12月1〜5日の新規設定ファンド
来週(12月1〜5日)に予定されている国内公募投資信託の新規設定は7本。12月1日にHSBCアセットマネジメントは「HSBCグローバル・ターゲット利回り債券ファンド2025-12(限定追加型)<愛称:ますますグロタ2025-12>」の運用を始める。日本を含む世界の企業が発行する米ドル建て債券に対円で為替ヘッジしながら投資する。残存期間5年以内の債券を満期まで保有する約5年の持ち切り運用を4回繰り返す。販売会社はゆうちょ銀行で、新NISA(少額投資非課税制度)の成長投資枠の対象となる。

アセットマネジメントOneは5日に、単位型の「ゴールドマン・サックス社債/One米国株式戦略ファンド2025-12<愛称:おまもりOne・M>」を新規設定する。ゴールドマン・サックスが発行する円建て社債に投資し、約5年後の満期償還時に元本確保を目指す。米国の株価指数先物にレバレッジをかけて運用する戦略で実績連動収益の上乗せも狙う。みずほ銀行1社で販売する。
同じく5日にSBIアセットマネジメントは「SBI欧州高配当株式ファンド(年1回決算型)<愛称:SBI欧州シリーズ - 欧州高配当株式(成長型)>」の運用を始める。欧州の株式のうち、高い配当利回りと中長期的な値上がりが期待される銘柄に投資する。実質信託報酬は年0.099%(税込み)と、欧州株を主要投資対象とするファンドで最低水準。販売会社はSBI証券1社。
(QUICK資産運用研究所 鈴木和歩)
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