
大学教育再生加速
プログラム(AP)事業
社会での価値創造を志向する「創造的人間」の育成
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大学教育再生加速プログラム(AP事業)とは
本学ではこれまでの取組を通じ、多くの科目でアクティブ・ラーニング(以下、AL)を導入しています。そこで本事業では、ALの質的向上により、授業外学習時間の増加と理解度の向上を図ります。この取組を確かにするために、汎用的能力などALの成果測定を行うアセスメント科目(3つのアセスメント・ゲート)を学年進行に応じて用意します。
アセスメントには様々な評価指標を用い、その成果やプロセスを振り返ります。その際、教える側と学ぶ側、双方がその科目が目指す学修目標等の達成にどの程度の関与できたのかを学友、あるいは同僚同士で相互評価し、更なる改善に向けた建設的な自己評価を促します。
ALの成果が評価資料として可視化されることで、教員は授業改善のPDCAサイクルを確実に進めます。また、他者への貢献・社会での価値創造を志向する「創造的人間」の育成を目指す本学にとって、建設的な自己評価能力の育成は必須であり、大学全体の改革構想を進めるものです。

APの取り組み理解のために
APプロモーションビデオⅠ:「アクティブ・ラーニング型授業で学ぶにあたって」
創価大学でのアクティブ・ラーニング(AL)型授業における学習活動や学習習慣について心構えを持ってもらうことを目的とした映像。「従来型授業とAL型授業との違い」や、「AL型授業の狙い」等を収録。
APプロモーションビデオⅡ:「アセスメント科目での振り返りについて」
AL型授業の一部を「アセスメント科目」と定め、定期的に「振り返り」の機会を設定している。その取り組みについての理解を深めることを目的とした映像。具体的な方法や、実施している様子、学生の声や目指す学習者像などを収録。
APプロモーションビデオⅠ:「アクティブ・ラーニング型授業で学ぶにあたって」
APプロモーションビデオⅡ:「アセスメント科目での振り返りについて」
取組のポイント
教育の質の向上を目指す取り組みを紹介しています。
取組のポイント
教育の質の向上を目指す取り組みを紹介しています。
1:アセスメントゲートにおける自己評価ルーブリックの考え方
本学ではアクティブラーニングの効用として、知力・学力だけではなく人間力の向上も期待しています。この人間力の向上を、大学生になる段階(マイルストーン)、自立学習者に向かう段階(タッチストーン)、創造的人間に向かう段階(キャップストーン)という3つのステージを経る発達過程として考えて見ます。 Assessment as learning すなわち、学習としての評価、あるいは評価を通じての学習に使うことを想定して、ルーブリックを開発導入します。ルーブリックは具体的に本取り組みの図のように、自己評価の体験を学生一人ひとりが行います。

1年次で行う自己評価
大学での学業の基礎となる技能や態度を可視化します。
その結果を学生が自己評価し、その後の学生生活のも目標設定に役立てます。
これが最初のアセスメントゲートです。
2年次から3年次での自己評価
自らが歩む学びの道程で、どのような力(汎用的能力)を身につけてきたのかそれを試してみる科目や課題が必要です。
汎用的能力の身長を点検する科目がアセスメント科目です。
3年次後半から4年次での自己評価
自らが学んできた専門的な知識を自らの意思で活用してみる機会を与え、その活用能力や方向性について自己点検する科目を設定します。専門科目と共通科目の学習成果を振り返るための課題や活動を振り返るための課題や活動を組み込んだアセスメント科目として、卒業後を意識し始める時期に開講することになります。
2:自己評価を促す工夫

2.学生はポートフォリオに収められた学習成果物を参照しながら、自らの取り組みを自己評価します
3:教員研修
良い授業を提供していくために、教員向けに春休みや夏休みを利用した 集中型の教員研修を行います。
研修を通じて後ろ向き授業設計の仕方、ポートフォリオの活用法、アクティブラーニングの指導法など、今回の事業に必要な知識を身につけます。


経営学部の取組
経営学部を先導学部として、AL手法を用いた授業設計の見直しとアセスメント科目を導入し、学修成果の評価を強化しています
経営学部の取組
経営学部を先導学部として、AL手法を用いた授業設計の見直しとアセスメント科目を導入し、学修成果の評価を強化しています
本学は、今年度開設の国際教養学部を含め8学部から成り立っています。改組など各学部の状況に応じて教育改革を進め、先導的な改革モデルを示す必要があります。先進的なAL実践の実績(河合塾調査で紹介)があり、専門科目クラスター制による高次なAL展開を期待できることから、経営学部を先導学部としました。
下図のようにアセスメントを意識しつつ、AL手法が効果的に機能するように授業設計を見直したアセスメント科目を設定し、学修成果の直接的評価を行います。他の各学部には試行・準備期間を設け、平成29年度中に全学のカリキュラムを見直しを始め、平成30年度に向けて漸進的な全学展開(通信教育部を除く)を行います。

