファー・ネイビス 29.4 2021
9 ベリーズ 27.9 2022
10 エクアドル 27.0 2022
日本は当然のことながら(そう言えるのは嬉しいですね)ランキング外、犯罪件数では180位以下、殺人件数も0.25で最も低い部類だそうです。ちなみに、米国は、犯罪件数131位、殺人率6.81で90位から100位くらいに位置するそうです。
冒頭であげたナイジェリアですが、犯罪件数では堂々の8位ですが、凶悪犯罪では出てこないですね。先にあげたのは誘拐ですもんね。そして両方にでてくるのが南アフリカ、日本からのパッケージツアーでもケープタウンやサファリツアーなどのコースが定番として組み込まれている国です。
さて、ナイジェリアと言えば、最近ニュースを賑わせた事件がありました。ホームタウン騒ぎです。
発端はJICAが、愛媛県今治市をモザンビーク共和国、千葉県木更津市をナイジェリア連邦共和国、新潟県三条市をガーナ共和国、山形県長井市をタンザニア連合共和国のホームタウンとするプランを打ち出したこと、これに並行してナイジェリア大統領府が「日本政府が若いナイジェリア人が木更津市で生活し、働くための特別ビザの枠組みをつくる」と伝えたこと。
それで、移民政策だとして大反発を招きました。
関係機関はあわてて、ナイジェリア大統領府の発表は国内向けで間違いであること、別にVISA免除などの特段の優遇措置を講じたり移民を促進するものではなく、単に友好関係を持とうという程度のものであると説明して、一応収まりました。
一応収まったのですが、疑いの目で見ている人も多いようです。あまり偏見もちたくないですが、どうせ外国人労働者を受け入れるならアジア諸国(出来れば除く中国)にとどめてほしいですね。正直なところナイジェリア人は、今のところあまり歓迎したくないですね。国民のひとりひとりは善良な人たちでも、そういう環境に浸ってきたわけですから、価値観、例えば人命の重さに関するとらえかたが、我々とは大きく異なっていると想像ざるをえませんし、無事に契約期間を過ごしたあとも、平和で安全な日本から帰国するの嫌がりそうですから。
追記:
私がナイジェリアと混同しがちだといったアルジェリア、ナイジェリアが赤道よりちょっと北、中央アフリカに位置するのに対してここはヨーロッパに近い北アフリカにあって、地中海気候で経済的にも豊かです。
もっとも、外務省の安全ホームページによりますと、アルジェリアの半分は「レベル1:十分注意してください」と、まずまずですが、一部の地域では「レベル3:渡航は止めてください」や「レベル4:退避してください」になっています。
でも、古い人なら知っているカスバの女という歌、「涙じゃないのよ 浮気な雨にちょっぴりこの頬 濡らしただけさここは地の果て アルジェリヤどうせカスバの 夜に咲く酒場の女の うす情け」、藤圭子かなんかでまた聞いてみたいな。
前にも申し上げた通り、9日に成田を発ち、ベトナムから陸路カンボジアに行ってまた陸路ベトナムに戻る貧乏旅行にでています。
今日はカンボジアBanlungという街にきて、火山湖や少数民族村なんかを訪れているはずです。
今、ベトナムとかカンボジアとか、書きましたが、大抵の人は国名は知っているし何となく、どこいらへんにあるかはイメージできると思います。ヨーロッパだと、オランダとか、フランスだとか、これも大体の位置がわかるでしょう。イタリアだったらミラノとかナポリとかローマとか都市の名前も馴染んでいますよね。
でも、アフリカとか南米ってどうですか。
旅行好きで結構あちこち行っている私ですが、南米とアフリカは行ったことありません。というか、ドイツに行ったとかイギリスにいったとか、国名で呼ばずに、一括りに南米とかアフリカです。遠い国、その程度の認識です。
これって私だけ?
