東京でネギを効率生産「価格競争で大産地に負けない」
農(アグリ)のミライ

地方の産地と比べて農地が狭い東京で農業を始める場合、たくさんの品目を育てて種類の多さで特色を出すケースが少なくありません。価格面で地方と張り合うのが難しいからです。都市近郊農業の典型的なパターンです。
八王子市や昭島市などでネギを栽培する飯田祐己さんはその反対。機械を導入して生産を効率化し、売り場まで近いので輸送費を抑えられる利点を生かし、地方に負けない値段でスーパーなどに出荷することを可能にしました。
目標は東京で農業をやってビジネスとして大きくすること。ラジオNIKKEIの「農(アグリ)のミライ」に出演し、「大変でも目標があれば過程が楽しい」と話しました。飯田さんのインタビューをポッドキャストで配信中です。

農政から先進農家、スマート農業、植物工場、さらにカリスマシェフや外食チェーンなど「食と農」に関するテーマを幅広く取材してきた。著書に「見えざる隣人」「農は甦る」「コメをやめる勇気」「農業崩壊」。中国の駐在経験も。X(旧Twitter)は@nikkei_yoshida
ラジオNIKKEIと日本経済新聞が連携して制作する地域にフォーカスした音声コンテンツをお届けします。農業や食をめぐる未来志向の取り組みを深掘りする番組「農(アグリ)のミライ」を隔週で掲載。日本経済新聞の支局・支社記者がご当地のとっておきの話題を解説する「支局記者が語る地域再生」のアーカイブもお聴き頂けます。
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