健康ライブラリー作品一覧

名医が答える! てんかん 治療大全
監:中里 信和
健康ライブラリー
【こんな人は必読!】どんな病気? 治療法は? 「発作ゼロ」をめざしたい!【患者と家族が安心して暮らすためのQ&Aガイド】てんかんとは、1大脳の神経細胞が過剰に興奮することで、2てんかん発作をくり返す、3慢性的な脳の障害です。この3つの要素を満たすのが「てんかんという病気」です。「てんかんである」といっても、脳のどこに問題があるか、どのような発作が現れるかは人によって大きく違います。発作の現れ方だけでも、意識を失って倒れるような大きな発作から、「気持ち悪さ」や「突然の不安感」など本人しかわからないような小さな発作までさまざまです。原因や、合併症の有無、治りやすさにも違いがあります。大切なのは「自分自身のてんかん」をよく知り、くわしくなること。それが適切な治療の第一歩となり、てんかんと向きあいながら安心して暮らすことにつながります。【本書の内容構成】第1章 「てんかん」を理解する第2章 発作の種類と対処法第3章 正しい診断を受けるために第4章 薬物療法と手術で発作をおさえる第5章 日常の工夫や注意点
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認知行動療法 基礎知識から取り組み方まで
監:清水 栄司
健康ライブラリー
【考え方と行動を少しずつ変えていく!】心の病の治療では、薬物療法だけでなく、精神療法が重要です。なかでも認知行動療法は、うつ病、不安症、強迫症、神経性過食症などに対し、薬物療法に並ぶ、あるいは疾患によっては薬物療法以上の有効性をもつ治療として臨床で用いられている精神療法です。認知行動療法は、考え(認知)が変えられず苦しんでいる人の助けになります。自分の思考パターンをつかみ、考えを変えていくことができます。考えを変えられれば、感情も変わり、行動も変わり、生活が改善します。ストレスがたまり、心が弱っていると思ったら、本書で紹介する「自分でできる方法」を試してみてください。症状が重く、ひどくつらい人は、医療機関を受診して、認知行動療法が必要か診断してもらいましょう。マンツーマンでおこなうものだけでなく、グループ形式、オンライン形式など多様な方法があります。本書では基礎知識から取り組み方まで解説、認知行動療法への理解が深まります。【本書の内容構成】1 認知行動療法とは2 自分に合った形式・強度を選ぶ3 自分でとりくんでみよう――セルフ・ヘルプ4 対話を中心にとりくもう――治療者と共同で5 心の病への適用法――うつ病、不安症など6 受診しようと思うなら
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スマホ依存がわかる本 ゲーム、ギャンブル、SNS依存から抜け出す
監:樋口 進
健康ライブラリー
【病気との境界は?】病的な状態を示す「依存」は、さまざまな対象に生じます。スマホ依存の問題は、「スマホを使ってすること」への依存ととらえられます。ゲームであったり、SNSであったり、オンラインカジノを含めたギャンブルであったりと、していることは人それぞれです。WHO(世界保健機関)は、ゲームへの依存を「ゲーム行動症」という病気として認定し、最新の国際疾病分類(ICD─11)に収載しています。ギャンブルに関しても「ギャンブル行動症」として、正式な病気と認められています。スマホの利用は、こうした病的な状態の入り口になることもありますが、なにかひとつに特定しにくい、いくつもの「していること」が重なり、スマホ依存と表現するしかないような状態になっている人もいます。本書では、だれもが陥りやすいものだからこそ知っておきたい、スマホ依存の実態と予防のしかた、抜け出し方を解説します。【本書の内容構成】1 スマホが「依存」をつくりだす2 「病気」との境界はどこにある?3 深みにはまる前にできること4 専門的な治療・対応が必要なとき
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算数障害がわかる本 解けない理由と支援のしかた
監:熊谷 恵子
健康ライブラリー
