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明戸隆浩氏
明戸隆浩氏

危険な差別概念の悪用 「自衛隊員の人権」にすり替え 軍事組織への批判を封じ込める 大阪公立大准教授・明戸隆浩氏

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#陸上自衛隊

#差別

 決議案は差別という概念を悪用し、軍事組織を批判する市民の表現の自由を封じ込める内容だ。

 差別の定義は人間の歴史の中で定まってきた。自分の意思で簡単に変えられない属性に基づく不合理な区別を言う。決議案にある「職業差別」は被差別部落に結びつけられてきた職業に対する差別などを指し、職業を自由選択した自衛隊員には当てはまらない。

 もちろん、自衛隊員に対しても誹謗(ひぼう)中傷は許されない。ただ、今回のエイサーまつり出演を巡り、市民団体が隊員個人を攻撃した形跡はない。

 市民側が問うたのは自衛隊という軍事組織が地域のまつりに出演することだ。それなのに、決議案は隊員の人権が抑圧されたかのようにすり替えている。

 近年、社会には差別は駄目だという合意がある。それを逆手に取り、差別でないものを差別と呼んで「こっちはどうなんだ」と混ぜっ返すレトリックだ。

 「自衛隊批判は許さない」とストレートに封殺するのと違い、聞いた人が信じてしまう可能性がある。対処が必要なマイノリティーの深刻な差別問題も矮小(わいしょう)化、相対化してしまう。差別概念の誤用は、危険だ。(多文化社会論、談)

