「2025年度プロレス大賞 supported by にしたんクリニック」(東京スポーツ新聞社制定)が17日、発表された。最優秀選手(MVP)は女子プロレス・スターダムの上谷沙弥(29)が初受賞。女子選手がMVPに選ばれるのは、52回目で初の快挙となった。
プロレス大賞MVP受賞を祝福される上谷沙弥プロレス大賞MVP受賞し会見する上谷沙弥MVPは新日本の後藤洋央紀、棚橋弘至、新日本、DDT、AEW3団体所属のKONOSUKE TAKESHITA、ノアのOZAWAが候補に挙がり、1回目の投票で上谷が19票中11票を獲得して受賞が決定。女子プロレス大賞も受賞し、2冠となった。
上谷はワールドスターダム王座を1年間防衛し続け団体をけん引。4月27日の横浜アリーナ大会では中野たむとの、敗者引退マッチで勝利。千鳥の鬼レンチャン(フジテレビ系)に出演し、ラヴィット!(TBS系)では羽南との試合が23年ぶりに生中継されるなど、リング外での貢献度も評価された。
上谷は「沙弥様のことだから当たり前だよなぁ」と高笑い。「今年は、世間の人に女子プロレスを知ってもらいたいという目標を掲げ、さまざまなメディアに出演。女子プロレスのイメージをすべて変えることができた。今年は毎日プロレスのことだけを考えてきて、形になると逃げ出さずに向き合い続けてよかった」と喜んだ。
女性初受賞については「これまでMVPといえば男子というものがあった。その壁をぶち壊すことができた。誰も成し遂げてこなかったことを、自分でできるって、こんな最高の気分なんだと思います。時代を変えられたと思っているので、自信を持って堂々と胸を張って、プロレス界のど真ん中で立ち続けたい」と
今年は初の女性首相となる高市早苗総理大臣が誕生したが、プロレス界でも女性の時代を印象づける上谷の快挙となった。