南米だったら、国の名前はいくつか挙げられます。ブラジル、コロンビア、チリ、ペルー、なんて。ベネゼーラ、ボリビア、パラグァイとなると、言われて思い出すレベル、ガイアナ、スリナムなんて知りませんでした。
これがアフリカになると、どうですか、かろうじて名前を知っているのが南アフリカ、ケニア、コンゴ、エチオピア、ナイジェリア、タンザニア、ウガンダ、スーダン、アルジェリアなんてとこ。エジプト、リビア、モロッコもアフリカかな。どれもスポーツ選手や飢餓、内戦などのニュースで聞き覚えがあるだけの存在です。
本当に世界は広いし、知らない世界が多い。いっときはそのうち行きたいなと考えていましたが、めっちゃお金かかるし治安も心配、体力にも自信がない。知らない世界、観光で行ったからってわかるわけじゃないですし、普段の生活では知る必要もない。アフリカはアフリカ、南米は南米でいいんです。そう思っています。ちょっと負け惜しみですが。
ー ママ、僕こんどJapanに行くことになったんだ。
ー もうベトコンいないとおもうけど、気をつけるんだよ。危なかったら真っ先に逃げるんだよ。
ー ちがうよ、パパのベトナムじゃないよ。中国にあるみたいだよ。カテナ基地だってさ。
大都市では、日本食レストランが沢山あるようですが、田舎ではこんなもんでしょう。
「無料で楽しくなる方法」とか「服装で気分がかわるよね」と、連日、工夫次第で楽しくなるなんて話を書いています。
これって、現実の辛さからの逃避行動? いえ、そんなことありません。毎日、楽隠居を楽しんでいます。
さて、週刊SPA11月18日号をチラ見したんですが、脳汁幸福の三段階ってのが紹介されていました。いえ、立ち読みじゃないです、dマガジンという、雑誌抜粋サイトで知ったものです。
きれいなお姉さんの際どい水着写真なんかのあるページは興味ないので飛ばして、ページをめくっていきますと、そのあとに続く「人生を楽しくする脳汁大放出メソッド」という記事。いろいろページ数を費やしていますが肝となるのは、「幸福の三段階理論」。
これによりますと、脳の報酬系に作用するホルモンとして、セロトニン、オキシトシン、ドーパミンがあり、一番ベースにあるのが心と体の健康をたかめるセロトニン、つながりや愛に関係するオキシトシン、そして最後に成功やお金にかかわるドーパミンというのがあるそうです。ドーパミン的刺激は次第に麻痺して、より強い刺激でないと反応しなくなる。これに対して、あとのふたつは減ることがないのだそうです。
改めて、それぞれの特徴を調べてみましょう。(Geminiさんに伺いました)
◯ ドーパミン やる気、意欲、快感、興奮を高める。目標達成や報酬に関わる。 達成・成功の喜び (「やった!」「もっと頑張ろう!」)
◯ オキシトシン 愛情、信頼、絆を深める。ストレス軽減、癒やし効果がある。 つながり・愛情の安心感 (「安心する」「大切に思われている」)
◯ セロトニン 精神を安定させ、気分を穏やかにする。ストレスへの耐性を高める。 心身の健康・安らぎ (「今日も頑張ろう」「リラックスできる」)
これらの分泌を促す効果的な行動は
◯ドーパミン 「達成」「刺激」を感じることが重要。
・小さな目標で良いから目標を設定し、それを達成する。
・好きな音楽を聴く
・ゲームやスポーツ観戦などで興奮する。
・ショッピングやネット検索などで「選ぶ」行為を楽しむ。
・適度なカフェインを摂取する。
◯ オキシトシン 「スキンシップ」「信頼」「思いやり」が鍵。
・親しい人とのスキンシップ
・家族や友人とだんらんや食事を楽しむ
・人に優しくしたり、助けたりする
・ペットと触れ合う
・マッサージを受ける
・ラベンダーなどの香りを嗅ぐ
◯ セロトニン 「リズム運動」「日光」「食事」が重要。
・朝日をしっかり浴びる
・リズム運動(ウォーキング、ジョギング、咀嚼(よく噛んで食べる)、深呼吸など)