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10月27日(月) 紙面10月27日(月) 紙面
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70~80代 AIに興味津々 嘉手納老人ク連で活用講座 献立提案 「正しく使いたい」
仲座健太
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琉球放送の狩俣倫太郎アナ「僕の人生は終わっていない」 脳梗塞による失語症の体験語る
仲座健太
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沖縄県内のMICE経済効果473億円で過去最高 2024年、件数・参加者も最多更新
東恩納盛雄
東恩納盛雄
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 MICEは開催時の経済効果だけでなく、参加者の満足度が高ければ、後に家族旅行などで再訪につながるなど、観光地としての宣伝効果も大きい点が魅力。今後は大型施設の整備や人材育成を進めながら、沖縄の強みであるホスピタリティをさらに磨き、質の高い受け入れ体制の充実を図ることが重要。  また、来年再建される首里城を活用したユニークベニューなど、沖縄ならではの「うとぅいむち(おもてなしの心)」を感じられるMICEを提供できれば、他地域にはない特別な価値を創出できると考えられる。世界ではすでに世界遺産を活用したMICEなど提供しており、沖縄も文化と自然が融合した“世界に誇れるMICEアイランド”へ進化することを期待している。
「全国でも恐らく例がない」トレーラーハウス型無人カフェ 沖縄・西原町イルカ公園で開業 町とRCGの協定が目指す効果は 
仲座健太
仲座健太
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 娘が小さい頃、よく遊びに連れて行った「イルカ公園」に面白そうなものができた。 カフェ。しかも無人。さらにトレーラーハウス。 めちゃくちゃ気になる。写真を見ると店舗内の雰囲気も落ち着いてゆったりできそうでとてもいい。 「地域情報や防災情報の発信拠点にも活用」という取り組みも素晴らしい。 人が気になる箇所を一個だけじゃなく、何個もフックを作っておく、という話題作りも勉強になる。 娘とよく来ていた頃にこのカフェがあったらなぁ。 あ、でも砂場で遊びまくって、体中砂まみれになっている娘を連れての入店はちょっと気が引けてたかもなぁ。砂を払って入っても娘がはしゃいで落ち着けなかったかもなぁ。ピヨピヨと音がなる娘のスリッパは周りが気になるかもなぁ。 そんな、ちょっと懐かしい思い出にも浸りながら、高校生になった娘を誘ってコーヒーを飲みに行ってみようかなぁ。
沖縄県内のMICE経済効果473億円で過去最高 2024年、件数・参加者も最多更新
大城勝太
大城勝太
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 報償旅行や企業会議の増加は、沖縄が「非日常の場」として選ばれていることの表れだろう。しかしその選択は、どこまで地域の生活者と接続しているのか。展示会やイベントに集う100万人のうち、どれほどの人がこの島の課題や日常に触れているのか。数字の背後にある「関係の深さ」は、今後のMICE政策において見過ごしてはならない視点ではなかろうか? また、報道が伝えるように、大型施設の不足による「取りこぼし」もあるという。これは単なる設備の問題ではなく、「誰を迎え、誰を見送るのか」という地域の意思の問題でもある。県が再始動を目指す大型MICE施設計画は、単なる箱づくりではなく、沖縄がどのような集いを育てたいのかというビジョンとともに語られるべきだ。 宿泊税を財源として観光人材の確保を検討するという動きもある。これは、観光を「産業」としてだけでなく、「暮らし」としてどう支えるかという問いに通じている。 集う人々を迎える側の生活が、持続可能であるために何が必要なのか。その視点が、今後の政策に丁寧に織り込まれていくことを願う。 沖縄におけるMICEの記録更新は、単なる数字の達成ではなく、地域が「集うこと」の意味を問い直す機会でもある。経済効果の先にある、関係性と持続性の再構築へ――そのまなざしを、今こそ深めていきたい。
沖縄の基地負担は重いまま 米兵の暴行事件に「島ぐるみの怒り」を示した1995年の県民大会 きょう10月21日で30年
大城勝太
大城勝太
エフエム沖縄 放送制作部次長/
 1995年、沖縄で米兵による少女に対する暴力事件が起きた。その衝撃を受けて開かれた県民総決起大会から、今年で三十年を迎える。約8万5千人が集ったその場には、怒りだけではなく、深い悲しみと祈りのようなものが漂っていたように思う。あのとき、沖縄は静かに、しかし確かに揺れていた。当時高校生だった私にも、その記憶は鮮明に残っている。  少女の尊厳が踏みにじられたことに対し、行政の長として登壇した大田昌秀氏が「心の底からおわびしたい」と語った言葉は、制度の限界を超えて、あの場に満ちていた切実な感情に応えるものだった。それは、政策ではなく、人としての応答だったのだと思う。 その場で掲げられていた「基地の整理縮小」という言葉は、理性的な提案であると同時に、あの場の切迫した感情とは少し距離があったようにも感じられる。今、私はそれを「繰り返される痛みの根っこを見つめ直し、暮らしの場を少しでも穏やかに整えようとする願い」として捉え直している。  人々が求めていたのは、もっと即時的で、もっと直接的な応答だったのではないか。謝罪、補償、綱紀粛正――それらの声が、抽象的な言葉の中に包まれてしまったようにも見える。 そのすれ違いは、やがて制度の隙間に埋もれ、翌年の返還合意やSACO報告という形で表面化した。けれどもその実態は、辺野古への新たな構築、部隊の再編、そして沖縄の軍事機能の強化でもあった。あの声は、再配置の論理に吸い込まれていったのかもしれない。  三十年が経ち、地位協定は運用改善の域を出ず、米兵による事件は今もなお続いている。あの時の声は、どこへ向かっていたのか。そして今、どこに届いているのか。 三十年という時間は、記憶を風化させるには長すぎるが、問いを深めるにはちょうどよい。戦後八十年という節目の岸辺に立ち、私はあの怒りの行方をもう一度問い直したいと思っている。それは、過去を責めるためではなく、未来に手渡すための問いとして。あの声の余韻に、今も耳を澄ませながら。
