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サーバーレスの話

2016/10/22(土) JAWS Festa 東海道で話した資料です。

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the future will be...2016.10.22株式会社セクションナイン 吉田真吾serverless
吉田真吾n バックグラウンド証券システム基盤開発p 基盤開発、Oracleチューニングなどエバンジェリストp 講演年間113回(2013年実績)p AWS設計・構築・移行(2014-2015)n 現在のしごと(株)セクションナイン 社長p AWSコンサルティングMobingi, K.K. VP of Engp サービスデベロップメントn 実績等p AWSウルトラクイズ初代チャンピオン (2012年)p AWS Samurai 2014p AWSエキスパート養成読本 執筆p AWS認定全資格(5種類)保持p Oracle Database 11g認定 (OCP,Performance Tuning)保持
What is Serverless?
2012: The Dawn of Serverless• Why The Future Of Software And Apps Is Serverlessby Ken Fromm, VP of Business Development at Iron.io• コンピューティングリソースの調達リードタイムの短縮• スタンダローンアプリからの変化(現在のMicroservices)• クラウドで柔軟にコンピューティングリソースをサービスとして利用することができる• サーバーが要らないということではなく、開発者はサーバーについて「考えなくてもよくなる」http://readwrite.com/2012/10/15/why-the-future-of-software-and-apps-is-serverless/
2014: The Dawn of Serverless Computing (FaaS)• FaaSの台頭• All you need is “Code”• 調達リードタイムの最短化• based on Container tech• 分散実行環境• コスト低減• 実行時間のみ課金• アーキテクチャにおける責務• Stateful >> Statelessへ• 永続データ >> 揮発性• モノリシック >> Microservices• バッチ処理 >> イベントドリブンhttps://aws.amazon.com/jp/about-aws/events/reinvent-report-2014-pt2/
Serverless Compute Manifesto1. ファンクションはデプロイ単位/拡張可能単位で管理2. 機器/仮想サーバー/コンテナがプログラミングモデルから見えてはいけない3. データを永続化するストレージは他の場所に確保する4. リクエスト単位にスケールを管理することでユーザーをキャパシティ管理から解放する5. 実行時間のみに課金し、アイドル時間に課金してはならない6. どこでも実行できることで、いわんや耐障害性がある7. コードだけ持ち込めば動作する8. メトリクス収集やログ取得は必須要件である
メッセージドリブンアプリケーション• オンライン広告システム• 素早い配信(と同時に)アクティビティ記録• 非同期にサーバーに送信していた部分をスケーラビリティを気にしなくていいFaaSに送信• その他、アップロードコンテンツのサムネイル作成などhttp://martinfowler.com/articles/serverless.html
https://speakerdeck.com/ikait/serverless-architecture-supports-nikkeis-paper-viewer
https://speakerdeck.com/ikait/serverless-architecture-supports-nikkeis-paper-viewer
https://speakerdeck.com/ikait/serverless-architecture-supports-nikkeis-paper-viewer
2015: The Dawn of Serverless API• Amazon API Gateway• Web APIのためのフロントサービスhttp://www.publickey1.jp/blog/15/amazon_api_gateway.html
UIドリブンアプリケーション• Backend For Frontendでサーバーレス活用1. 認証ロジックをBaaSで置換え2. DynamoDBにクライアントから直接アクセスするように3. 大半のロジックをクライアントのシングルページアプリケーションに(UXに気をつける)してサーバー側はAPI Gatewayで束ねる4. 検索機能をFaaS上に5. セキュリティの考慮で課金は別DBに別FaaSでアクセスするようにhttp://martinfowler.com/articles/serverless.html
• GitHub Pages や S3 でのSPAのホスティングも現在は「サーバーレス」の中に含むhttp://www.slideshare.net/acloudguru/ant-stanley-being-serverless
How does Serverlesshelp us?