・トリプトファン(セロトニンの材料)を多く含む必須アミノ酸を摂る(大豆製品、乳製品、魚介類、種実類など)
・腸内環境を整える規則正しい生活を送る(運動や睡眠を含む)
一日の行動計画をたてました。
朝起きたら、よし今日は7千歩歩くぞと目標をたてる。
朝食は、納豆とアーモンド。
外に出て朝日を浴びてウォーキング、帰ったらコーヒー飲みながら、テレビでスポーツ観戦。
これで概ね達成、いやまてよ。スキンシップがないぞ。さあどうしよう。
いやね、あのお客さん、やたら手握ったり触ってくるのよ。うちただのカラオケバー、キャバクラじゃないんだから。常連さんだから無下にできないし。
先日仲代達矢さんが92歳の天寿を全うされました。
同じ92歳でも黒柳徹子さんは、「徹子の部屋」でまだ元気な姿をみせてくれています。草笛光子さんも90歳で映画主演しておられます。94歳の大村崑さんは老人ホームにはいっておられるようですが、まだ週刊誌に連載をもっておられます。
どうも俳優さん役者さんたちはいつまでも若いような気がします。
統計を調べたわけではありません。埋もれずに活躍している人たちは食べ物がよいせいもあるでしょう。化粧がうまいせいかもしれません。
表舞台から消えたり早世した役者さんたちは忘れ去られてしまうから、生き残っているひと立ちだけを見てそう感じるのかもしれません。
でも、勝手な思い込みかもしれませんが、もし当たっているなら、思い当たる原因はこんなところでしょう。
・体を使う お稽古なども含めて結構体力勝負の世界だと思います。
・頭を使う 台本や原作を読み込んで、長いセリフをおぼえるのは大変でしょう。
・気をつかう 相手役との呼吸合わせは必須。良い仕事をするためにはスタッフさんたちにも気を使うことでしょう。
加えて、頭の切り替え、気分の切り替えが、脳を活性化させ、体や心によいホルモンの分泌を促すのだと思います。
だって、その時々の役柄に応じて、全く違う自分を演じるのですから
だったら、真似しましょうよ。
その時々で全く違う自分を演じる? そんなことしたら、気分屋だとか、相手によって態度をかえるとか、二重人格だとか、そんなふうに言われて、他人からの信用をなくすのは必定。できるわけありません。
そういうことで、役者さんに倣って服装をかえてみましょう。そうしたら気分も変わりますし、頭が活性化されて若さが保てます。
おしゃれな女性方はとっくにそうしておられることでしょう。TPO、その時々の気分や一緒する相手に応じて、服装、化粧、アクセサリーを変えているでしょう。それを、意図的にもっと大きく変えてみるんです。
本当は顔も変えたほうが良いのでしょうけれど、そう何回も整形を繰り返すわけにはいきません。
髪型と言いたいところですが、この乏しい髪の毛で、それは無理っていうもの。
歴史小説書く作家さんなんか、着物着ている人多いですね、あれ、カッコつけるためというより、その気分に浸るためでしょう。作務衣なんかもよいですね。
どこかの大統領のように赤いネクタイして、今日はわがまま放題やってやろうなんてのもあり。着古した服や穴の空いたズボンをはいて、ホームレス気分になって見栄とかそういう束縛をかなぐり捨てて自由な気分になるのも良し。学生服着たら青春気分になれるかもしれません。自分の古着を引っ張り出してもサイズ的に無理になっていると思いますので、レンタルで。
おい、お前、これ着てみろ。
なにこれ、セーラー服じゃない。いやよそんなプレイ。
だんだん危ない方向になってきました。
信仰心というもの、もしかしたら人類発祥の時からあった、人間にとって必須のものなのでしょう。そしてそれが発展し組織化され哲学が深まる一方で、人間集団固有の悪い面がでてくる。内部では支配欲と権力闘争、対外的には排他的行動と拡張衝動。
