11月末の投信残高、上位ファンドの入れ替わりなし
11月の国内公募追加型株式投資信託(上場投資信託=ETF=を除く)の純資産総額(残高)は、上位20ファンドの入れ替わりはなく、1〜13位までが前月と同じ顔ぶれだった。

残高首位は「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」の9兆5373億円。2位は「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)<愛称:オルカン>」の8兆5771億円で、2024年2月以降、これら2ファンドの順位は変わっていない。
14位の「iFreeNEXT FANG+インデックス」は、残高を343億円積み増し、前月15位から浮上した。11月の月次リターンはマイナスだったものの、402億円の資金流入が支えとなった。残高は9958億円と初の1兆円突破が目前に迫った。前月14位だった「ピクテ・グローバル・インカム株式ファンド(毎月分配型)」は順位を1つ落とした。
20位の「グローバル・ハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし)<愛称:未来の世界>」は残高が379億円減少し、前月19位から順位を下げた。月次リターンが4.1%のマイナスとなり、運用成績が軟調だったのが足かせとなった。
(QUICK資産運用研究所 近藤拓人)
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