サーバーレスが活用される場面• ソフトウェア開発の高速化• サービスマネジメント• サービスの継続性/可用性管理 → 低減• 容量、能力(キャパシティ)管理 → 低減
サーバーレスが活用される場面• ソフトウェア開発の高速化• サービスマネジメント• サービスの継続性/可用性管理 → 低減• 容量、能力(キャパシティ)管理 → 低減
ソフトウェア開発の高速化• 製品がマーケットにフィットするかどうかが最も重要である• ビジネスに関連するコードの開発時間に極力時間を使うべきである• 顧客とまわすイテレーションを最大化すべきである• 依存性を最小化すべきである:仕様確定待ちで開発者を待たせたり、運用やDBAやその他の開発者の影響で待たせることを極力避けるべきであるhttp://www.slideshare.net/ServerlessConf/joe-emison-10x-product-development
ソフトウェア開発の高速化• Commercial Search• 2人の開発者で4ヶ月で作った• 13,307行のTypeScript• 開発者の稼働は95%以上だった(なにかに依存した待ち時間はほとんどなかった)• コンセプトはMicroservicesだが、自分たちはコアしか書いていない• 構成• Auth: Firebase• Static Site Hosting: Netlify• 画像管理: Cloudinary• 検索: Algolia• ペインポイント• Firebaseのダッシュボードでは大きなデータセットが扱えない(APIであればOK)• RDBMSからFirebaseに移行する開発者のラーニングカーブは人それぞれ、非常識ってほどではないけどhttp://www.slideshare.net/ServerlessConf/joe-emison-10x-product-development
サーバーレスが活用される場面• ソフトウェア開発の高速化• サービスマネジメント• サービスの継続性/可用性管理 → 低減• 容量、能力(キャパシティ)管理 → 低減
Serverlessness, NoOps and the Tooth Fairy• 来たるサーバーレスな未来では、アプリケーション開発者がもっと運用品質に対する責任を担うことになる• インフラは外部にホストしてるから運用のことは考えたくないと言っても、アプリが落ちているかもしれない状況においてはどんな変更があったか、サービス側の問題か、切り分ける必要性がある• 運用とはなにか?• 運用は自分の組織の技術スキルや練習、デザイン周りの文化づくり、システムの構築やメンテナンス、ソフトウェアのデリバリー、技術的な問題の解決"In the glorious Future, we will be Serverless,and there will be NoOps. - thought leaders"http://www.slideshare.net/ServerlessConf/charity-hound-serverless-noops-the-tooth-fairy
Serverlessness, NoOps and the Tooth Fairy• 運用とはなにか?• 運用は自分の組織の技術スキルや練習、デザイン周りの文化づくり、システムの構築やメンテナンス、ソフトウェアのデリバリー、技術的な問題の解決• 運用エンジニアのコアコンピテンシー• スケーラビリティ• レジリエンシー• 可用性• メンテナンス性• 複雑なシステムを簡素化するモニタリングの実装と可視性• グレイスフル デグラデーション:ソフトウェアのアップグレードなどhttp://www.slideshare.net/ServerlessConf/charity-hound-serverless-noops-the-tooth-fairy
Serverlessness, NoOps and the Tooth Fairy• サーバーレス運用エンジニアリングのベストプラクティス• あなたのプロダクトの問題はあなた以上にちゃんと直せる人はいない• クリティカルパスを理解する• できるかぎり小さく維持する• SaaSプロバイダの技術情報と、何にどう依存しているか理解する• アウトソース先に問題が起きても、自身のサービスにおけるそれによる結果については依然としてあなたが責任を持たなければいけないhttp://www.slideshare.net/ServerlessConf/charity-hound-serverless-noops-the-tooth-fairy
Serverlessness, NoOps and the Tooth Fairy• トレードオフ• 可視性が下がる• 自分自身で問題をfixできないし、新機能を実装することもできない• サービスはあなたの支払うお金で維持されている• 制限や制約は公開されることもあるし、公開されないこともあるhttp://www.slideshare.net/ServerlessConf/charity-hound-serverless-noops-the-tooth-fairy
プラットフォーム事業者 フレームワークやツールアプリケーション開発者サーバーレスエコシステム• サーバー構築不要• スケーラブル• 従量課金 etc…• API定義と関数コードの一体管理• チーム開発(テスト、デプロイ) etc…• 企画→開発→デリバリーに集中• サービスマネジメント• etc…
プラットフォーム• Function as a Service• AWS Lambda @ Amazon Web Services• BlueMix OpenWhisk @ IBM• Azure Functions @ Microsoft• Google Cloud Functions @ Google• Functional SaaS• Firebase, Realm, Shifter, Game Server Services,Cloud Automator, SendGrid, Auth0, Algolia,Iron.io, etc…
Ecosystem (フレームワーク)• コードの再利用性• リポジトリで共有• CI/CDも:ビルド→レグレッションテスト→デプロイ• APIやDBも含めた統合開発・管理
アプリ開発者• 世界のServerless Meetups• 32コミュニティ(2016/10/20)
サーバーレスでどう稼ぐ?• スタートアップ:Functional SaaS• ひとつの機能(Microservices)をより上手に• Realm Platform, Shifter, Game Server Services,SendGrid, Algolia, Iron.io, Auth0, etc…• スタートアップ:フレームワーク• Serverless Framework & The Serverless platform• プロフェッショナルサービス• オンライン教育プラットフォーム• 受講者のライフサイクル→リクルーティング領域• システム(マルチサービス)インテグレーション
