ボクシングWBC世界バンタム級王座決定戦(24日、トヨタアリーナ東京)で、井上拓真(29=大橋)に判定0―3で敗れた〝神童〟こと那須川天心(27=帝拳)が、25日に自身のSNSで胸中をつづった。
試合序盤こそスピードを活かして有利に戦った那須川だが、3ラウンド(R)以降は徐々に距離を制されてポイントを奪われる展開。逆転の一撃を狙うも不利を覆せず、キック時代を含めプロ55戦目で初黒星となった。
一夜明け、自身のXなどのSNSに投稿した那須川は「試合負けました 人生なかなか上手くいかない 悔しいです この感情と共にまた日々を送ります」とコメント。
試合後、観客席に向かい座礼した写真も共にアップして「謝りはしません 一生懸命やりました 後悔は無いです」とした。
さらに今後に向けて「堂々と前を向いて生きていきます 負けたからなんだ 何も変わる事なんてないよ 人生実験です 挑戦し続けます」と再起を力強く誓う。その上で「沢山の応援をありがとう 必ずやり返すから ボクシングに出会えて良かったと心の底から思います 皆さんまた一緒に生きていこう」と呼びかけた。
この投稿に格闘技界も反応だ。2018年9月にキックルールで激闘を繰り広げた総合格闘家の堀口恭司は「こっからでしょ」とエール。ユーチューブで対談するなど親交のある青木真也は「おれたちはファミリーだ」としている。

















































