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熱海土石流で起点とされる盛り土周辺の前土地所有者、新型コロナ巡る詐欺容疑で逮捕…遺族らの賠償訴訟に影響の可能性

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 新型コロナ対策の協力金をだまし取るなどしたとして、静岡県警は15日、神奈川県小田原市の会社役員の男(75)ら3人を詐欺容疑などで逮捕した。男は熱海市で発生した土石流災害で起点とされる盛り土周辺の前土地所有者。県警によると、土石流災害を巡る捜査の過程で詐欺事件が発覚したという。

静岡県警察本部
静岡県警察本部

 ほかに逮捕されたのは、同県綾瀬市の警備員の女(57)と同県平塚市の会社役員の男(76)。

 発表によると、小田原市の会社役員の男と警備員の女は2021年3~4月、当時経営していた飲食店が閉店状態にあり、協力金の交付要件を満たしていないのに、虚偽の交付申請を行い、所管の神奈川県から約160万円をだまし取った疑い。平塚市の会社役員の男は同年4~6月、経営に関与していた飲食店が廃業していたが、偽造書類で虚偽の交付申請を行い、約75万円をだまし取った疑い。認否を明らかにしていない。

 土石流災害を巡り、県警は遺族らの告訴を受けて捜査していた。県警は「土石流事件とは切り離して捜査を進める」としている。

 今月24日には静岡地裁沼津支部で遺族らによる土地所有者や県、熱海市などに損害賠償を求めた訴訟があり、小田原市の会社役員の男への尋問が予定されている。小田原市の会社役員の男が逮捕されたことで、訴訟の進行などに影響が出る可能性がある。

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