国内最北の離島(無人島を除く)、北海道礼文町で供用が休止されている礼文空港の再開を望む声がじわり強まっている。6月の町長選挙で空港問題への取り組み強化などを訴えた渋谷秀勝氏が初当選したことがきっかけだ。ただ、航空会社や空港を管理する北海道などとの調整には時間がかかる可能性があり、早期再開のめどは立っていない。礼文空港は800メートルの滑走路を持つ地方管理空港。1978年に供用が開始されたが、利…
中小企業庁が全国に置く「よろず支援拠点」を活用する動きが広がっている。売り上げ拡大や経営改善を図る中小企業の相談は2024年度で70万件を超え5年間で2.2倍に増えた。鹿児島県の拠点は出張相談でニーズを発掘して相談件数を伸ばし、資金繰りや販売戦略などを助言してきた。各拠点が一段上をめざす中小企業を後押しする。よろず支援拠点は中小企業庁が14年度に各都道府県に設置した無料の相談所。資金調達なら金…
スマート農業支援の笑農和(えのわ、富山県滑川市)は、水田の水管理を遠隔で行うシステムを開発し、猛暑によるコメの収穫量減少に対応する。異常気象により局所的な豪雨が頻発するなか、水田の治水機能を生かして洪水対策を進める製品など防災支援にも力を入れる。笑農和はスマートフォンなどで水門やバルブを遠隔操作し、水田への給水を行う「paditch(パディッチ)」を販売する。人手不足を受けて水田の管理規模が大…
JR四国のアンパンマン列車が2000年の運行開始から25年を迎えた。子どもから大人まで幅広い世代に愛される同社の看板列車として累計利用者は120万人に迫る。乗客をアンパンマンの世界観に引き込むラッピングや車内コンテンツが反響を呼び、登場から四半世紀を経ても根強いファンを生み出している。アンパンマン列車は7種類ある。主要3線区(予讃線・土讃線・高徳線)のほか、本州と四国を結ぶ瀬戸大橋線や徳島―阿…
松江市は11月中旬をメドに、電動自転車のシェアサイクル事業に乗り出す。まずJR松江駅や松江城など10カ所にサイクルポートを設ける。隣接する島根県出雲市と同じシステムを導入、両市を結ぶ一畑電車に自転車を乗せて移動し、どちらでも利用や返却ができるようにする。両市での広域観光を促し、観光客らの満足度向上につなげる。2024年の観光入り込み客の延べ数は松江市873万人、出雲市1171万人で、あわせて県…
注文住宅造りの相談・支援を手掛けるBASE(べース、徳島市)が事業を拡大している。徳島県と香川県で現在3店舗を展開しているが、今後5年で11店舗に拡大。東京や福岡など全国の主要都市に進出する。家づくりの相談・支援を中心に、不動産仲介や家具の販売も手がけ、売り上げを伸ばす。BASEは徳島県内の工務店で住宅の営業を担当していた粟田宗一郎氏が独立し、2022年6月に設立した。不動産仲介業から始め、2…
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