Developer: iOS Certificates 作成手順(2016年最新版)
毎年この時期になると Apple Developer 証明書関連の更新が必要になってきます。
iOS アプリ開発者なら、最低でも年に1度は必ず行わなければならない作業なので、今回はよりシンプルに分かりやすく説明したいと思います。
目次
- Certificates 作成の準備(ローカル)
- Certificates 作成の手順(リモート)
- まとめ
Certificates 作成の準備(ローカル)
キーチェーンアクセスの起動
アプリケーション -> ユーティリティ ->キーチェーンアクセス.app を起動
キーチェーンアクセス
キーチェーンアクセス(メニュー) ->環境設定
キーチェーンアクセスの環境設定
- 証明書のタブを選択
- オンライン証明書状況プロトコル (OCSP):切
- 証明書失効リスト (CRL):切
設定を確認したら次の手順へ。
認証局に証明書を要求
キーチェーンアクセス(メニュー) -> 証明書アシスタント ->認証局に証明書を要求
証明書アシスタント
- ユーザーのメールアドレス:開発者のメールアドレス
- 通称:適当な名前
- CAのメールアドレス:無記入
- 要求の処理:ディスクに保存 と鍵ペア情報を指定 にチェック
CertificateSigningRequest.certSigningRequest を任意の場所(ここではデスクトップ)に保存するように指定
鍵ペア情報は以下のように設定します。
- 鍵のサイズ:2084ビット
- アルゴリズム:RSA
続ける ->CertificateSigningRequest.certSigningRequest がデスクトップに保存される。
Certificates 作成の手順(リモート)
Apple Developer
Apple Developer ->Certificates Identifiers & Profiles にアクセス
Developer アカウントでログインします。
Certificates Identifiers & Profiles を選択。
ここでは iOS Apps のCertificates を選択。
Certificates Identifiers & Profiles
Certificates(左カラムメニュー) -> All ->「+」(右カラム)
Add iOS Certificate
iOS App Development(開発用) かApp Store and Ad Hoc(製品用) のどちらかを選択。
Continue をクリック。
Chose File からデスクトップに作成されたCertificateSigningRequest.certSigningRequest を選択。
Generate をクリックし、生成された CSR(証明書)ファイルを確認しDownload をクリック。
- 開発用の場合ios_development.cer
- 製品用の場合ios_production.cer
がダウンロードされる。
キーチェーンアクセスに登録
上記のダウンロードされた CSR ファイルをダブルクリック でキーチェーンアクセス に登録される。
まとめ
iOSアプリ証明書関連の作業は何度もやっていると、確認する程度で工程を思い出しますが、初めての方だと何をやっているのか分からない作業だと思います。
ここに書いてある通り進めれば一瞬で完了しますので、煩わしい作業は早く済ませてその先の開発を楽しみましょう。
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