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「彼氏のSNSの使い方にモヤモヤします…。」と題する20代の女性からの投稿が、ユーザー投稿サイト「発言小町」に寄せられました。趣味のコミュニティーで知り合い、交際を始めて2か月になる3歳上の恋人がいるトピ主さん。彼には良いなと思えるところがたくさんあるものの、SNSの投稿が「20代後半男性としては“イタい”と思ってしまうようなものが多い」とのこと。「SNSとリアルのお付き合いは違うからと重く受け止めず、割り切るべき」か、それとも「SNSが合わない時点で、今後の付き合いを考えるべきか」と迷っているそうです。
好きな人ができにくいトピ主さんにとって現在の彼は、将来も考えたいと思える相手とのことで、だからこそ、「SNSへの向き合い方が合わず、イタい感じなのがかなり苦痛です」と心境を明かしています。

具体的に気になっているのは、「インスタグラムが本名で公開アカウント」「顔出しして旅行のVlog(ブイログ)を多数投稿」「エモい感じの写真とポエムっぽい文章を多数投稿」「プロフィルに職業を載せているのがアピールっぽい」「LINEのステータスメッセージに目標や夢を書いている」といった点とのことです。
トピ主さん自身はSNSをあまり使っていないようですね。SNSの利用の仕方や頻度には個人差があり、どう使うのが正しいということはないと思います。ただ、他ならぬトピ主さん自身が「イタい」と感じているわけですし、知り合ってまだ2か月程度の関係となれば、「SNS上の姿は本当の彼とは違う」などと今すぐ割り切って考えるのは難しそうな気がしました。
彼はSNS上で本名・職業・顔をすべて明かし、夢や目標も記載しているとのこと。「SNS系の仕事をしているので仕方ないとも思いつつ」という記述を合わせて考えると、彼は、自己アピールや営業のツールとしてSNSを利用していて、「多くの人に自分という存在を知ってもらい、仕事につながる人脈につなげたい」といった意図があるのかもしれませんね。
旅行などプライベートな内容やポエムっぽい文章も投稿しているとのことで、シンプルに「“いいね”をもらって気分良くなりたい」という気持ちもゼロではないのかなと思いますが、一種の社交ツールとして、何かしらの野心を持ってSNSを使っている可能性を感じます。
もしそうだとして、トピ主さんはどう思いますか? 「仕事で、営業ツールとして使っているなら仕方ないよね」と思うのか。それとも、「なんにせよ、そのガツガツ感がイタい」と感じるのか。後者なのであれば、トピ主さんの仕事観にもつながる部分のため、この先も、トピ主さんの価値観とは相いれないものが出てきてしまうかもしれません。
トピ主さん自身は「SNSには、その人の性格の素が出る」と思っていて、「SNS中毒の人や不特定多数にキラキラアピール等をするのは素敵じゃない。仲の良い人にだけ近況を話せれば幸せだと考えるタイプ」とのこと。小さく閉じた世界で大切に幸せを味わいたいトピ主さんと、自分のことをオープンに発信・アピールしたい彼との間で、幸せを感じるポイントや感覚がずれているのだとすれば、今後、繰り返し衝突が起きてしまいそうな印象を受けました。
トピ主さんは彼の良いところとして、「顔やスタイルがタイプ」「かなり私を好いてくれている」「気遣いができて優しい」「(地方出身で上京しているため、こちらに知人が少ないのもあり)女絡みがあまりなく、誠実で不安が少ない」などを挙げています。
「女絡みがあまりなく、誠実に見える」のは、東京にまだ知り合いが少ないからかもしれず、少ないからこそ、SNSを使って知り合いや所属できるコミュニティーを探したいと思っているのかもしれません。2人が趣味のコミュニティーで知り合ったという事実からしても、彼が新しい街で人脈を広げたいと思っている可能性は高いのではと推測します。
「彼のSNSへの依存度を下げたい」と思っているならば、トピ主さんの友人・知人とのつながりに誘ったり、別のコミュニティーに一緒に参加してみたりと、彼が顔見知りを増やせるようなデートを考えてみるのは一案かと思います。
投稿では、「彼も歳を重ねたらSNSでのアピールなんてマシになるのでしょうか?」との問いかけが見られます。確かにSNSは、投稿しないまま放置されているアカウントも数多くあり、一時はハマっていたけれど、やめてしまったという人が少なくないツールです。この先、彼が「投稿して“いいね”をもらうループに飽きてきた」「頑張って投稿しても、仕事や人脈につながりそうにない」といった理由で、個人でのSNS発信をやめる可能性はゼロではないでしょう。
しかしながら、トピ主さんが「いつかマシになるはず」という期待を持って待ち続けるのは、あまり得策ではない気がします。ずっと今のままかもしれませんし、変わらない彼に対して、トピ主さんが遠回しにトゲトゲした言動をとってしまい、けんかの種になる可能性も。彼のSNSでの発信スタイルがどうしても理解できないと思うならば、折を見て「あなたの自由ではあるけれど、私は仲の良い人にだけ近況を話せたら幸せだと思うタイプだから、あなたのSNSの使い方が気になっている」などと正直な感想を話してみてはいかがでしょうか。
その際、おそらく彼から「自分はこういう目的で使っている、こういうメリットがあるからやっている」といった主張が聞けると思います。その主張を聞くことで、トピ主さんも理解はできずとも納得できる部分があるかもしれませんし、彼もトピ主さんの意見を聞いて、SNSの使い方を考え直すかもしれません。いずれにせよ、内心で「イタい」と思い続けるよりは、建設的な結果につながる気がします。
もちろん、この話が別れのきっかけになるリスクはゼロではないので、言い回しやタイミングは慎重に考えた方が良いと思いますが、仮に「お前には関係ないだろ!」などと強く反発されたら、それはそれで考えるところがあるはず。トピ主さんが「SNSに対する感覚の違いはやっぱり見逃せない」「この件で別れ話が出るなら、結婚に至る縁ではなかったのだろう」と思えたときに、伝えてみてはいかがでしょうか。応援しています。(フリーライター 外山ゆひら)
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