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金村義明氏 涙が出るほど感動した長嶋茂雄さんの思い出「仕事がない」と答えると…

[ 2025年6月12日 15:15 ]

金村義明氏
Photo By スポニチ

 近鉄、中日など3球団でプレーした金村義明氏(61)が9日放送のMBSラジオ「金村義明のええかげんにせ~!」に出演。肺炎のため3日に89歳で死去した巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄さんを悼んだ。

 長嶋さんの野球本をボロボロになるまで読んで育ったという金村氏。「野球界の象徴。太陽のような人」と振り返った。

 今でも涙が出るほど感動した思い出があるという。

 現役引退した翌2000年2月。金村氏は12球団の春季キャンプ地を巡った。ユニホームを脱いだばかり。まだ所属のテレビ局も新聞社もなかった。たいていは球界OBとして“顔パス”で見学できたが、巨人は特別だった…。

 長嶋さんが巨人監督として「背番号3」を復活させた年で、その背中をいつお披露目するか日本中が注目する中、まだ評論家でもない自分は門前払いされるのではと心配していた。

 それは杞憂に終わる。金村氏の訪問を快く受け入れたばかりか、長嶋さんから「仕事あるのか?」と声をかけられた。

 「ないんです」と正直に答えると、長嶋さんは「そうか。ご飯食べていきなさい。選手と一緒に」と、キャンプ地の選手食堂で食事していくように勧めてくれた。

 そして、「お腹が空いたらシーズン中でもいつでもいらっしゃい。我々は球界の仲間だから」と、また食事に来なさいと誘ってくれた。

 その言葉に金村氏は感激で震えたという。

 驚いたのは、その年、12球団のキャンプ地を回る中で、高知のダイエー(現ソフトバンク)キャンプを訪問すると、王貞治監督(当時)からも「金村くん、仕事あるのか?」と声をかけられた。

 「ONで一緒のこと言ってくれた」と驚いたことを明かした。

 ただ、長嶋さんはずっと金村氏に対し、「カナモリくん」「カナモリくん」と呼びかけていた。

 金村氏は「カネムラですって言えないし、もうカナモリでいいやって思った」と笑って振り返った。
 

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