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12日午前6時55分頃、秋田県北秋田市阿仁荒瀬の秋田内陸線荒瀬―

国土交通省は鉄道事故に認定し、運輸安全委員会が調査を始めた。
運行会社の秋田内陸縦貫鉄道(北秋田市)によると、事故を起こした列車は午前5時2分に阿仁合駅(同市)を出発して約5分後、右カーブを抜けた先で脱線した。線路上には、斜面から倒れてきた直径約20センチのスギの木が折れて散乱していたという。
現場は荒瀬駅から約700メートル南で、山間部を阿仁川に沿って走る区間。11日夜の運行時は異常がなかった。斜面は私有地で、雨などで地盤が緩み、12日朝にかけてのり面が崩れて木が倒れた可能性があるという。

事故の影響で、秋田内陸線は12日、阿仁合―角館(仙北市)間で運転を見合わせ、復旧には数日かかる見通し。