第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)の予選となるプリンセス駅伝が19日、福岡県宗像市の宗像ユリックスを発着点とする42・195キロのコースに31チームが参加して行われ、徳島県の大塚製薬は2時間19分39秒で10位に入り、上位16チームに与えられるクイーンズ駅伝出場権を8年連続で獲得した。三井住友海上が2時間15分53秒で優勝した。
大塚製薬は1区真也加がトップと52秒差の18位で発進。2区堀尾が順位を一つ下げたものの、3区川内が区間13位と粘り17位でリレー。外国人選手が集う4区の西谷も堅実な走りで20位でたすきをつなぐと、9月の世界選手権女子マラソンで7位入賞した5区小林が区間2位の快走で一気にチームを本大会出場圏内の14位に押し上げた。最終6区の棚池も区間2位で4人を抜く好走を見せ、10位でゴールした。
徳島県関係では、5位のシスメックスで6区に出場した酒井想(高浦中―岡山・興譲館高出)が21分59秒の区間4位。18位のデンソーで5区を走った松谷里緒(鳴門高出)が35分49秒で区間15位だった。
一気にクイーンズ圏内に押し上げる新エースの走りは、好選手が激突した5区(10・4キロ)でも光った。世界選手権女子マラソン7位入賞の小林が6人抜きの区間2位で故障者が…