学修成果の把握
学修成果を定量的に把握し、コアカリキュラムにアセスメント科目を組み込み全学で展開しています。
学修成果の把握
学修成果を定量的に把握し、コアカリキュラムにアセスメント科目を組み込み全学で展開しています。
学年進行に応じた学修成果測定を主な機能とするアセスメント科目(3つのアセスメント・ゲート)を用意し、教える側と学ぶ側、双方がその科目の目標達成にどの程度貢献できたのかを点検する体制を整えます。その点検結果に基づき、自らの学修成果を評価し、互いに励ましあって次の学修について考えさせます。
複数の学生調査(卒業生調査を含む)を組み合わせ、学士課程プログラム全体を通じた学修成果を定量的に把握します。最終的に、下図のようにコアカリキュラムにアセスメント科目を埋め込むことで、全学展開します。

高度な研修の実施
本事業で数日の高度研修を実施し、教育力向上と内製化を図ります。
高度な研修の実施
本事業で数日の高度研修を実施し、教育力向上と内製化を図ります。
昨年度の授業アンケートによると、対象科目(1868科目)の8割を超える1513科目で能動的な学習の機会が提供されていました。このように本学の教員は非常に高い授業改善の意識を持っています。本事業では、数日間必要な高度な研修を実施し、教育力を高めることを目指します。同時に、研修の内製化も進めます。
このような研修の受講は、意識の高い教員にとってはインセンティブとなり、改革が進むでしょう。具体的には、授業外学習が授業理解や学習意欲の向上に結びつくALワークショップを全教員対象で実施します。AL講座は1日研修となるため、全課程で5日間(30時間)かかります。教員は、最低2日の研修に参加することが期待されます。

相互評価文化の醸成
「勇気」「知恵」「慈悲」は、本学が目指す創造的人間の3大資質であり、相互評価はその基礎訓練です。
相互評価文化の醸成
「勇気」「知恵」「慈悲」は、本学が目指す創造的人間の3大資質であり、相互評価はその基礎訓練です。
自らの学業成果を客観的に見つめ、または友人の学修達成度を誠実に評価するには勇気がいります。種々の指標を用いて適正に評価するには、知恵が必要です。相手の成長を思いやり、知恵を搾り勇気を出して語るには慈悲が必要です。「勇気」「知恵」「慈悲」は、本学が育成を目指す創造的人間の3大資質であります。このような成長指向の相互評価は、まさに創造的人間に育つための基礎訓練です。
【学生の相互評価】
相互評価を先導するピアサポーター(シニアSA)の養成を進め、互いの成長を促す相互評価を体験する機会を学生に与えます。学生はAL指標ルーブリックなどを使った相互評価を通じて、自らの学修成果と向き合い、次の学修をデザインし成長目標をシートに記入します。
既存のポートフォリオシステムを活用し、様々な学生調査の結果と共に自己成長記録として保管・蓄積します。これにより、次のアセスメント科目履修の際には授業開始時の目標設定の参考となり、学年進行に沿って自らの成長を振り返る際の資料となります。
【教員の相互評価】
教員は質問会議(アクションラーニング)と呼ばれる問題解決を促進する会議手法を用いて、授業ポートフォリオを活用しながら同僚と授業改善計画を考えます。質問会議は、ALマスター(後述)を中心に実施します。この同僚間の相互評価は、学部や大学の学修成果達成に向けた内省の機会となります。
その際、履修学生の意見や態度など、改善に必要な情報の収集を PASS(Peer Assessment Support Staff:アセスメントの訓練を受けた学生) が支援します。教員にも授業改善に関する相互評価の機会を与え、教員側の評価意識の変革を促すことで、成長指向の相互評価文化の醸成が加速的に進みます。

実施体制
本事業は学長のリーダーシップの下、教学担当副学長が統括責任者となりPDCAサイクルを意識して実施しています。
実施体制
本事業は学長のリーダーシップの下、教学担当副学長が統括責任者となりPDCAサイクルを意識して実施しています。
全学部への波及
各学部の標準的な事業の進め方と、全学への展開は次の通りおこないます。
全学部への波及
各学部の標準的な事業の進め方と、全学への展開は次の通りおこないます。
行事・活動報告
主催事業、参賀事業等の案内・報告を順次掲載していきます。
過去の主催事業、参画事業などの案内報告は、こちらです。
FDフォーラム・Workshopの開催実施
FDフォーラム・Workshopの開催実施
2015年2月22日(日)AP採択記念FDフォーラムを実施いたしました。