【ひと目でわかるイラスト図解】【数の順序がわからない、暗算で指を使う、文章問題が苦手……】他の教科は問題ないのに、算数だけ極端に苦手。このような場合は、算数障害の可能性があります。そのままにして「そのうち算数ができるようになる」ということはありません。また、苦手な問題をひたすら解いたからといって算数の困難が改善することはありません。算数のどこでつまずくかは、一人ひとり異なり、その子がつまずいている部分に合わせた支援で子どもの困難を減らせることができます。本書では、「算数障害とは何か」からはじまり、つまずきの原因にあった学校・家庭でのサポート法を図解で紹介します。【本書の内容構成】第1章 算数障害のある子の困りごと第2章 算数障害って何? なぜ起こるの?第3章 算数のつまずきの原因を知ろう 第4章 学校ではどんな支援が受けられるの? 第5章 生活のなかに「数の体験」を取り入れよう【算数障害とは】発達障害に含まれる「LD(学習障害)」の一種。脳の認知のアンバランスが原因とされる。
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新版 食物アレルギーのすべてがわかる本
監:海老澤 元宏
健康ライブラリー
【血液検査で陽性!どうなる?どうする?】近年、アレルギー全体の患者数が増えています。それとともに、食物アレルギーとアナフィラキシーも大きく増えています。アレルゲンも大きく変化し、クルミ、カシューナッツなどの木の実類が激増しています。鶏卵や牛乳、小麦は成長とともに食べられるようになる(耐性を獲得する)ことが多いのですが、ピーナッツや木の実類は耐性を獲得できることが少なく、大人にも移行していきます。本書では、食物アレルギーの基礎知識からアナフィラキシーへの緊急対応まで徹底解説。とくにアナフィラキシーへの緊急対応は、本人や保護者はもちろんのこと、園や学校の先生方も、ぜひ身につけてほしいことのひとつです。食物アレルギーから子どもたちを守るのは、周囲にいるすべての大人たちです。子ども自身もある程度の年齢になったら、自己管理できるよう知識をもたせましょう。本書は正しい知識を得るために役立つ一冊です。【本書の内容構成】第1章 5つのタイプ。どれにあてはまるか知っておこう第2章 何にどう反応してアレルギーを発症するのか第3章 血液検査だけでは不十分。専門の検査で診断を第4章 食べる楽しさを大切にした食事管理と対応を第5章 給食だけではない。園・学校の注意と対策
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発達障害グレーゾーンのコミュ力を伸ばす本
監:高山 恵子
健康ライブラリー
【会話が続かない、よけいなことを言ってしまう、相手と意見が違う……。こんなとき、どうする?】 発達障害グレーゾーンの人には特有の悩みがあります。医療機関では「特性はあるけれど診断名がつくほどではない」と、医療的な支援を受けられなかったかもしれません。発達障害の人とちがい、苦手なことやできないことを自覚できるため、より苦悩しやすく、また、ある程度努力すればできるため「普通」を演じることで疲弊しているかもしれません。誤解されないように自分のことを説明したり、助けを求めたりするコミュニケーションが必要です。基本となるのは人と人との関わりです。その基本となる部分を、能力開発に用いられるNLP(神経言語プログラミング)をもとに解説しています。また、発達障害について知ることで自己理解・自己受容を深め、具体的な対策をとれるようにしています。言いたいことが伝えられない、相手の言うことがよくわからない……。コミュニケーションが、どうもうまくいかないと感じているなら、本書を活用して、コミュ力を伸ばす対策を立てましょう。【本書の内容構成】1 うまくいかない原因を考えてみよう2 日常会話がスムーズにできるように3 気持ちや状況を考えて発言しよう4 恋愛でうまくいくために5 自分自身とコミュニケ-ションをしよう
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「やりたい」を引き出す! 宮里先生の子どもが伸びる育児のレシピ
監:宮里 暁美
健康ライブラリー
