大阪公立大学、国際会議で都市課題議論 アジア各国の関係者招き

大阪公立大学は27日、森之宮キャンパス(大阪市城東区)で国際会議「大阪アジアラウンドテーブル」を初開催した。9月のキャンパス開設を記念したイベントで、マレーシア、インドネシアなどアジア各国の政府関係者らを招き都市課題を議論した。
「ヘルスケア」「防災」「デジタル」をテーマに、同大の教員や国内自治体の職員も出席した。防災については「気候変動の影響で災害は激甚化し世界的な課題になっている」「備えは官民の協力や大学・研究機関の知見に支えられた持続可能な産業として発展すべきだ」といった意見が参加者から出た。
桜木弘之学長は挨拶で「アジアの諸都市や社会の進歩に役立つよう願う」と語った。政策などを提案するシンクタンクの役割を今後強める方針だ。
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