DeNAから指名あいさつを受け、チャペルをバックに記念撮影するDeNA・相川亮二監督(左)と青学大・小田康一郎(撮影・荒木孝雄) DeNAからドラフト1位指名を受けた青学大の小田康一郎内野手(22)が27日、神奈川・相模原市の同校で相川亮二監督(49)らからあいさつを受け「少しずつ実感が湧いてきた。数年後にはNPBを代表するようなバッターになりたい。三冠王を目標に頑張りたい」と決意を新たにした。
相川監督の訪問は事前に知らされておらず「ちょっとびっくりした。準備できていなかった」と驚いた様子だった。小田と初対面した相川監督は「僕に負けない、いい笑顔を持っている。前向きな選手なんだろうなと思った。主軸を打つような打者になってほしい」と笑みを浮かべた。
小田は173センチ、85キロと小柄ながら、長打力にコンタクト能力を兼ね備える左打者。青学大の先輩で米大リーグのレッドソックスでプレーする吉田正尚の打撃を参考にする。相川監督は「吉田選手を超えられるようなセンスを持っている」と大きな期待を寄せた。
青学大では主に一塁を守る小田は「セカンド、サード、ショートもいけます」と相川監督に売り込んだという。「1年目から優勝に導けるように頑張りたい」と気合十分だった。