Serverlessthe future will beServerless Community (JP)https://www.facebook.com/groups/813718382095265/
後半に続きます

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    2012: The Dawnof Serverless• Why The Future Of Software And Apps Is Serverlessby Ken Fromm, VP of Business Development at Iron.io• コンピューティングリソースの調達リードタイムの短縮• スタンダローンアプリからの変化(現在のMicroservices)• クラウドで柔軟にコンピューティングリソースをサービスとして利用することができる• サーバーが要らないということではなく、開発者はサーバーについて「考えなくてもよくなる」http://readwrite.com/2012/10/15/why-the-future-of-software-and-apps-is-serverless/
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    2014: The Dawnof Serverless Computing (FaaS)• FaaSの台頭• All you need is “Code”• 調達リードタイムの最短化• based on Container tech• 分散実行環境• コスト低減• 実行時間のみ課金• アーキテクチャにおける責務• Stateful >> Statelessへ• 永続データ >> 揮発性• モノリシック >> Microservices• バッチ処理 >> イベントドリブンhttps://aws.amazon.com/jp/about-aws/events/reinvent-report-2014-pt2/
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    Serverless Compute Manifesto1.ファンクションはデプロイ単位/拡張可能単位で管理2. 機器/仮想サーバー/コンテナがプログラミングモデルから見えてはいけない3. データを永続化するストレージは他の場所に確保する4. リクエスト単位にスケールを管理することでユーザーをキャパシティ管理から解放する5. 実行時間のみに課金し、アイドル時間に課金してはならない6. どこでも実行できることで、いわんや耐障害性がある7. コードだけ持ち込めば動作する8. メトリクス収集やログ取得は必須要件である
  • 9.
    メッセージドリブンアプリケーション• オンライン広告システム• 素早い配信(と同時に)アクティビティ記録•非同期にサーバーに送信していた部分をスケーラビリティを気にしなくていいFaaSに送信• その他、アップロードコンテンツのサムネイル作成などhttp://martinfowler.com/articles/serverless.html
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    2015: The Dawnof Serverless API• Amazon API Gateway• Web APIのためのフロントサービスhttp://www.publickey1.jp/blog/15/amazon_api_gateway.html
  • 14.
    UIドリブンアプリケーション• Backend ForFrontendでサーバーレス活用1. 認証ロジックをBaaSで置換え2. DynamoDBにクライアントから直接アクセスするように3. 大半のロジックをクライアントのシングルページアプリケーションに(UXに気をつける)してサーバー側はAPI Gatewayで束ねる4. 検索機能をFaaS上に5. セキュリティの考慮で課金は別DBに別FaaSでアクセスするようにhttp://martinfowler.com/articles/serverless.html
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    • GitHub Pagesや S3 でのSPAのホスティングも現在は「サーバーレス」の中に含むhttp://www.slideshare.net/acloudguru/ant-stanley-being-serverless
  • 16.
  • 17.
    サーバーレスが活用される場面• ソフトウェア開発の高速化• サービスマネジメント•サービスの継続性/可用性管理 → 低減• 容量、能力(キャパシティ)管理 → 低減
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    サーバーレスが活用される場面• ソフトウェア開発の高速化• サービスマネジメント•サービスの継続性/可用性管理 → 低減• 容量、能力(キャパシティ)管理 → 低減
  • 19.
    ソフトウェア開発の高速化• 製品がマーケットにフィットするかどうかが最も重要である• ビジネスに関連するコードの開発時間に極力時間を使うべきである•顧客とまわすイテレーションを最大化すべきである• 依存性を最小化すべきである:仕様確定待ちで開発者を待たせたり、運用やDBAやその他の開発者の影響で待たせることを極力避けるべきであるhttp://www.slideshare.net/ServerlessConf/joe-emison-10x-product-development
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    ソフトウェア開発の高速化• Commercial Search•2人の開発者で4ヶ月で作った• 13,307行のTypeScript• 開発者の稼働は95%以上だった(なにかに依存した待ち時間はほとんどなかった)• コンセプトはMicroservicesだが、自分たちはコアしか書いていない• 構成• Auth: Firebase• Static Site Hosting: Netlify• 画像管理: Cloudinary• 検索: Algolia• ペインポイント• Firebaseのダッシュボードでは大きなデータセットが扱えない(APIであればOK)• RDBMSからFirebaseに移行する開発者のラーニングカーブは人それぞれ、非常識ってほどではないけどhttp://www.slideshare.net/ServerlessConf/joe-emison-10x-product-development
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    サーバーレスが活用される場面• ソフトウェア開発の高速化• サービスマネジメント•サービスの継続性/可用性管理 → 低減• 容量、能力(キャパシティ)管理 → 低減
  • 22.
