セカンドキャリアは離島で 東京の病院長が60歳を過ぎて選んだ道
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長崎市中心部から船で20分ほど揺られると、離島の伊王島に着く。かつて炭鉱で栄え、いまは観光業や漁業に力を注ぐ島に1つだけある診療所で診察にあたるのは、3年前に移住して赴任した村井信二さん(65)だ。
患者は地元の高齢の住民が中心で「島に常勤医がいない期間が長かった。先生がいてくれると安心」と話す。
生まれも育ちも東京都。縁もゆかりもない長崎の離島になぜ――。人生の後半戦に差し掛かりセカンドキャリアで「人の役に立ちたい」という思いと、理想の暮らしを実現したいという、両方の希望がかなえられる場所だったからだ。...
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多様化する働き方や社会の変化に戸惑いながらも、答えを探す人たちの群像を描きます。








