規格外ジャガイモでクラフトビール、コープさっぽろ発売

コープさっぽろ(札幌市)は21日、北海道芽室町産の規格外ジャガイモを使用したクラフトビール「ベジビール」を発売すると発表した。麦芽とホップに加え、ジャガイモ由来のでんぷんを原料に使い、飲み口が爽やかで切れのある味わいに仕立てた。価格は1本(350ミリリットル缶)658円。4月1日からコープの店舗に並ぶほか、宅配サービス「トドック」でも取り扱う。
コープは2010年に規格外野菜を「ぶこつ野菜」として販売し始めるなど、フードロス削減に向けた取り組みを進めている。ベジビールは1万2000本製造し、規格外のジャガイモを約2トン使用している。製造は網走ビール(北海道網走市)が担い、キリンビールが味の調整などで支援した。同社のクラフトビール「スプリングバレー」とベジビールのセット販売も実施する。
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