北海道から北陸15日も大荒れ、暴風雪や高波に警戒呼びかけ 気象庁

急速に発達する低気圧の影響で、北海道、東北、北陸では、15日も天気が大荒れとなる見通しだ。気象庁は暴風や暴風雪、高波に警戒するよう呼びかけている。北海道は大雪による交通障害の恐れがあり、高潮への厳重な警戒も必要となる。
室蘭地方気象台によると、14日午後8時25分ごろ、北海道の襟裳岬で最大瞬間風速45.1メートルの猛烈な風を観測した。屋外行動は非常に危険として警戒を呼びかけた。
気象庁によると、三陸沖にある前線を伴った低気圧が、急速に発達しながら北海道付近を通り、千島列島近海に進む。秋田沖の別の低気圧も、急速に発達しながら東北に進むとみられる。2つの低気圧の影響で、風や雪が強まり猛吹雪となる恐れがある。北海道では警報級の大雪にも警戒が必要だ。
15日にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)は北海道28メートル(40メートル)、東北、北陸25メートル(35メートル)。予想される波の高さは北海道7メートル、東北、北陸6メートルで北陸はうねりを伴う。
15日午後6時までの24時間の予想降雪量は北海道の多い所で80センチ。〔共同〕