【自分で考え、行動する力を育てるために】子どもは生まれたときから主体的な存在であり、「やってみたい!」という能動的な思いや、それを成し遂げるパワーを持っています。大切なのは、それらが自然と引き出されるような環境や、まわりの大人の接し方です。本書では、幼児教育・保育のスペシャリストとして知られる宮里暁美先生が、現場で大事にしていること、実践していることを育児のレシピとしてまとめました。子どもが自ら積極的に体験を積み重ねるには、どのように環境を整えて、関わっていけばいいのか、家庭でできるアイディアをたくさん紹介しています。状況に応じた子どもへの声かけのヒントや、接し方のアイデアなどをわかりやすく解説。親御さんはもちろん、保育者など、子どもと関わる仕事をしている方にもおすすめです。【本書の内容構成】レシピ1 親が大切にしたい6つのことレシピ2 こんな場面がチャンス! シーン別子どもが伸びる接し方レシピ3 こんなときどうする? 子育てお悩み相談室
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どうしても消えない「歯・舌・口・顔の痛み」はなぜおこる? 口腔顔面痛がわかる本
著:井川 雅子,著:今井 昇,著:山田 和男
健康ライブラリー
【「脳科学」と「疼痛医学」の進歩でわかった、痛みのメカニズムと最新治療】検査では異常が見つからない「原因不明」の口や顎の痛み・違和感は、ストレスや不安にも関わる脳の「痛みの回路」が作り出していた!――新たな知見から見えてきた、痛みのメカニズムと最新治療《こんな症状があるなら、「原因不明の口腔顔面痛」かもしれません》◎歯の治療をしても痛みが消えず、歯を抜いても治らない◎検査をくり返しても異常が見つからないのに、顔の痛みが続いている◎不安やストレスを強く感じることがあった後で、舌の痛みがあらわれた◎歯科治療をきっかけに体調不良に陥った――痛み研究・治療の最前線を知る医師による、豊富な症例と解説、治療法のすべて痛みとは単なる感覚の問題ではなく、記憶、感情、ストレス、そして生き方そのものと深く結びついているものです。そのため、患者さん一人ひとりの背景や人生に寄り添う姿勢が、診療においては極めて重要です。特発性口腔顔面痛はたしかに痛くて苦しい病気ですが、命に関わる病気ではありません。そして、治療可能な病気でもあります。どうか、希望を持ってください。 ――-「まえがき」より《本書の内容》第1章 原因不明の痛みは脳が作り出す 第2章 どうしても治らない歯・舌・口・顔の痛み、「特発性口腔顔面痛」第3章 「特発性口腔顔面痛」に治療法はある?第4章 痛みへの心構えを変える ――認知行動療法第5章 どうしても消えない「歯・舌・口・顔の異常感」で困ったら第6章 痛みや異常感を引き起こす精神疾患 第7章 三叉神経・自律神経性頭痛による口腔顔面痛 第8章 神経障害性疼痛(いわゆる神経痛)による口腔顔面痛第9章 難治性顎関節症による口腔顔面痛
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軽度認知障害(MCI)がわかる本 認知症をグレーゾーンでくい止める
監:朝田 隆
健康ライブラリー
【ひと目でわかるイラスト図解】【認知症より増えている軽度認知障害の人。グレーゾーンだからこそできることがある!】社会の高齢化が進むとともに、認知症の激増が心配されてきました。しかし、従来の予測とは少し違い、認知症のレベルまで認知機能の低下が進んでいる人の割合は、近年むしろ減っているとされています。かわりに増えているのは、軽度認知障害(MCI)です。認知症といえるほどではないけれど、同年齢の人にくらべ、認知機能がやや低下している状態がMCIです。病的とも健常ともいえない「グレーゾーン」の段階と言いかえてもよいでしょう。認知症の原因となる病気はいろいろですが、多くの場合、徐々に認知機能の低下が進んでいきます。一方、MCIは必ずしも認知症に進む途中というわけではありません。ある時点でMCIと診断された人が、適切な取り組みを続けることで健常な状態へとUターンしていく例もあります。本書では、軽度認知障害(MCI)の基礎知識から認知機能の回復・維持に有効な具体的な対策を徹底解説、もの忘れが増えた、注意力や判断力が鈍ったなど、わが身の認知機能の衰えを感じているなら、今すぐ取り組みを始めましょう。【本書の内容構成】第1章 認知症の手前にあるグレーゾーン第2章 こわがらないで診断を受けよう第3章 生活改善でUターン!第4章 脳に心地よい刺激を与えよう第5章 気持ちを切り替えるヒント
