
「日本の夕陽百選」に選ばれる静岡県西伊豆町の田子。その海中では、夕日に劣らず鮮やかなオレンジ色のキンギョハナダイの群れに出会える
潜行し水深8メートルの根の頂上にたどり着くと、その周囲に広がるテラスのような岩の平場では四方八方からキンギョハナダイの群れが現れる
少し深度を下げ垂直に切り立った岩の壁で待つと、キンギョハナダイに混じってスズメダイの仲間も群れでやって来た
水深35メートル付近には、紫色の大きなソフトコーラルの仲間が観察できる
田子の魅力はダイナミックな外洋のポイントだけでなく、湾内には枝サンゴの仲間の群落が広がっている
これだけのテーブルサンゴが密集して見られるのは伊豆半島では珍しい
白地に黒い2本線のフタスジリュウキュウスズメダイや黄色地に黒丸が目印のトノサマダイが枝サンゴの間を出たり入ったりしていた
枝サンゴの近くを泳ぐツノハタタテダイの幼魚
広げた背びれとしりびれがかわいいヒレナガハギ
枝サンゴに住み着いたイバラカンザシ
ミカヅキツバメウオもゆっくりと泳いでいた
透明度が高く真っ青な海をボート目がけて浮上する