
| 世界ランキング : | ⚪︎位 |
|---|---|
| 出場回数 : | 9大会連続9度目 |
| 最高成績 : | 準々決勝 |

9大会連続で出場する南太平洋の島国。「マヌ・サモア(サモアの獣たち)」と呼ばれ、体格の大きさを生かした突破力は脅威だ。プロップ並の体格の選手がウィングのようなスピードで走り回り、個々のパワーは破壊力満点で、走り出したらなかなか止められない。プロップのアラアラトアら、海外の強豪クラブに所属する選手も多い。
22年7月には南半球の強豪が参加したパシフィック・ネーションズ杯で全勝優勝を果たした。日本と1次リーグで同じ組に入るのは3大会連続だが、日本が15年には26−5、19年には38-19で勝っている。
ワールドラグビーは2022年から「代表資格」のルールを変更し、最後の代表戦から一定の期間が経過すれば2つ目の代表チームでプレーすることが可能となった。サモア代表に前回大会でオーストラリア代表だったSOリファリーノやニュージーランド元代表でW杯優勝経験者のプロップ、ファウムイナが加入したことは追い風だ。7月の日本とのテストマッチでは、世界クラスのキープレーヤーを入れないチームで来日し、日本を24-22で破った。世界ランクはほぼ同等だが、日本にとっては侮れない相手になる。