2015年2月22日(日)、本学中央教育棟AE452教室にて「大学教育再生加速プログラム(AP)採択記念、創価大学FDフォーラム」を開催し、学内外より大学関係者および学生等、約100名が参加しました。
本フォーラム午前の部では、馬場善久学長の開会挨拶の後、山形大学エンロールメント・マネジメント部の福島信司教授から『教学マネジメントの活性化とIRによる「見える化」「言える化」~「学生を知り抜くため」のEMIRの実践事例から~』と題した基調講演が行われました。IRとはInstitutional Reserchの略で、大学の業務改善や意思決定の支援を行う取り組みをいいます。
講演の中で、福島教授は、山形大学における、学生の価値の創造及びその最大化を目指すマネジメント活動や独自の「総合的学生情報データ分析システム(EMIR)」について紹介。「データに基づいて決断する組織文化を醸成することで、学生の満足度や目標達成感等の向上を中心においた教育改革マネジメント・サイクルが実現できます」と語りました。
午後の部では京都大学高等教育研究開発推進センターの松下佳代教授に『学生に求められる能力とその評価』と題して、学生への学習成果の評価方法が多様化する中で、学習者の実演や作品などのパフォーマンスを通じて学習を直接に評価する「パフォーマンス評価」について言及。そして、パフォーマンスの質を段階的・多面的に評価するための基準表として、様々なタイプのルーブリックの実践事例等を交えながら、学生にとって評価それ自体が学びになるようにデザインすることの重要性を述べました。
また、国立教育政策研究所の高等教育研究部長の川島部長は『アクティブ・ラーニングの展開とFDの課題』の題において、学生の主体的学びを促すための始点として、中央教育審議会の答申で「学修時間」がクローズアップされている点に触れ、学生の学修時間が増加するための授業を企画し、実践することがアクティブ・ラーニングの目的の一つであると講演しました。
本学教育・学習支援センター長の関田一彦教授から「本学の大学教育再生加速プログラム(AP)取り組みの概要」について報告がありました。良質なアクティブ・ラーニング科目の定義として「受講者が科目の学習目標を意識(理解)して学習に取り組み、その結果、授業外学修時間が1時間を超え、授業内容の理解が十分になされている授業」と説明があり、その推進にあたって教員研修の実施や数値目標等について話がありました。最後に川島氏から講評をいただき、今回のFDフォーラムを締めくくりました。
ファシリテーション研修
ファシリテーション研修
2015年1月7日 SPACeアリーナでAP推進チームワークショップが行われました。
講師に鈴木佳子氏(フットステップス)と岩田好司氏(久留米大学)を招きまして、AP推進本部と経営学部推進チームで今後のAP事業の推進にあたり、意見交換、ロールプレイを行いました。今後のAP事業の推進を進めていく上での問題意識の共有とゼミや授業で応用できる手法を議論しました。


アクションラーニング研修
アクションラーニング研修
アクションラーニング基礎講座研修に本学の教員が参加しました。
AP経営学部推進チーム4名が東京渋谷こどもの城において、2日間にわたるアクションラーニング基礎講座に参加をしました。初日の午前はアクションラーニングとは何かをテーマに、午後はプロセスの理解をテーマにしたレクチャーと6人で構成されるグループでの2つのセッションを行い、最後に振り返り(リフレクション)を行いました。2日目は学習コーチの役割と特徴レクチャーと3つのセッションを行い、プロセス導入のステップにポイントと事例を振り返りました。
参加者の声
- 質問会議(一人の問題提示者に対し、質問しながらその問題を明らかにしていくという手法が柱となるセッション)の体験を通して、質問会議をアクティブラーニングの深化のためにPDCAに取り込むことの重要性を感じました。
- 研修の受講に際して、大学教員として同僚間の問題解決、学生リーダーであるSA学生間の問題解決にいかに応用されるべきかを考慮しながら進めました。
- 今後は授業にどのように導入するか、SA学生をどのように育成するかを検討するべきという意見もありました。
PA(プロジェクト・アドベンチャー)・SA研修実施
PA(プロジェクト・アドベンチャー)・SA研修実施
プロジェクトアドベンチャーとは
プロジェクトアドベンチャ―(以下、PA)とは、アドベンチャーの持つ力を学校教育の場で活用するために開発された体験型の教育手法です。 国内では、学校教育における「クラスづくり」はもちろん、企業やスポーツチーム対象の「チームビルディング」など様々な分野に適用されています。グループで様々な課題解決活動を行い、グループの信頼関係を築きながら、その中で気づいたことや学んだことを、グループのメンバーと共有し、他の場面でも活用できる学びへと転換していきます。








