19Photo by DaveThomas,released under the Attribution Creative Commons license,from http://www.paulgraham.com/bio.htmlデフォルトで生きているのか、デフォルトで死んでいるのか?http://paulgraham.com/aord.html
メトリクスを決めるために意識しなければいけない 3 点を挙げる。59メトリクスを決めるために1.ゴールとメトリクスを決めるメトリクスはゴールの達成度合いを測る指標であり、ゴールなしにメトリクスは存在しない。財務のメトリクスはすべての企業で同じだが、プロダクトのメトリクスやオペレーションのメトリクスはビジネスによって異なる。よって自社のプロダクトや状況に適したメトリクスを決める必要がある。また現在の会社のステージに合わせたメトリクスを設定すること。2. One Metric That Mattersメトリクスの候補は多く挙げることができるが、リソースの足りないスタートアップは常に OMTM(One Metric That Matters) を考えて、いまもっとも重要な一つのメトリクスに集中する。3. 砂場に線を引くメトリクスの達成目標数値を、その後に変える前提で設定し、関係者で合意を取る。またその目標は動く目標だと知る。その後に変える可能性が高いので「砂場に線を引く」という表現がLean Analytics で使われている。
Active User は基本的な指標として取り扱われやすいが、どうやって「アクティブ」かどうかの定義をどう行うかは難しいポイント。87ActiveUserActive の定義をするプロダクトに合わせて、何をもって「アクティブ」ユーザーなのかを決める。例えば:• ログインしたかどうか• ある操作をしたかどうか• ゲームを 1 回プレイしたかただし顧客が価値を感じる、適切な「アクティブ」の定義が必要。たとえばログインだけだと、「とにかくログインさせる施策」が走りやすくなり、お金をかけてログインを増やすもののプロダクトに価値を感じず、すぐにチャーンしていく悪循環が起こるときがある。期間を定めるプロダクトに合わせた、適切な期間を設定する。毎日:Daily Active UserSNS や生産性系のツールなど2, 3 日:Bi-daily Active Userゲームなど毎週:Weekly Active Userビジネス系の一部など毎月:Monthly Active User経費精算など率で取るActive User は絶対数ではなく、極力比率を見ていったほうが良い。たとえば• 全登録ユーザー中のアクティブユーザー率など。コホート分析をする場合、• 特定チャネルから入ってきた全登録ユーザー中のアクティブユーザー率などを取ると良い。