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認知症の人の気持ちと行動がわかる本
監:杉山 孝博
健康ライブラリー
【寄り添い方と介護のコツが見えてくる!】認知症の人に話が通じず、いくら教えてもダメ。「いいかげんにしろ!」と怒鳴ってしまう……。認知症が進むと、気持ちをうまく言葉にできなくなります。行動も不可解で、徘徊や火の不始末など、本人や周囲の人に危険が及ぶ行為もみられます。認知症の人がなにを考え、どのような気持ちでそのような不可解な行動をしているのか、わからない……。いくら親でも、これまで一緒にすんでいた配偶者でも、認知症の人の気持ちや行動が理解できないと混乱するだけです。まずは、認知症の人がすんでいる世界を理解しましょう。認知症の人にとっても、介護者にとっても、ラクな介護になるコツをお教えします。【進行度と周囲の大変さは比例しない】認知症は、もの忘れが多いという程度から、ほとんど寝たきりで人の顔も識別できなくなるまで、徐々に進んでいきます。本人も家族も、今の段階を知りたがりますが、認知症の進行度ははっきりと区分けできないのです。個人差も大きく、認知症のもとになる病気によっても違います。進行度を知りたがるのは、今後、介護がより大変になるかどうかが心配だからでしょう。ただ、介護は、初期だからラク、後期は大変というわけではありません。さまざまな問題行動も、それぞれ半年から1年ほどで収まっていくものです。むしろ、介護の大変さは、認知症の人の気持ちに寄り添えるかどうかに、大きくかかわっています。【介護をラクにする4つのコツ】1 ほめる・感謝する⇒「ありがとう」の言葉を忘れずに2 同情する⇒あいづちをうちましょう3 共感する⇒話の終わりに「よかったね」を4 事実でなくても認める⇒思い込みをいったん受け入れて【本書の内容構成】巻頭 認知症の人がすんでいる世界を理解する1 認知症になると起こること2 不安に寄り添い、心配ごとには対策を3 認知できなくても心は生きている4 困った言動にも本人なりの思いがある5 知識と情報が介護をラクにする
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過活動膀胱がわかる本 頻尿・尿もれはこうして治す
監:髙橋 悟
健康ライブラリー
【なぜ起こる? 原因は? 薬は効く?】日本では20歳以上の約1300万人が過活動膀胱に悩んでおり、若者から高齢者まで幅広く起こります。突然現れるがまんできないほど強い尿意に頻尿を伴うほか、切迫性尿失禁をあわせもつことで、外出できなくなるケースもあります。命にかかわる病気ではないものの、QOL(生活の質)を大きく下げるのです。人には相談しにくい症状であることから受診のハードルも高く、「周りに気づかれずに解決したい」と考える人が多くいます。一方、運動と生活の見直しなどで大半が改善することは意外に知られていません。高い効果を発揮する薬や原因別の治療を行えば、症状はさらによくなります。本書は、過活動膀胱の原因から、受診時の検査、自分でおこなう行動療法、薬物療法や手術、さらには「難治性」の場合の治療法までをくわしく解説。受診する勇気はないけれど、少しでも有益な情報を得たい、と思っている人に役立つ一冊です。【主なポイント】●過活動膀胱はがまんできない強い尿意があり、頻尿を伴う状態●放っておくと膀胱の筋肉が衰えて「低活動膀胱」に●前立腺肥大症、腹圧性尿失禁がある場合はその治療を優先●間質性膀胱炎、がん、結石、感染症が起こっていることも●気になる症状があれば、ためらわずに受診する●受診を迷ったときの自分でできる重症度チェック●過活動膀胱の治療には排尿日誌が役立つ●膀胱訓練といっしょに毎日取り組む骨盤底筋訓練【本書の内容構成】第1章 どうして起こる? 原因は何? 第2章 受診によって治療の第一歩を踏み出す第3章 治療は頻尿・尿もれを止める行動療法から第4章 薬物療法や手術で確実に治す第5章 よくならない、続けられないときは
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名医が答える! 前立腺がん 治療大全
監:頴川 晋
健康ライブラリー
