山梨中央銀行は28日、顧客との連絡手段としてビジネス向けチャットツール「LINE WORKS（ラインワークス）」を導入すると発表した。12月1日から全店で運用する。行員が顧客の「LINE」との間で気軽にコミュニケーションでき、顧客満足度の向上につながるという。

営業担当者など約400人の行員がアカウントを利用する。顧客とのコミュニケーションはこれまで対面や電話、メールが中心だったが、広く普及するLINEを追加して利便性を高める。同行は電話営業の専任チームを新設するなど非対面チャネルのサービス強化に取り組んでいる。

山梨中銀は28日、引っ越し時の住所変更などの手続きをスマートフォンなどで完結できるサービス「ペンリィ」の提供を始めたことも発表した。