北斗の津波注意報、不具合で音声流れず

　北斗市は、８日の地震に伴って市内に発表された津波注意報が、防災行政システムの不具合で放送されなかったと明らかにした。

　１０日の市議会定例会で市が報告した。本来、津波注意報などは全国瞬時警報システム「Ｊアラート」から市庁舎の設備を経由し、自動で市内１３８か所のスピーカーなどで音声が流れるが、８日は市庁舎の設備で不具合があり流れなかった。経年劣化も考えられ、修理をするが、当面は手動で放送できるよう職員が２４時間態勢で対応にあたる。

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