重層的な多国間外交を 国際課題、「非国家」との連携がカギに
Deep Insight 本社コメンテーター 小竹洋之
戦後80年の節目を迎えた2025年の世界は、トランプ米大統領に翻弄され続けた。その独善的な経済・外交政策には、「アメリカファースト(米国第一)」どころか「アメリカオンリー(米国唯一)」の色さえにじむ。
おかげで他国の対米感情は悪化する一方だ。米ピュー・リサーチ・センターの25年の世論調査によると、米国に好感を抱く先進10カ国の成人の割合は中央値で35%。17年以降の最低を記録し、中国の32%に近...
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経済部次長、ワシントン支局長、上級論説委員兼編集委員などを経て現職。日米での取材経験を生かし、マクロ経済や国際情勢について幅広く論評する。単著に「迷走する超大国アメリカ」、共著に「技術覇権 米中激突の深層」「米中分断の虚実」。
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