Movatterモバイル変換


[0]ホーム

URL:


産経新聞:産経ニュース

       【マニラ=田北真樹子】安倍晋三首相は13日午後(日本時間同日夜)、中国の李克強首相とフィリピンのマニラで会談した。北朝鮮による核・ミサイル開発問題をめぐり、朝鮮半島の非核化は共通の目標であるとの認識を共有。圧力強化のため、国連安全保障理事会の制裁決議の完全履行に向けた連携強化で一致した。安倍首相は中国がより建設的な役割を果たすよう求めた。

       安倍首相は11日にベトナムで習近平国家主席と会談したばかり。中国の2首脳と第三国で立て続けに会談するのは極めて異例だ。安倍首相は習氏との会談で日中韓首脳会談の早期開催で合意している。会談には李氏が出席することから、安倍首相は李氏にも早期開催を求めた。ただ、河野太郎外相は13日のBS番組で、開催時期が来年1月になる可能性に言及した。

       安倍首相は李氏との会談で、日中関係について「改善の動きを着実なものにしていくため、共に努力していきたい」との考えを示した。

       李氏も「関係改善の勢いを強固なものにしていかなければならない。われわれとしても歩み寄っていきたい」と述べた。李氏は「(日中間には)一部の敏感な要因も存在する」とも語った。

       また、安倍首相は東・南シナ海問題をめぐり「自由で開かれた海洋秩序が重要だ」と伝えた。李氏は「中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)との南シナ海行動規範の策定について進展があった」と語り、安倍首相もこれを歓迎した。

       安倍首相と李氏の会談はモンゴルのウランバートルで昨年7月に行われて以来、3回目となる。

      ジャンル :
      プッシュ通知
      プッシュ通知

      会員限定記事

      会員サービス詳細

      政治ランキング

      1. 高市内閣支持率75%、高水準維持 存立事態答弁「適切」6割 産経・FNN合同世論調査

      2. 高市内閣の高支持率 若年層・現役世代が8割超で牽引 高齢層やや低めは変わらず

      3. 「多くの首脳が高市首相と接触したい」と側近も…李強氏の顔は逆方向に G20サミット

      4. 「日本は決して譲歩するな」、尖閣衝突「sengoku38」一色正春氏が「斬首」投稿に

      5. 首相の「存立事態」答弁、立憲民主支持層は「適切でない」7割超 公明支持層も半数否定的

      6. レアアースが眠る〝宝の海〟 日本最東端・南鳥島  アーカイブ「探訪」~防人の風景~

      7. メローニ首相も高市首相との対面を投稿「お会いできて光栄。イタリアと日本の友情新たに」

      8. <政治部取材メモ>「会場に北朝鮮関係者…」 緊迫する拉致集会、注目浴びるスパイ防止法有料会員記事

      9. 尖閣周辺に機関砲搭載の中国船4隻が出現 日本の巡視船が警告続ける

      10. 台湾危機シミュレーションで分かった核心リスク、立民・岡田氏の国会質問は疑問 有元隆志有料会員記事

      産経新聞電子版のお申し込み紙面購読のお申し込み

      産経新聞をフォローして情報を受け取ろう

      xfacebooklineyoutube

      [8]ページ先頭

      ©2009-2025 Movatter.jp