外為12時 円相場、上昇 153円近辺 対ユーロも高い
16日午前の東京外国為替市場で、円相場は上昇した。12時時点は1ドル=153円02〜03銭と前週末17時時点と比べて37銭の円高・ドル安だった。米国でインフレが減速する兆しがみられ、米連邦準備理事会(FRB)の利下げを後押しするとの見方が広がった。米長期金利が低下し、日米の金利差縮小を意識した円買い・ドル売りが優勢だった。
13日発表された1月の米消費者物価指数(CPI)の上昇率は前年同月比2.4%と市場予想(2.5%)を下回り、インフレ沈静化でFRBは断続的に利下げを決めるとの見方が強まった。13日に米長期金利は約2カ月ぶりの水準に低下する場面があり円買い・ドル売りを誘った。
東京市場では円相場の上値の重さが目立った。内閣府が16日発表した2025年10〜12月期の実質国内総生産(GDP)速報値は前期比年率0.2%増と市場予想(1.7%増)に大きく届かなかった。景気が力強さに欠けるなか、日銀が3月や4月に利上げを決めるのは難しいとして円売り・ドル買いが出て、円相場は153円16銭近辺まで伸び悩む場面があった。
円は対ユーロでも上昇した。12時時点は1ユーロ=181円55〜58銭と、同35銭の円高・ユーロ安だった。
ユーロは対ドルで小幅に上昇した。12時時点は1ユーロ=1.1865ドル近辺と同0.0007ドルのユーロ高・ドル安だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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