平成21年4月24日
医薬食品局血液対策課
平成16年12月9日に公表したフィブリノゲン製剤納入先医療機関を対象として、平成19年11月7日付で実施した追加調査の結果について、平成21年4月10日までに回収した医療機関からの回答を取りまとめた状況をお知らせいたします。
平成19年11月7日〜12月5日(※1)
(ただし、現在も回収中)
(※1)(1)の調査以降、平成20年8月25日及び平成21年1月16日にも元患者の方へのお知らせ状況等について再度調査を行っており、(3)回答施設数以降はそれらの結果を反映したものである。
医療機関 6,609施設
(平成16年公表施設のうち、所在地等が不明であった施設を除いた医療機関)
・ 平成16年公表時に存続していた5,396施設のうち、5,279施設(98%)から回答があった。
・ なお、このほか平成16年公表時に廃院等していた1,213施設のうち、495施設から回答があった。
医療機関数 874施設
元患者数 12,723人 (投与年別は別表)
医療機関数 87施設
元患者数 274人
医療機関数 943施設(※2)
元患者数 12,997人
(※2)厚生労働省ホームページ「C型肝炎ウイルス検査受診の呼びかけ(フィブリノゲン製剤納入先医療機関名の再公表について)」の公表医療機関等リスト上の該当医療機関の「備考」欄に、「フィブリノゲン製剤を投与されたことが判明した元患者の方がいるとの報告あり。」と記載した。
元患者数 | ||
お知らせした | 7,363人 (57%)(※3) | |
お知らせしていない | 5,634人 (43%) | |
理 由 | 投与後に原疾患等により死亡 | 1,838人 (14%) |
連絡先が不明又は連絡がつかない | 2,189人 (17%) | |
肝炎ウイルス検査の結果が陰性 | 417人 ( 3%) | |
今後お知らせする予定である | 169人 ( 1%) | |
その他(未記入含む) | 1,021人 ( 8%) | |
合計 | 12,997人 |
(※3)元患者の方に一人でも投与の事実をお知らせした医療機関は779施設であった。
平成6年以前の診療録等が次のいずれかにより保管されている施設数
(括弧内は調査対象施設数に対する割合)
2,027施設(31%) | (※4) | |
(内訳)(※5) | ||
診療録(カルテ) | 1,506施設(23%) | |
手術記録あるいは分娩記録 | 1,579施設(24%) | |
製剤使用簿 | 137施設(2%) | |
処方箋 | 139施設(2%) | |
輸液箋あるいは注射指示箋 | 271施設( 4%) | |
レセプトの写し | 78施設( 1%) | |
入院サマリーあるいは退院サマリー | 281施設(4%) | |
その他の書類 | 284施設( 4%) |
(※4)平成16年の調査では「昭和63年6月30日以前にフィブリノゲン製剤を投与した記録(診療録、使用簿など)が保管されていますか。」との設問であったのに対し、今回の調査では、「平成6年以前のカルテ等の各種書類が保管されていますか。」との設問であったため、保管していると回答した施設の割合が異なったものと思われる。
(※5)厚生労働省ホームページ「C型肝炎ウイルス検査受診の呼びかけ(フィブリノゲン製剤納入先医療機関名の再公表について)」の公表医療機関等リスト上の「カルテ等の有無」欄に、平成6年以前のカルテ等の記録が一部でも保管されている場合、△印を付していたが、さらに保管されている記録の保管期間、保管状況等を記載した。
投与年 | 人数 |
昭和39年 | 0人 |
40年 | 6人 |
41年 | 8人 |
42年 | 12人 |
43年 | 15人 |
44年 | 17人 |
45年 | 19人 |
46年 | 18人 |
47年 | 23人 |
48年 | 32人 |
49年 | 41人 |
50年 | 41人 |
51年 | 57人 |
52年 | 72人 |
53年 | 101人 |
54年 | 178人 |
55年 | 284人 |
56年 | 333人 |
57年 | 462人 |
58年 | 819人 |
59年 | 1,313人 |
60年 | 1,666人 |
61年 | 2,349人 |
62年 | 2,807人 |
63年 | 1,640人 |
平成元年 | 169人 |
2年 | 97人 |
3年 | 79人 |
4年 | 33人 |
5年 | 24人 |
6年 | 8人 |
計 | 12,723人 |