防衛力強化に拍車 安保3文書に前倒し改定に言及 高市内閣発足 沖縄政策見えづらく
東恩納盛雄
東恩納盛雄
名桜大学教授/
 高市新政権の発足は、わが国にとって新たな転換点となる可能性を秘めている。海外ではすでに多くの国が女性リーダーを輩出している。ドイツ史上初の女性首相のメルケル元首相は長年にわたり安定した政権運営で「EUの屋台骨」と称され、ニュージーランドのアーダン元首相は共感力を生かしたリーダーシップで国民の信頼を得た。こうした女性トップのもとで、政治的にも経済的にも成果を上げた国は少なくない。 防衛力強化が進む中で、沖縄が安全保障の最前線として注目されることは確かだが、同時に沖縄は「平和の島」としてのブランドをさらに磨き上げるチャンスにできれば良い。 今後、Gateway2050に合わせて、空港や港湾などインフラ整備が進むことは、観光面でも大きな追い風となる。特に離島間アクセスや物流の強化は、地域の観光資源を広く結びつけ、持続可能な観光の基盤を築くことにつながると考える。 高市新首相の誕生は、日本社会の新たな転換点ともいえる。ポストコロナの時代における新しい日本経済の柱をどう築くのか、かつて「JAPAN AS NO.1」と呼ばれた時代のように、ふたたび日本が世界から注目される国へと復活することを期待したい。
山本由伸、26日の第2戦に先発 監督発表、WS第1戦はスネル
仲座健太
仲座健太
お笑い芸人/
 まちかんてぃーしている。 ドジャースが2年連続でワールドシリーズを制覇するのか。それとも打線が活発なブルージェイズがチャンピオンになるのか。 楽しみで仕方がない。  レギュラーシーズンは常に苦しい戦いを強いられたドジャースだけど、ポストシーズンに入ってからはまさに王者の風格。圧倒的な戦力がしっかり機能して盤石の強さを見せてきた。 中でも大谷、山本、佐々木の日本人の活躍が素晴らしい。 1年間ローテーションを守ってきたエース山本、ここへきて守護神としてブルペンを支える佐々木、そしてスーパースター大谷。三者三様、それぞれの持ち場で躍動している姿をずっと見ていたい。  対するブルージェイズは絶好調ゲレーロJr.を筆頭に強力な打線が売り物だ。 ぼくのオススメは一番バッターのスプリンガー。 ベテランになって全盛期からは衰えてきたのかなと思いきや今季の大活躍。ポストシーズンでもトップバッターとしてチームを勢いづかせる仕事を全うしている。  見応えたっぷりのワールドシリーズ。早く始まらないかなぁとチムワサワサーしながらまちかんてぃーしている。
自民、議員定数の削減容認へ 維新、連立協議は「大きく前進」 高市首相、21日の選出強まる
半田滋
半田滋
防衛ジャーナリスト/
 自民党と日本維新の会の連立政権が誕生すれば、無理筋の政策実現を目指すことになる。最初の理不尽は「副首都」構想だ。維新は大阪市を廃止して特別区にする「大阪都」の実現を目指し、過去2回の住民投票を実施していずれも破れた。連立入りして目指すのが副首都設置を法律として定めることだ。  維新は2023年に国会提出して廃案となった副首都機能整備法案を見直し、今年9月には「副首都構想法案」の骨子をまとめた。大阪都構想の再燃である。二重行政の廃止による効率化を挙げるが、すでに地域行政は定着しており、特別区を設ければ新たな行政コストが生じる。  次はスパイ防止法だ。維新、国民民主、参政各党だけでなく、高市早苗自民党総裁が制定を目指す。だが、安倍政権で成立した国家公務員とメディアを対象にする特定秘密保護法にはスパイ防止が含まれ、その後、成立した重要経済安保情報保護法により、民間企業の秘密保持も実現している。屋上屋を重ねてどうするのか。  高市氏らの狙いは、政権批判するメディアの背後に外国勢力がいると主張して口封じすることにあるのではないか。過去、治安維持法の適用対象が広がり、政府への不満を述べた国民を令状なしに逮捕、監禁し、約2000人もの獄死を出した悪夢の再来である。高市氏は国家情報局の名称で日本版CIAをつくるというが、特高警察となるおそれがある。  突然、維新が言い出した議員定数の削減は、吉村洋文代表のいう衆院比例区の1割削減が実現すると共産、社民、れいわ各党が議席を失うか、激減する可能性が高い。ブレーキ役の公明が消え、維新が連立してできる保守政権は、むしろ右翼政権の呼び名がしっくり来るかもしれない。
「沖縄そばの日フェスタ」に長い列 名称認定された10月17日祝う「スバらしい一杯」
仲座健太
仲座健太
お笑い芸人/
 まさにソウルフード。「帰ってきたら必ず沖縄そばを食べている」という帰省中の方のコメント。スバらしい。  沖縄の人に愛されてきた沖縄そば。 沖縄県民はみな、それぞれのお気に入りのそば屋が二つ、三つはあるんじゃないかなと思う。 ぼくも定期的に行きたくなるそば屋がある。 仕事でこの道を通る時はあのそば屋。家族で出かけた時はあのそば屋。飲みに行った帰りにはあのそば屋。そして実家で食べる母親のそば。 シンプルな鰹出汁のそば。ソーキや三枚肉、テビチなど「シシ」がたっぷりのがっつり系のそば。ゆし豆腐そばも捨てがたい。  「そば」と名乗れなかった不遇の時代から、関係者の皆さんの努力の甲斐があって、今やウチナーンチュの心を掴んで離さない存在にまでなっている。先人たちの苦労を噛み締めつつ、今日はいつも以上に沖縄そばを堪能したいと思う。 今日はどのそば屋に行こうかな。
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