12月10日は世界人権デー。1948年に国連総会で「すべての人間は生まれながら自由で、尊厳と権利について平等」と定めた世界人権宣言が採択された日だ。一方、中国やロシアなど権威主義国家で自由が抑圧される現状は変わらない。母国の民主化、民族の自由を求める在日外国人ら約270人が7日、東京・渋谷でデモ集会を行った。母国で声をあげると身の安全が保証されない苦境を抱えている。それぞれのスピーチは以下の通り。
ロシアの軍事侵攻に抗議するウクライナ人のイホナティエフ・イホル氏
「独裁者は互いに助け合っている。ベラルーシはロシアの軍事訓練場に、中国はロシアに資金や武器を提供している。北朝鮮はロシアに兵士や武器を送り、アジアで次に起こる戦争に備え、ロシアの支援を得ようとしている」
「ウクライナ人は言葉や文化を消される、チベット、ウイグル、南モンゴル、香港の人々の痛みを知る。自由である権利を守るため、私たちは立ち上がらないといけない」


