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電子書籍(キンドル本)を元にした紙の本が出るということをご案内していた、拙著『Excel VBAユーザーのためのPythonプログラミング入門』が発売になりました。
タイトルどおり、Excel VBAをお使いの方を主な対象とした、プログラミング言語「Python」の入門書です。
VBAとPythonが、どんなところが似ていてどんなところが違うのかを明確にすることで、Excel VBAユーザーの皆さんが、より速くPythonの基本を理解できることを目指した入門書籍です。
VBAもPythonもプログラミング言語ですから、似た部分が当然あります。
たとえば、条件分岐・ループ処理といった制御構文や変数は、どちらにもあります。
しかし、まったく同じかというと、そういうわけでもありません。
VBAには、キーワード「For」を使ったループ構文「For~Next」と「For Each~Next」があります。
Pythonにも、キーワード「for」を使ったループ構文「for文」がありますが、これはVBAのFor Each~Nextに似ており、VBAのFor~Nextに似た構文はPythonにはありません。
VBAに慣れていればキーワード「Dim」を使って変数を宣言するはずですが、Pythonには変数宣言のみを行うだけの文は存在しませんが、変数宣言なしにいきなり変数を使えるわけではありません。
拙著では、こういった似てるけれども微妙に異なる部分に重点を置いて解説を行うことで、Excel VBAユーザーの皆さんが、数多ある他のPython入門書よりも速くPythonの基本を習得できることを目指しています。
この数年「Pythonを使ってExcel関連業務を自動化しよう」といったコンセプトの書籍がかなり発売されました。
それらの多くが、Excelなどで作られたxlsxファイルを操作するライブラリopenpyxを使っています。
openpyxlがExcel VBAの代替になるかというと、現実的には不可能なケースが多いと私は感じています。
openpyxlは、xlsxファイルを操作するライブラリに過ぎず、Excel VBAと比較するとできることがかなり限定されてしまうためです。
「Excel VBAユーザーのための…」とうたっている拙著では、Excel VBAのラッパーライブラリであり、Excel VBAユーザーなら学習コストの低い「xlwings(エクセルウィングス)」の基本を解説しています。
目次は以下のとおりです。
電子書籍版も既に発売されていますが、こちらは固定レイアウト版です。
ハイライトや検索などはできません。
画面の小さなスマホで読むのにも適していません。
電子書籍版をお求めいただく場合は、必ずサンプルを事前にご確認ください。
リアル書店さんごとの在庫状況は、以下のリンクからご確認ください。
最終更新日時:2023-10-13 11:44
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