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朝ドラ「ばけばけ」が描く小泉八雲の夫婦の日常、ヒロイン・高石あかりが語る「八雲作品の魅力」とは

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 明治時代の作家で、作品集「怪談」で知られる小泉八雲こいずみやくも(ラフカディオ・ハーン)とその妻、セツをモデルにした夫婦の日常を描くNHKの連続テレビ小説「ばけばけ」が、29日から放送される。

 高石あかりさんは朝ドラのオーディション挑戦3回目で、念願のヒロインの座を射止いとめた。「小さい頃から朝ドラのヒロインになることが一番の夢でした」と感慨かんがい深げに語る。

高石あかりさん(右)、トミー・バストウさん(左)
高石あかりさん(右)、トミー・バストウさん(左)

 高石さん演じる松野トキは、トミー・バストウさんが演じる英語教師ヘブンと「怪談が好き」という共通点をきっかけに親しくなる。日本語が得意ではないヘブンと英語ができないトキは、文化の違い、言葉の壁を越えて、心を通わせていく。

 高石さんは「文化や言語が違うことの難しさがたくさんある中で、それをはるかに超える驚き、通じ合ううれしさ、文化を知る楽しさがあると思います」と話す。10年ほど日本語を学んできたイギリス出身のトミーさんも、日本文化の理解を大事にしてきたといい、「日本語を勉強し、成長させてもらっています」と語る。

2人に共通する「怪談好き」

 春に撮影が始まって半年ほどたち、ようやく放送を迎える。どんな夫婦を演じていきたいか聞くと、高石さんは「(八雲とセツは)お互いにお互いのことが大好きで、素直に気持ちを伝え合える。その関係性を大事にしたいです」と意気込む。一方、トミーさんは「言葉よりフィーリング。お互いの文化さえ尊重すれば、愛が育まれると思う」と自然体だ。

 ちなみに、高石さん、トミーさんも怪談好き。八雲作品の中では「雪女」がお気に入りだという。高石さんは「八雲さんの描く怪談は、怖いだけではなく、人の欲や愛情といったいろんな感情が組み込まれていて、私はそこが好き」と話す。

 「この世はうらめしい。けど、すばらしい」。ドラマにはそんなキャッチコピーがついている。困難にぶつかりながらも、笑って前を向いて生きていく――。そんな夫婦二人三脚の物語が、いよいよ始まる。

(文・前田啓介 写真・佐藤俊和)

プロフィル

たかいし・あかり 2002年12月19日生まれ。宮崎県出身。19年から俳優として本格的に活動。近年の出演作に、映画「夏の砂の上」、ドラマ「御上先生」(TBS系)、Netflixドラマ「グラスハート」などがある。

Tommy Bastow 1991年8月26日生まれ。イギリス出身。日本の戦国時代を描いたハリウッド時代劇「SHOGUN 将軍」に出演するなど、国際的に活躍している。

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