プレスリリース
平成20年8月22日
厚生労働省
農林水産省
コーデックス連絡協議会では、コーデックス委員会の活動及びコーデックス委員会での我が国の活動状況について情報提供するとともに、コーデックス委員会における検討議題に関する意見を聴取するため開催してきたところです。今般、第35回コーデックス連絡協議会を9月26日(金曜日)に開催しますのでお知らせいたします。
今回のコーデックス連絡協議会では、WTO事務局の上級参事官スタントン氏をお招きし、SPS協定に関するセミナーを併せて実施します。
この会議は公開です。また、会議冒頭のカメラ取りは可能です。
第35回コーデックス連絡協議会の開催をお知らせしますとともに、一般傍聴を募集します。
今回のコーデックス連絡協議会では、今後のコーデックス委員会の活動についての意見聴取の後、WTO事務局の上級参事官グレッチェン H. スタントン氏をお招きし、WTO/SPS協定(衛生植物検疫措置の適用に関する協定)に関するセミナーを実施します。スタントン氏は、ガット・ウルグアイ・ラウンド交渉でのSPS協定の作業グループの議長を務められ、現在はSPS委員会事務局を担当されています。
SPS協定は、WTO加盟国が食品安全に関する措置を決める場合、コーデックス規格を基礎としなければならないとしています。また、コーデックス規格よりも厳しい措置を講ずる際には、科学的なリスク評価により、コーデックス規格では国内における適切な保護水準を達成できないことを示すことが求められます(詳しくは、農林水産省ホームページ「WTO/SPS協定」をご覧下さい。)。コーデックスと密接な関係にあるSPS協定について、WTO加盟国の基本的な権利、義務、コーデックス規格を始めとするSPS協定上の国際基準について、セミナーでお話しいただくことにしています。
I. コーデックス連絡協議会
コーデックス委員会の活動状況
(1) 最近のコーデックス委員会の活動状況について
・ 第31回コーデックス総会
(2) 今後のコーデックス委員会の活動について
・ 第2回抗菌剤耐性に関する特別部会
・ 第30回栄養・特殊用途食品部会
・ 第16回アジア地域調整部会
II. SPS協定に関するセミナー(同時通訳付き)
「International Standards and the WTO/SPS Agreement (国際基準とWTO/SPS協定について)」(仮題)
グレッチェン H. スタントン(WTO事務局 上級参事官)
(1) 傍聴希望者は、平成20年9月12日(金曜日)まで(必着)に、往復はがき、ファクシミリ(03-3507-4232)又はインターネットにより農林水産省消費・安全局国際基準課にお申し込みください。なお、電話によるお申し込みはお受けしていません。また、厚生労働省医薬食品局食品安全部企画情報課ではお申し込みをお受けできません。
詳細は、別紙をご覧ください。
(2) 本連絡協議会の傍聴が可能な人数は60名です。傍聴希望者の数がこれを上回った場合、希望者の中から抽選により、傍聴できる方を選定することといたします。
(3) 傍聴の可否については、返信用はがき、ファクシミリ又は電子メールにより連絡いたします。傍聴ができる旨の通知を受け取った方は、連絡協議会当日、会場への入室の際、当該はがき、ファクシミリ又は電子メールを印字したもの及び身分を証明するものを御提示ください。
傍聴を希望される報道関係者は、座席確保等の関係上、ファクシミリ(03-3507-4232)又はインターネットにより9月17日(水曜日)までに、農林水産省消費・安全局国際基準課までお申し込みください。電話によるお申し込みはお受けしていません。また、厚生労働省医薬食品局食品安全部企画情報課ではお申込みをお受けできません。なお、報道関係者によるカメラ撮りは、会議冒頭のみ可能です。
(お問い合わせ先)
厚生労働省医薬食品局食品安全部企画情報課
電 話:代表 03-5253-1111
担当者:福島(内線2407)、岩橋(内線 2408)
農林水産省消費・安全局国際基準課
電 話:代表 03-3502-8111 (直)03-3502-8732
担当者:小出、竹下(内線4471)