世界的な権威をもつカトリック教会だって、十字軍で他国を侵略し、その後植民地支配の先鋒となった過去があったのは、歴史の事実。
そう思うので私個人としては、宗教団体ってのは、どうも胡散臭いものに見え敬遠しています。
でも、宗教を信じる人の心は尊重されるべきで献身的な宗教人も多い。民衆を導くとか、徳を説くとなると、行き過ぎが生じたりしてしまいますが、個人のなかでとどまっている限りでは美しい。
前置きが長く、くどくなってしまいましたが、机周りを片付けていたら、1枚のメモがでてきました。
どこかの旅館か食堂に貼ってあったのをコピーしたのかな、真言宗かなんかのお寺で戴いたのかな、そのペーパーの出どころは定かではありません。有名な訓戒のようですが、でもその時は初見でこころに響き、いいなと思ったからとっておいたものでしょう。
「無財の七施」で毎日が楽しくなる。無財の七施。
・眼施(げんせ): 慈悲に満ちた優しい眼差しを向けること。
・和顔施(わげんせ): 和やかな笑顔で接すること。
・言辞施(ごんじせ): 思いやりのこもった温かい言葉をかけること。
・身施(しんせ): 自分の体を使って奉仕すること。
・心施(しんせ): 心を込めて思いやりの心で接すること。
・床座施(しょうざせ): 座席などを喜んで譲ること。
・房舎施(ぼうしゃせ): 雨風をしのげる場所を提供すること。例えば、突然の雨に遭った人に雨宿りの場所を提供することなど。
現代では、この七つに「耳施(他人の話をよく聞くこと)」を加えて「無財の八施」とする考え方もあるのだそうです。
よし、実行してみよう。
まてよ、困ったぞ。今、一人暮らしで引きこもり。眼差しをむけようにも、奉仕しようにも相手がいない。困った困った。せめて8番目の耳施で、ネットの配信、聞き流しにせずよく聞こう。
今日から、10日あまり、カンボジア旅行にでかけます。
カンボジアといえば、ボドブドゥールですが、ここは数年前友人とHISの格安ツアーで訪れているので、今回は首都プノンペン中心のベトナム国境エリア、フツーのマイナーな場所です。なぜ行くかと言うと、首都のプノンペンには行ったことがなかったこと、ベトナムから陸路で出入りしてみたかったことが主な狙いです。ベトナムのホーチミンまで片道2万円ちょっと、宿代は平均4千円以下ですから、国内旅行より安上がりです。
ということで、しばらくの間予定稿、あるいはお休みが続くかと思います。
そういうわけで、飛行機ってちょっとした関心事なのですが、最近、国内便も含め、出発遅れが増えているのだそうです。
11月23日の日経朝刊一面で伝えていたのですが、
・もともと世界屈指の正確さを誇っていた日本の旅客機の遅れがふえている。
・2024年度の国内線の定時運航率は84%で、10年間で7ポイント下がった。
・大型機から中・小型機に主力が移り、全体の便数が増え空港が過密になったことに加え激しくなる雷雨も遅れに拍車をかけている。
のだそうです。中国のお陰で中国便は多少減っていますが何しろ滑走路の絶対数が足りない。困ったものです。
対策として、いくつかの案が考えられています。
まず、離発着に要する距離を短くすること。具体的には、オスプレイのように垂直離発着する機能をもつ機体を導入すること。この場合、機体改造にコストがかかること、安全性にやや難があることが、指摘され、現時点では新規参入のLCCに限る方向で議論がすすめられています。
また、滑走路両側に強力扇風機を設置して、離陸機の下及び後ろから、着陸機の全面から噴射する案も検討中です。
これらの案とも一部重なるのですが、滑走路をスキージャンプ台のようにすること、着理事時は強力な逆噴射にくわえ、戦闘機のようにアレスティング・ワイヤーと呼ばれる制動索に機体後部のフックを引っ掛けて急ブレーキを書ける方法が検討されています。乗客に強いGがかかることは否めず、乗客の事前の健康診断、年齢制限が必要ではないかとの意見もだされています。