SA研修実施
SA研修を実施いたしました。SAとはプロジェクトアドベンチャーでのサポートを行うシニアアドバイザーです。
当日来てくれた高校生に遊び方をレクチャーするため、SAがプロジェクトアドベンチャー当日に実施するプロジェクトアドベンチャーの内容について研修を受けました。
プロジェクトアドベンチャーの内容は大きく2つの種類があります。
アイスブレイク
ラインナップ、キャッチアップ、ネームトス、あやとりを行うアイスブレイクでは初対面での不安な気持ちや緊張した雰囲気を和やかにする目的があります。
パイプライン、オールアボードを行う問題解決
課題をどうすれば達成できるかをグループで意見やアイディアを出し合いながら、協力して課題を達成する目的があります。








推進委員会 実施報告
推進委員会 実施報告
委員会実施報告
第1回 AP定例会 10月3日(金)
SA、TA採用について審議を行い。交付申請について確認を行いました。
第2回 AP定例会 10月8日(水)
SA、TA採用について審議を行いました。
第3回 AP定例会 10月17日(火)
SA再募集の採用可否について審議を行いました。
第4回 AP定例会 10月21日(火)
今後、一年間の経営学部AP 推進の流れについてとSA使用申請書について審議を行いました。事務局よりSA採用者一覧について報告がありました。
第5回 AP定例会 10月31日(火)
ファシリテーション研修のスケジュールについて審議しました。
第6回 AP定例会 11月14日(金)
ALマスター研修、SA研修案について審議しました。経済学部説明会実施について報告がありました。
第7回 AP定例会 11月21日(金)
APコーディネータ、3月に実施する研修の内容について審議をしました。
第8回 AP定例会 11月28日(金)
教員研修、愛媛大学との共同研究、看護学部からの要望について審議を行いました。
第9回 AP定例会 12月5日(金)
1月7日教員研修について審議しました。事務局より(APアルバイトの件・予算執行状況報告の件)の報告がありました。
第10回 AP定例会 12月12日(金)
1月7日教員研修(内容)、教員研修の場所について、審議いたしました。事務局よりAPアルバイトの件・予算執行状況報告の件の報告がありました。
第11回 AP定例会 12月19日(金)
1月7日教員研修、3月経営教員研修、ルーブリックについて審議を行いました。
第12回 AP定例会 1月16日(金)
ルーブリック、2月APフォーラム、懸案事項について審議を行いました。経営教員からSA研修の途中経過、1月7日研修について報告がありました。
第13回 AP定例会 1月23日(金)
ルーブリック、外部評価について審議を行いました。2月APフォーラム、アクションラーニング研修レポート、八戸工業大学より依頼状、関西国際大学視察出張申請・AP研修会・参加教員の報告・確認を行いました。
第14回 AP定例会 1月30日(金)
SPACeピア・サポート学生組織結成、全学協議会への事業内容報告について審議を行いました。ハイパフォーマー指標作成、2月APフォーラム(現状報告)、外部評価委員、アクションラーニング研修レポート、AP研修会、経営学部説明会日程について確認と現状報告を行いました。
第15回 AP定例会 2月13日(金)
H27年度調書、包括協定について審議をしました。
ハイパフォーマー指標、ル-ブリック、卒業生調査、2月APフォーラム、外部評価委員、経営学部科目担当表、SA使用報告書について報告・確認を行いました。
第16回 AP定例会 3月6日(金)
H27年度調書、先進事例視察報告、各ルーブリック、AP研修会について現状報告を行いました。
AP評価委員会
第一回AP評価委員会 2月22日(日)
参加者:外部評価委員、学内推進本部
評価委員ご紹介、本取り組みの説明、評価コメント、意見交換を行いました。
講師派遣・視察受け入れ
講師派遣・視察受け入れ
講師派遣
本学から講師を派遣しました。
9/16「アクティブらーニングの魅力と難しさ」 桜美林大学
12/12「アクティブラーニングの時代」 中部大学
12/13「アクティブラーニングと創価大学の取り組み」 私連大学 私立大学フォーラム
12/10「創価大学のピアサポート ラーニングコモンズ“SPACe”を中心に」 東京工科大学FD講演会
視察受入
各大学から視察の方が大学に視察に訪問されました。
■福岡工業大学 様 (2014年12月19日)
LTD学習法を活用した反転学習の授業見学、ALでの学び方の取得内容を視察されました。SAの活動内容および ALアセスメントや成果についてご教授頂きました。
■山口大学 様 (2015年1月8日)
LTD学習法を活用した反転学習の授業見学、ALでの学び方の取得内容を視察されました。SAの活動内容および ALアセスメントや成果についてご教授頂きました。




