横浜市立大学と埼玉大学が包括連携協定、植物分野の研究強化

横浜市立大学と埼玉大学は8日、教育や研究、産学連携など幅広い分野で協力する包括連携協定を結んだ。互いの研究資源やノウハウを生かして協力する。双方の大学で先進的な植物分野の研究を強化するほか、学生や教職員の交流も進める。
同日、横浜市内で締結式を開いた。横浜市大の近野真一理事長は「研究を加速し社会実装につなげるには、大学間の連携が重要」と強調。埼玉大の坂井貴文学長は「互いを補完しあい、さらなる研究や人材育成につなげたい」と話した。
両大学にある理学部は植物研究が盛んで、2018年ごろから研究交流があったという。今後、具体的な研修制度や設備利用などの仕組み作りを進める。横浜市大の医学部やデータサイエンス学部を生かした連携も検討する。