滑走路自体を増設するのが解決の王道ですが、用地取得に多大な時間を要するため困難であり、そのネックを打開するために画期的な案が出されました。
滑走路の立体化がそれで、二階建てにし、到着便は1階に、離陸便は二階からと使い分ける案です。到着便の場合、屋根の下に突っ込む形になるので、パイロットの心理的圧迫がかかるのが心配されましたが、昨今、ほとんど自動操縦になっているのであとは慣れの問題だろうということです。
この方式の利点は、着陸滑走路に自動洗車機能をもうけることにより、着陸機の整備時間短縮も可能になる点です。
しばらく試行して結果が良いようなら、三階建、地下滑走路の利用も視野において検討をすすめております。
この方式がうまくいくようなら、都心部に飛行場を設けることも可能となるので、おおきに期待されているところです。
最近、急にノドがかすれて、ひどい時は声が出なくなるんです。
ブログにも書いたような気もしますが、以前にも、声がしわがれたことがありました。年取ったら声がかすれるのは当たり前、でも、ちょっとひどい。咽頭がんなんかだったらヤバいんで、病院で検査してもらいましたが、異常なし。嬉しいやら、当惑するやら複雑でした。色々考えたら、最近声を出していないのが原因かもと思い当たりました。そうです、声帯は筋肉、性感帯は神経ですが。
下ネタダジャレはともかく、筋肉なら訓練、声を出すことに励んだら治りました。独居しているとよくありがちなことだそうです。
でも今度のはそんなもんじゃない。声が殆ど出ない。熱も出なくて至って元気なので風邪のたぐいではない。そう言えば、先日、の胸の奥に違和感があるので呼吸器内科のお医者さんに診てもらい、吸入薬を処方されました。レルビア100というやつです。
もしかして、これの副作用?
Googleでレルビア、副作用と入力してみました。最近のGoogle検索は、Geminiが起動して「AIによる概要」というのがでてきます。これによると、「レルベアの主な副作用には、声がかすれる(発声障害)、口の中に白い苔のようなものができる(口腔咽頭カンジダ症)、のどの痛みや刺激感などがあります。これらの副作用を予防するには、吸入後にうがいをすることが推奨されています。」
図星です。このまま声がでなくなるかとの心配が吹き飛びました。
今では、なにかおかしい時はまずAIに聞きます。お忙しいお医者さんに症状を長々と伝えるのは憚られますし、お医者さんだって専門以外はそんなに詳しいわけじゃない。ですから、AIはファーストオピニオンとして有用です。
AIに詳しい症状を説明して、可能性のある病気を教えてもらっています。場合によっては今飲んでいる薬とか、既往症、自分の体質、両親の持病なども伝えるとなお良いかもしれません。
そうしたうえで、お医者さんに行きます。
AIは、顔色はみてくれないし、聴診器もあててくれません。理学検査もしてくれません。薬の処方もしてくれません。ですからお医者さんには診てもらいます。 (ここまではホントの話)
最近、政府も医療費削減の一環で、第一次診断はAIに任せる方向で、大幅に規制を緩和するようです。
準備作業は簡単、パソコンに診断アプリを入れ、カメラを起動、スマートウォッチとリンクさせます。読み取り装置でマイナカードを読ませます。これによって、既往症や投薬状況を伝えることができます。あとは画面の誘導に従い、問診に答えたり、顔写真などを移してもらい診断をうけるだけ。
1時間も2時間も並んだ挙げ句、他の患者さんから風邪を移される心配もありません。
処方箋がでてくるので、それのQRコードを薬局に持っていくか、希望に寄ってはアスクルかなんかで取り寄せることもできます。便利になります。
でも、お医者さんが潰れてしまっては困りますね。ご心配なく、老人サロンとして生き残っていきます。
