2023年7月24日、しもブロも長年愛し続けていたTwitter及び青い鳥のブランドが廃滅しました。あ、サービス自体はなんかよくわからないアルファベット1文字のものに引き継がれているので、サービスは消えていません。

実はしもブロの歴史はTwitterと深く関わりがあります。と言うのも、元々しもブロはローカルメディアではなく、下北沢エリアを対象とした地域SNSとして2008年から運用をはじめました。下北沢が好きな人たちが下北沢の話題をはじめとして、他愛ないやりとりをする平穏な地域SNSでしたが、TwitterやFacebook等のグローバルSNS（と勝手に呼んでました）が普及するにつれ地域SNSの利用者は減少し、最終的に下北沢が好きな皆さんが執筆するローカルメディアとしてしもブロに転換するに至ります。

ローカルメディアに移行した後、Twitterはしもブロにとって欠かせないSNSでした。Twitterで拡散した下北沢の情報も多く、また、さらにたくさんの下北沢好きの皆さんとの出会いもありました。現在、1万2千を超える皆さんにフォローいただいているしもブロTwitter。そんなTwitterのブランドが2023年7月24日、突如消えて無くなってしまいました。どっかの金持ちがTwitterを買収して以来、様々なことがTwitterに起きましたが、Twitterというブランドとロゴが消えてしまうとは想像もしていませんでした。もちろん機能としてのTwitterは以前と変わらず残っていますが、長年親しんできた概念的なものが消失してしまったことに、予想以上にショックを受けています。どっかの金持ちの言葉を借りるとすれば、Twitterはなんだかよくわからないスーパーアプリになってしまうのでしょう、そんなの全然求めてないのに、、、。

しもブロのTwitterアカウントはブランド名が変わったとしても今後も運用を継続しますが、もはや何が起きるのか予想もできないのでBlueskyというSNSに新たにアカウントを作り、試験的に運用をしていました。Blueskyの詳細な解説は他の記事をご覧いただきたいのですが、Twitter黎明期を彷彿とさせる雰囲気で可能性に満ちあふれたSNSと断言できます。元々はTwitterの社内プロジェクトとしてスタートし、今は完全にTwitterとは独立した組織であり、Twitterの共同創業者であるジャック・ドーシーが支援、今年7月には800万ドルの資金を調達しTwitterとは全く異なるビジネスモデルも提示されています。現時点ではクローズドβと呼ばれる状況で、いわゆる正式版リリース前ではありますが、世界的なSNSにも関わらず日本語圏のユーザーも多く、Twitterから移行してくるユーザーも少なくありません。

しもブロでは今後Blueskyの運用を正式に開始し、Blueskyで下北沢情報を提供します。とは書きましたが、現時点でBlueskyは招待制のクローズドβでありそもそもアカウントを作れない方も少なくないと思います。そこで、しもブロが持つ招待コードを下北沢でお店やビジネスをされている方、演劇・音楽・お笑いなど下北沢のエンターテインメントに関わる皆様にお渡しします。数に限りがあるので対象者全員にと言うわけではありませんが、Twitterからの移行先を真剣にお考えの皆様はぜひお問い合わせフォームより「Bluesky招待コード」を選択の上ご連絡ください。その際、必ず下北沢との関わりを記載いただけますようお願いいたします、記載がない場合はご招待することはできません。また、下北沢に関わらない方でも、しもブロと同じくローカルメディアの公式アカウントを運用されている方もご招待しますので、ぜひご連絡ください。しもブロと共に、Blueskyへ日本各地のローカル情報を発信しましょう。

最後に、Twitterというブランドに最大の感謝を、Twitterの青い鳥は青い空に飛び立ちました！