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森博嗣さんの「読書の価値」を読みました。
読書に関する考察。
森さんのミステリー小説好きだし、小説じゃない本も面白い。
視力が2.0あって子供の頃から苦労したエピソードなど森さんに興味がある方におすすめ。
森さんは1時間に6000文字書けるという。
尋常じゃない仕事の早さ。
自分は頑張っても1000文字くらい。
そんなにすらすら文章が出てくるわけではないし。
大学も難なく合格されたようです。
まず森さんはとんでもなく頭が良い。
某大学で教官をされ、小説をほとんど読んだことがないのにたまたま書いた小説が賞を取り何の苦労をすることもなく作家デビュー。
日本の小説の話は出てきませんでしが海外のミステリーの話は出てきました。
大学の教官だっただけあって理系分野の本はたくさん読んでこられたようです。
森さんの小説は他の人が真似したくても書けない唯一無二の理系ミステリー。
長年インプットされてきた理系の知識が小説のアイデアとして生かされていると感じました。
我々一般人が参考になる話として、本選びではベストセラーを避けること。
みんなが読んでなさそうな本を選ぶことで、自分が得たものの価値が相対的に高まるという。
投資するならば、今は価値がないように見えるもの、隠れているもの、誰もまだ見つけていないものを狙わなくてはならない。
この読書ブログもベストセラーは避けた方が良いのかも。
読書の効用について以下にように述べられている。
連想のきっかけとなる刺激は、日常から離れたインプットの量と質に依存している。そして、その種のインプットとして最も効率が良いのが、おそらく読書だ、と僕は考えているのだ。
読書以外のインプットとなると、テレビ、ラジオ、会話、旅行になります。
普通の人の生活の中での会話のレベルは知れています。
ゴシップも多いことでしょう。
旅行での体験すごく良いと思いますが、しょっちゅう行けるわけではない。
常に一定レベル以上の知識や物語を教えてくれる本は素晴らしいフォーマット。
文章術についても述べられてました。
文章を書く機会は、社会に出ると意外に多いものだ。ほとんどの仕事で、文章術は役に立つ。作家にならなくても、文章が書けることは重要で、どんな資格よりも役に立ち、仕事場では戦力になる。
特に日本では何らかのブログを書いている方も多いのでは。
自分は2008年から雑記ブログを書き始めました。
もう17年経ちます。
仕事も趣味も含めて一つのことがこれだけ続いているのは初めて。
初期の頃の記事を読むと顔から火が出るくらいひどい。
ブログを書き続けていると、頭の中にあるなんとなくモヤっとしたイメージが言語化できるようになってきます。
ちょっとした報告書を書くのもおちゃんのこさいさい。
パソコンを使った事務仕事全般早くなりました。
ブログを書き続けて良かったしこれからも書き続けます。
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