■主な内容1章 前立腺がんの特徴を知る前立腺は、どんな器官?/前立腺がんが増えている?/症状は?/前立腺がん検診を受けたほうがよい?/何歳まで検診を続けるか?/前立腺肥大症と前立腺がんは関連する?/ など2章 自分のがんの状態を知るPSAが高値なら前立腺がんか?/診断までの流れは?/生検とは?/グリソンスコアとは?/限局がんとは? 局所進行がんとは?/リスク分類とは?/遺伝子検査は必要? など3章 よりよい選択をするために検査・治療はどこで受ければよい?/治療方針を決めるうえで大切なことは?/治療を急いだほうがよい?/高齢でも積極的な治療を受けられる?/男性機能は保たれる?/治療法によって費用はかわる? など4章 前立腺がん治療の実際監視療法ではなにをする?/手術で切除するのは前立腺だけ?/手術法の種類と特徴は?/放射線療法の種類は?/永久挿入密封小線源療法とは?/陽子線治療、重粒子線治療とは?/フォーカルセラピーとは?/ホルモン療法の進め方は?/遺伝子変異がある人が使える薬とは? など5章 治療中・治療後の暮らし方進行・再発を防ぐために心がけるべきことは?/手術後の尿もれは治るか?/放射線療法で起こりやすいトラブルは?/ホルモン療法を続けるときの注意点は?/性機能を回復させる方法は?/PSA値が高くなってきた。再発か?
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75歳からのがん治療 「決める」ために知っておきたいこと
監:小川 朝生
健康ライブラリー
【がんとの向き合う方と対処法がわかる!】本書は、高齢の方ががん治療を選ぶ際に知っていただくと役立つ情報をまとめた一冊です。がんに罹患する方の半数近くを75歳以上の方が占めています。75歳というのは、日常生活に制限がなく過ごすことのできる期間、健康寿命とされる年齢です。個人差がありますので一律にとは言えませんが、おおよそ75歳を超えると、がんへの対応は、治療の効果と心身への負担のバランスを取りながら考えていくことが大事になります。しかし、がんの診断を受け、治療方法を話し合うとなると、「すぐに治療をしないと死んでしまうのではないか」とか「歳も歳だし、しんどいことはかなわない」など、いろいろな想いも湧きます。なにをどのように考えていけばよいのかわからず、患者さんもご家族も戸惑うことが多いのです。がんについて、どのような方針でどのように治療していくかを決めるには、がんを患う人自身の考えを明らかにしておくことが大切です。巻末には、「がん患者と家族のための考え整理ノート」を付けました。患者さん本人ならご自身で、ご家族の方なら、患者さん本人の考えを聞きながら、考えをまとめられるようにしてあります。【本書の内容構成】1 がんのようだ。さて、どうしよう2 「決める」ために必要なこと3 認知症があるとき、心配なとき4 がん治療に取り組む5 がんとともに暮らす
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学習障害(LD)がわかる本 気づいて、支えるために
監:高橋 知音
健康ライブラリー
【ひと目でわかるイラスト図解】【うまく読めない、書けない、計算できない…】学習障害(LD)とは、発達障害の一つです。読み書きや算数といった、学習の特定の分野で困りごとが起こります。LDは幼児期では気づきにくく、たいていは小学校生活のなかで「みんなと同じようにできない」ということに直面して初めてわかります。うまくいかない状態が長引くほど、子どもは勉強が嫌になり、ひいては学校に行きたくなくなることもあります。だからこそ、早いうちに気づき、適切な支援につなげることが重要です。LDの特性による困りごとは、アプローチのしかたで減らすことができます。勉強がうまくいかないのは、その方法が合っていないからです。本書は、LDの基礎知識だけでなく、困りごとに合わせた工夫(アプローチ)も紹介しています。子どもの困りごとに「もしかしたら?」と思ったら、本書を手に取ってください。LDの理解と子どもを支えるために役立つ一冊です。【主なポイント】*学習障害(LD/SLD)は発達障害の一つ、知的な遅れではない*「読む・書く」「計算・推論」「聞く・話す」など、苦手なことによってタイプが分かれる*小学校に入学してから気づくことが多い*ほかの発達障害のADHDやASDと併存することがある*境界知能やギフテッドと併存する場合は困りごとが見えにくい*通常学級で合理的配慮を受けるには*学校でのサポートを本人、クラスメイトへどう伝えるか*家庭での特訓や見守りは逆効果になることも【本書の内容構成】第1章 Q&A LDってなに? 気になること・知りたいこと第2章 気づいてあげたい、学習面の困りごと第3章 学校ではどんな支援が受けられる?第4章 学校で学びやすくするには第5章 家庭で親ができること
