化学メーカー世界首位へ 中国2社が国策合併
シノケムとケムチャイナ
中国中化集団(シノケム)と中国化工集団(ケムチャイナ)が経営統合に向けた協議に入った。国有企業である両社の董事長を務める寧高寧氏が2日表明した。6月に農業部門を統合したばかりだが、全体統合が実現すれば、売上高は約16兆円と2位を大きく引き離す世界首位の化学メーカーとなる。米国の規制対象に加えられる可能性が高まるなど、先鋭化する米中対立が背中を押した。
「両社は合併計画を進めている。上流と下流の技...

3期目となる新たな習近平(シー・ジンピン)指導部が発足しました。習政権では習氏に近いとされる「習派」は最高指導部を指す政治局常務委員で7人中6人を占め、序列24位以内の政治局員でも約7割が該当するとみられます。権力の一極集中を進める習政権の最新ニュースや解説をまとめました。
■「習政権ウオッチ」習政権の中枢で何が起きているのか。中沢克二編集委員が深掘りします。
■「大中国の時代」異形の膨張を続ける「大中国」の轍(わだち)と、習氏のビジョンを読み解きます
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