JavaScriptランタイム「Bun」の最新バージョンとなる「Bun v1.2.21」がリリースされ、BunがMySQL/PostgreSQL/MySQLを単一のBun.SQL命令でサポートするユニバーサルなデータベースクライアントとなることが示されました。
Bun v1.2.21
— Bun (@bunjavascript)August 25, 2025
- MySQL/MariaDB & SQLite adapters for Bun.SQL
- Native YAML support - bundle, import, require .yaml
- `Bun.secret`: secure secret storage for CLIs
- 500x faster postMessage(string)
- `compile` support in Bun. build API
- Security scanner APIhttps://t.co/8dG1CBxm18
Bunは、2023年に登場したバージョン1.0の時点でデータベース機能としてSQLiteを内蔵しており、今年(2025年)1月にリリースされたBun 1.2で、MySQLとPostgreSQLのクライアント機能を搭載しています。
本バージョンでBunが備えるデータベースクライアントライブラリのBun.SQL命令が、Bunに内蔵されたSQLiteをサポートしたことで、主要な3つのデータベースに対して単一のBun.SQLが利用可能になりました。
特にMySQLに対してはBunがZig言語で開発されていることなどによる高速性が強調されています。

その他本バージョンではネイティブなYAMLパーサの搭載、postMessageの実行がこれまでよりも500倍高速化、CLIに対応したシークレットマネージャBun.secretsの搭載などの新機能が追加されています。
In the next version of Bun
— Bun (@bunjavascript)August 23, 2025
Native YAML support comes to JavaScript
Import, bundle, require and parse YAML in JS as easily as JSONpic.twitter.com/5TYRLDoZgM
JavaScriptMySQLPostgreSQLRDBデータベースプログラミング言語機械学習・AIBunSQLite
クラウド
AWS /Azure /Google Cloud
クラウドネイティブ /サーバレス
クラウドのシェア /クラウドの障害
プログラミング言語
JavaScript /Java /.NET
WebAssembly /Web標準
開発ツール /テスト・品質

Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
(詳しいプロフィール)
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