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「SSIDが増えるほどWi-Fi通信は遅くなっていく」の真偽を確かめた

IT

 ここ数年、街中でWi-Fi(無線LAN)を使おうとして接続先を検策すると、数多くの接続先(SSID)があって驚くことがある。店舗や企業が独自のアクセスポイント(AP)を用意し、独自のSSIDを作り、集客や付加価値のために提供している。さらに車内でWi-Fiサービスを提供する電車やバス、タクシーも一部で見かける。

 筆者はiPhoneを利用しているが、過去に一度だけLTEの 1カ月のパケット使用量制限を超えてしまい、通信速度を著しく制限されたことがある。その時の辛さから、できるだけ通信キャリアが提供しているWi-Fiを利用するようにして、パケット使用量を節約している。そうした視点で見れば、多くの場所でWi-Fiが使えるようになってきたことは非常に嬉しいことだ。

 では実際に街中ではどれくらいのSSIDを確認することができるだろうか。通勤途中に「FlukeNetworks AirMagnet WiFi Analyzer」とPCを持って、新宿駅のホームでSSID数を調査してみた(写真1)。

写真1●新宿駅16番線ホーム
写真1●新宿駅16番線ホーム
(撮影:MKI 厚田 大輔)
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 測定するチャネルを1chだけに絞った状態で、朝の新宿駅ホームで見えたSSID数(WiFiアナライザのカウンター:SSID数)は29個だった。モバイルルーターやテザリングで動作しているとみられるSSIDが多く確認できた(画面1)。

画面1●WiFiアナライザで捕捉したSSIDの数
画面1●WiFiアナライザで捕捉したSSIDの数
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2.4GHz帯では、SSIDを通知するビーコンが...

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