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ADHDがわかる本 正しく理解するための入門書
監:榊原 洋一
健康ライブラリー
困った行動はなぜ? だれに相談する? 治療すればよくなる? この先どうなる? こんなADHDへの不安や疑問を解消できる、基礎からわかるADHD入門書です。ADHDの疑いのある、または診断を受けた子どもの保護者に向けて、幼児期、学童期、青年・成人期に分け、それぞれのステージで現れやすい特性や困りごとを紹介するとともに、治療法の3本柱の「薬物療法」「行動療法」「環境変容法」について、しっかり解説します。最新の情報、現在の問題点にもふれながらADHDとどう向き合い、どう対処するのが“子どもの幸せ”につながるかを伝える一冊です。【本書の内容構成】巻頭 ADHDをどれだけ理解できていますか?第1章 「ADHD」ってどんなもの? 第2章 どこに、だれに相談する? 第3章 専門医のかかり方と治療法第4章 家庭でできるペアレンティング 第5章 学校・地域と連携して支援を受ける【主なポイント】*ADHDは生まれつきの特性をもつ発達障害の一つ*脳機能の偏りが原因で発症する。しつけとは関係ない*成長とともに多動性や衝動性は軽快することが多いが不注意の特性は残りやすい*正確な診断は支援につながる第一歩*ADHDの症状は薬で改善することができる*大声で叱るのは逆効果、叱らずに導く方法を身につける*ほめることに重点を置き、適切な行動を引き出す*どんなサポートが必要か、学校での支援から成人期の就労支援まで
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名医が答える! パニック症 治療大全
監:稲田 泰之
健康ライブラリー
【こんな人は必読!】動悸が激しい!息苦しい!また発作が…怖い! パニック症は、パニック発作をくり返す病気です。パニック発作は、身体的な原因はないにもかかわらず、さまざまな不快な症状が突然生じるもの。過呼吸もその症状のひとつです。しかし、過呼吸のないパニック発作もありますし、パニック発作があれば、必ずパニック症だというわけでもありません。パニック症の特徴や、本当の原因、発作が大きくなっていくしくみなどをよく知れば、発作が大きくなる前にできること、発作をくり返さないために自分でできることもみえてきます。本書では、Q&A形式で解説したパニック症を正しく理解できる一冊です。【本書の内容構成】第1章 パニック発作とパニック症第2章 本当にパニック症なのか?第3章 これからどうなる? 薬で治る?第4章 考えと行動を見直そう第5章 不安を軽くする生活のヒント
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過敏性腸症候群(IBS) くり返す腹痛・下痢・便秘から脱出するには
著:水上 健
健康ライブラリー
【ひと目でわかるイラスト図解】【腸のねじれや落下が原因かもしれない!?】腹痛をともない、便秘や下痢をくり返す「過敏性腸症候群」(IBS)。IBSでは一般的には、病型が診断され薬が処方されますが、改善しない人が少なくありません。病名を聞くと、ストレスに過敏な人がなる病気と思うかもしれませんが、じつは原因はストレスだけではありません。本書では、原因となる「体質」から4つのタイプ分けをして、それぞれの特徴から治療法までを解説します。本当の原因がわかれば、治る病気です!【IBSの4タイプ】1 ストレス型:「電車は各駅下車、試験や会議は中座」など、おもに下痢を伴う腹痛を起こす2 腸管形態型:腸の形がねじれていたり、骨盤内に落ち込んでいたりして最初は便秘、ひどくなると下痢をくりかえす3 胆汁性下剤型:胆汁酸が結腸内に流入し、食事内容にかかわらず食後に下痢になる4 消化不良型:脂質や発酵性糖質(FОDMAP)の消化吸収能力の低下で、不消化物が発酵して下痢になる 【本書の内容構成】1 なぜ起こる? 原因別のタイプと特徴2 どんなことをする? 検査と診断3 どう治す? 薬物療法を中心に4 なにができる? 日常生活の注意