    Serverlessness, NoOps andthe Tooth Fairy• 来たるサーバーレスな未来では、アプリケーション開発者がもっと運用品質に対する責任を担うことになる• インフラは外部にホストしてるから運用のことは考えたくないと言っても、アプリが落ちているかもしれない状況においてはどんな変更があったか、サービス側の問題か、切り分ける必要性がある• 運用とはなにか?• 運用は自分の組織の技術スキルや練習、デザイン周りの文化づくり、システムの構築やメンテナンス、ソフトウェアのデリバリー、技術的な問題の解決"In the glorious Future, we will be Serverless,and there will be NoOps. - thought leaders"http://www.slideshare.net/ServerlessConf/charity-hound-serverless-noops-the-tooth-fairy
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    Serverlessness, NoOps andthe Tooth Fairy• 運用とはなにか?• 運用は自分の組織の技術スキルや練習、デザイン周りの文化づくり、システムの構築やメンテナンス、ソフトウェアのデリバリー、技術的な問題の解決• 運用エンジニアのコアコンピテンシー• スケーラビリティ• レジリエンシー• 可用性• メンテナンス性• 複雑なシステムを簡素化するモニタリングの実装と可視性• グレイスフル デグラデーション:ソフトウェアのアップグレードなどhttp://www.slideshare.net/ServerlessConf/charity-hound-serverless-noops-the-tooth-fairy
  • 24.
    Serverlessness, NoOps andthe Tooth Fairy• サーバーレス運用エンジニアリングのベストプラクティス• あなたのプロダクトの問題はあなた以上にちゃんと直せる人はいない• クリティカルパスを理解する• できるかぎり小さく維持する• SaaSプロバイダの技術情報と、何にどう依存しているか理解する• アウトソース先に問題が起きても、自身のサービスにおけるそれによる結果については依然としてあなたが責任を持たなければいけないhttp://www.slideshare.net/ServerlessConf/charity-hound-serverless-noops-the-tooth-fairy
  • 25.
    Serverlessness, NoOps andthe Tooth Fairy• トレードオフ• 可視性が下がる• 自分自身で問題をfixできないし、新機能を実装することもできない• サービスはあなたの支払うお金で維持されている• 制限や制約は公開されることもあるし、公開されないこともあるhttp://www.slideshare.net/ServerlessConf/charity-hound-serverless-noops-the-tooth-fairy
  • 26.
    プラットフォーム事業者 フレームワークやツールアプリケーション開発者サーバーレスエコシステム• サーバー構築不要•スケーラブル• 従量課金 etc…• API定義と関数コードの一体管理• チーム開発(テスト、デプロイ) etc…• 企画→開発→デリバリーに集中• サービスマネジメント• etc…
  • 27.
    プラットフォーム• Function asa Service• AWS Lambda @ Amazon Web Services• BlueMix OpenWhisk @ IBM• Azure Functions @ Microsoft• Google Cloud Functions @ Google• Functional SaaS• Firebase, Realm, Shifter, Game Server Services,Cloud Automator, SendGrid, Auth0, Algolia,Iron.io, etc…
  • 28.
    Ecosystem (フレームワーク)• コードの再利用性•リポジトリで共有• CI/CDも:ビルド→レグレッションテスト→デプロイ• APIやDBも含めた統合開発・管理
  • 29.
  • 30.
    サーバーレスでどう稼ぐ?• スタートアップ:Functional SaaS•ひとつの機能(Microservices)をより上手に• Realm Platform, Shifter, Game Server Services,SendGrid, Algolia, Iron.io, Auth0, etc…• スタートアップ:フレームワーク• Serverless Framework & The Serverless platform• プロフェッショナルサービス• オンライン教育プラットフォーム• 受講者のライフサイクル→リクルーティング領域• システム(マルチサービス)インテグレーション
  • 31.
    Serverlessthe future willbeServerless Community (JP)https://www.facebook.com/groups/813718382095265/
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