本棚を整理していたら、昔読んだ「ダムマニア」という本が出てきました。
ダムマニアの友人に誘われて、車に乗せてもらい北関東のダムを見学に行った時買ったものです。
旅行するのにも、漫然と行くのではなく、一定のテーマをもっていくと旅行が一味違ってきます。私自身はやたら列車にのったり漫然と温泉なんかに行ったりするだけですが、歴史ファンだったら、お城巡りとか、戦跡巡りとかするひとおられますね。お遍路さんで御札集め、神社めぐりなんてのもありますね。
そのなかでインフラ系が好きな人も多いようで、何しろ相手がデカい、見ごたえがあるというわけです。旅行じゃないかもしれませんが、工場萌え、なんてのもその亜種ですかね。
ダムマニアもその一派、全国のダムを巡ります。工場めぐり何かと違ってアクセスの良いところばかりとは限りません、登山に準じた心構えが必要になることもあります。中には、一般の人が入れないところにあるダムもあるのだそうで、ますますファン心理をあおります。
ダムですから、普通は山あいにあって、豊かな水をたたえている風光明媚なところにあり、そのなかで巨大な構築物が威容をあらわしているわけですから壮観です。そしてマニアには嬉しいことに、ダムの事務所に行けば、ダムカードという記念カードをくれます。無料です。こういうもの集めだしたら、やめられなくなります。
我が国のダムの数は約3500基、広大な国土をもつ中国、アメリカに次ぐ世界3番目の数を誇るダム王国です。
参考までに、説明をつけますと、「ダム」の定義は河川法で定められていて、水をためたり取水するためにせき止める構造物で高さが15メートル以上のものを言い、それよりも低いものは、堰(せき)と呼ぶそうです。
下記のように分類されます。
・形態別
コンクリートダム
重力式コンクリートダム 見た目はかわらない中空式コンクリートダム
重力式アーチダム
バットレスダム 縦横の柱で遮水壁を支える構造 群馬県の丸沼ダムなど希少
・フィルダム 粘土など遮水層を内部に設置
アースフィルダム(アースダム) 土を盛ったもの
・目的別
洪水調節 上水道用水 河川維持用水 灌漑用水 工業用水 発電 リクレーション 消流雪用水
多目的ダム
・所有者別
国土交通省 農林水産省 水資源機構 地方自治体 電力会社 土地改良区
(宮島咲著「ダムマニア」2011年オーム社)より
なお、水をためずに土石流を食い止める砂防ダム(最近では砂防堰堤と呼称される)や、土砂の流失で山の森などが荒廃するのを防ぐ治山ダムというものもあり、砂防ダムは9万基以上あるそうです。さすが災害大国、土建大国です。
ところで、緑のダムって言葉、ご存知の方も多いかと思います。
森林は雨水を蓄え、洪水を防ぎ、渇水時には水を供給するというダムの役割を果たすのに加え、水質も浄化してきれいでおいしく、魚がそだつ栄養にとんだ水を供給するという、有り難い存在です。これを称して緑のダム。
では、ダムつながりで。田んぼダムは?
水田の排水口に調整板を取り付け、水田の雨水貯留機能をたかめようとする仕組みです。
もともと、全国に広がる田んぼは一定の貯水機能をもっており、下流域の水害防止に役立っているわけですが、これをさらに補強するしくみ。発案者は新潟県の村上地域振興局のご担当だそうで、全国にひろまっているのだそうです。
田んぼの景色大好きです。水を張ったばかりの湖風景、可愛らしい苗がうわった姿、青々とした景色が広がる様、そして黄金色の絨毯。中で農機を操作して田植えや収穫に励んでいる人の点描も好き。なぜって、みずほの国の住人、日本人だから。
田んぼ見に行くなら山装備は必要なく、車でいけます。こういうダム巡りも良いな。そうだ棚田巡りなんて良いな、春がまちどおしい。
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