怒れるアジアZ世代、ネパール「政治無関心層」による政変の衝撃
編集委員 高橋徹
「1日に18時間でも20時間でも働く」。反政府デモが激化し、オリ前政権が倒れたネパール。後継の暫定首相に就いたスシラ・カルキ元最高裁判所長官は、混乱収拾へ強い覚悟を口にした。
「ワークライフバランスという言葉を捨てる」と話した高市早苗自民党総裁と比べても、南アジアの小国の女性リーダーの切迫感はより大きいはずだ。「暫定」の肩書通り、新たな総選挙は来年3月5日に実施する。残りは5カ月を切っている。...

経済が成長し目まぐるしく変化するアジアの国々。米国と中国の超大国同士の貿易摩擦が激しくなる中、その狭間に位置するアジアにも余波が及んできた。現地の政治・経済の今を切り取る。
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