牟岐町出身のフラメンコ舞踊家小島章司さん(86)=東京都港区=が、26日に徳島市のあわぎんホール、30日に東京都中央区の銀座ブロッサム中央会館で公演を行う。近年は「舞踊家人生の集大成」と位置付け、祈りをテーマにした振り付けで観客を魅了。約1年9カ月ぶりとなる古里徳島での公演に向けて、フラメンコ界の巨匠は「最高の踊りと音楽を届けたい」と話している。
最高の踊りと音楽 届けたい
徳島、東京公演のタイトルはメインプログラムの題名にもなっている「フラメンコナウタ」。スペイン語の「ナウタ」は「船乗り」を意味することから、「フラメンコが大好きなダンサーが船員となって世界中を巡り、その魅力を伝える」との思いを込めた。
両公演ともメインプログラムは同じ内容。徳島公演は2部構成とし、第1部に県内の「むぎコジマフラメンココリウス」と「むぎっこフラメンコ」、「…