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「行きつけの飲み屋がある彼氏」と題する27歳の女性からの投稿が、ユーザー投稿サイト「発言小町」に寄せられました。30代半ばの男性と交際しているトピ主さん。彼には週2〜4回通っている飲み屋がありますが、店の常連客に男女関係にだらしない人が多いため、トピ主さんは心配が尽きないのだとか。一度は彼に別れを告げたものの、「お付き合いをしていて、良い部分もありますし、いまいち踏み切れない」と悩める心境を明かしています。
その飲み屋にはトピ主さんも何度か一緒に足を運んだことがあるそうですが、彼がとある女性と一緒になった際に、「テンションがあからさまに高く、それに引いてしまい別れを切りだした」とのこと。それに対する彼の言い分は「やましいことはない」で、ひとしきりけんかをした後、彼に「嫌な思いをさせたことは申し訳ない、でもいきなり別れを切りだすのは良くない。0か100かじゃなくて、相談してほしい」と言われたとか。トピ主さんとしても、彼の自由を奪いたくはないため、話し合いの結果、「今後、その飲み屋には二人では行かない。彼ひとりで行く」という結論に至ったそうです。

これらの記述から、トピ主さんが「女性関係でだらしない態度を取る彼氏」をどう扱っていいのか分からないでいる様子が伝わってきました。投稿には「彼女がいるんだから、そのとき(飲み屋に一緒に行ったとき)くらいは、少しは配慮してコミュニケーション取ってよ!」と思ってしまう、という一文もありますが、それこそがトピ主さんの本音ですよね。しかし彼に対しては、そう主張し切れなかったわけで、そこに一抹の不安を感じました。
世の中には、恋人はお互いを最優先するものだと信じて疑わず、「絶対に飲み屋には行かないと約束して!」と迫ったり、「私と一緒のときは、私を最優先に考えて」と要求したりする女性もいます。また逆に、彼氏が他の女性にソワソワしている姿を見ても意に介さず、「どうせ私のところから離れられないくせに」「そんなふうだと、私の方がいなくなるかもよ?」などとおおらかに構える女性もいます。
恋愛では、そのように自分のスタンスが定まっている人の方が、望むような関係性を手に入れやすい傾向はあるように思います。「私はこういう考えだから、ここが合わないなら、やっていくのは無理だな」と、どんどん次の関係性を試していけるからです。そうして、自分が無理せずにいられる“最も相性の良い相手”を見つけて、生涯のパートナーになっていくのですね。
もちろん、カップルがうまくやっていくためには、お互いに譲歩しなければならない場面もありますが、その人にとって重要なポイントで無理を強いられる関係は続かないことが多いです。トピ主さんは「過去の恋愛の経験上、女性にだらしない人とはもう付き合わないと決めていた」とのこと。彼に良いところがあったとしても、女性にだらしないと感じてしまい、そこがどうしても気になるならば、「私が無理せずにやっていけるパートナーではない」と判断するのは一つの選択です。自らの将来を考えて必要な別れだ、と思えるかが鍵になるでしょう。
一方で投稿からは、トピ主さんが彼を好きな気持ちも伝わってきます。「彼ひとりで飲み屋さんに行くことになったのは、他の女性と親しくしているところをみるとつらくなるから」とのこと。要するに嫉妬してしまうということですよね。
もし彼のことが好きで、彼と別れたくない気持ちが強いのならば、「子どもっぽいかもしれないけど、やいちゃうから嫌なの!」と正直に伝えてみてはいかがでしょうか。彼の性格にもよりますが、「あなたの自由を縛りたくない」などと大人の態度を示すより、分かりやすく彼の心に響く可能性はあるでしょう。
やきもちは、適度であれば、恋愛のスパイスになることが少なくありません。トピ主さんがやきもちを焼く姿を見て、彼が「そのくらい俺のことが好きなのだな」などとほほえましく受け取ってくれたら、この先、飲み屋で女性と一緒になることがあっても、「彼女が妬いちゃうから今日は帰るよ」などと自制するかもしれません。希望的観測を含みますが、トピ主さんが気持ちを素直に表現してみることが2人の関係を良い方向に持っていく可能性は、ゼロではないように思いました。
彼の行きつけの飲み屋には“濃いキャラクターの人”が多く、不倫をしている人、女好きな人などが多く見受けられるのだとか。そのため、今は彼の「何もない」という言葉を信じられるものの、トピ主さんとしては、「結婚して10年、20年たったときに、(彼が)その人たちのようにならないかが心配」とつづっています。
「朱に交われば赤くなる」ということわざがあるように、周りにいる人たちの生き方に影響を受けるということは、一般的な傾向としてあると思います。しかしながら、他ならぬ彼の心に「品行方正な人たちより、キャラクターの濃い人たちと付き合う方が面白い」という気持ちがあるわけで、そこを理解した上で彼と付き合わなければ、遅かれ早かれ、彼のそういう部分を御し切れないと感じ、トピ主さんの気持ちがくじけてしまうのではないか、という気もします。
飲み屋に通い詰めていた人でも、大病などをきっかけに、キッパリとやめることはあります。結婚して子どもが生まれると、職場から家にまっすぐ帰ってくる子煩悩なパパに大変身する、ということもあります。一方で、一時的にそうなったとしても、子どもが成長した後にまた飲み屋通いを再開する、なんて姿も目に浮かびます。
トピ主さん自身が10年、20年たったときに、「飲み屋に出かけていく夫より、妻と遊んでくれる夫が良い」と思うのか、「私も好きなことをしたいから、夫は夫で好きなことをして構わない」と思うかによっても、結論は変わってくるように思いました。ぜひいろいろな角度から考えてみてください。応援しています。(フリーライター 外山ゆひら)
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