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15日午後0時25分頃、東京都港区赤坂の5階建て個室サウナ店で「非常ベルが鳴っている」と110番があった。警視庁赤坂署と東京消防庁によると、3階一室にあるサウナ室の内壁などが焼け、約1時間後に消し止められた。サウナ室で利用客の30歳代の男女2人が意識不明の状態で倒れているのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された。

同署幹部によると、2人は裸で、サウナ室の出入り口ドアに頭を向けた状態で倒れていたという。ともに肩や背中にやけどがあり、同署が詳しい出火原因や身元を調べている。

同店のホームページによると、店内にはサウナ室や水風呂、休憩スペースを備えた個室が複数ある。料金は、ビジターが120分で1万9000円から。会員には「モーニング」から「ダイヤモンド」まで5つのクラスがあり、月額料金は6万~39万円となっている。
同署によると、2人がいた個室は6~8畳ほどで、サウナ室は約2・5畳の広さだった。
現場は東京メトロ千代田線赤坂駅から南に約350メートルのビルや住宅が立ち並ぶ地域。