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子どものこころの発達がよくわかる本
監:坂上 裕子
健康ライブラリー
【ひと目でわかるイラスト図解】【発達心理学からみた赤ちゃんの成長】こころの発達は、からだの発達と深く関係しています。例えば、赤ちゃんは身体を動かし、五感を使って外の世界を知っていきます。歩くようになることは、独立心や自我の発達を促します。行動範囲が広がると、興味や関心も高まり、言葉も増えていきます。発達はさまざまな事柄が関係しあい、枝葉のように広がって進んでいくものなのです。たくさんの枝葉を支える太い幹と根っこが育つには、長い時間が必要です。子どもも親も試行錯誤して、失敗と修復を繰り返しながら、育っていきます。本書では、保護者や保育者向けに、就学前までの子どもの発達や対応の具体例をわかりやすく解説しています。発達には個人差があります。ゆっくりだからといって、あわてなくても大丈夫。その子なりのペースがあると考え、見守っていきましょう。目の前の子どものことを、子どもの目線から理解し、その子に合った向きあい方を見つけるのに、役立つ一冊です。【本書の内容構成】第1章 赤ちゃんは生まれたときから有能 第2章 触って、歩いて、世界を発見する第3章 言葉があふれる、世界が広がる第4章 他者に気づく、世界が変わる第5章 社会への一歩を踏みだす
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新版 森田療法のすべてがわかる本
監:北西 憲二
健康ライブラリー
【いま注目の精神療法で、悩みと不安を解消!】悩みへの対処法として、近年注目されるようになってきたのが、精神医学者・森田正馬(まさたけ/しょうま)が創始した「森田療法」です。もとは神経症に対する治療法として活用され、さまざまな症状に苦しむ人を救ってきました。人生に悩みはつきものですが、共存することはできます。それができないのは、生き方、考え方に無理があり、悩みを拡大させてしまっているからです。森田療法は、拡大した悩みの背景にある生き方、考え方に着目します。こうした森田療法の悩みのとらえ方が、不自然な生き方が増えているいまの時代に、改めて必要とされているといえるでしょう。社会の変化とともに、悩みも多様化しています。本書では森田療法の考えを理解するだけでなく、悩みの内容に即し、とらわれから逃れるための実践に結びつける方法も示しています。【本書の内容構成】第1章 森田療法とはなにか 第2章 人はなぜ悩むのか第3章「あるがまま」でいるために第4章 治療の受け方、進め方第5章 森田療法で「不安」「うつ」を治す
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腕が上がる 指が動く 脳卒中によるマヒのためのリハビリテーション・ハンドブック
監:安保 雅博
健康ライブラリー
【“正しい訓練”でおこなえば、手の機能はUPする!】脳卒中後遺症である運動マヒは、発症から6ヵ月たつとマヒの改善がほとんど見込めなくなるといわれています。急性期や回復期に対応するリハビリテーション専門病院などでは、退院後にはもとの生活能力に近いところまで回復することをめざし訓練します。しかし、入院期間が限られているため、積極的に上肢(腕や手)の機能訓練をするというよりは、日常生活訓練を中心にせざるをえない状況にあります。こうして、マヒ側の手を使う機会を失ってしまう人が多いのです。また、たとえ訓練に励んだとしてもマヒ手はよくならず、多くの人があきらめてしまっています。しかし、近年の磁気刺激療法やボツリヌス療法などの目覚ましい普及で、これ以上よくならないとされてきたマヒでも改善する可能性が出てきました。上肢のリハビリテーション治療で一番大切なことは、マヒのレベル(程度)にあった正しい訓練法です。マヒがよくなるには順番があります。「質のよい訓練」があってこそ磁気刺激療法やボツリヌス療法も効果を十二分に発揮します。本書では、患者さんがより自主的に取り組みやすいようにマヒのレベルにあわせた段階ごとの訓練法を紹介します。【本書の内容構成】Part1 スタート前準備編2Part2 毎日チャレンジ実践編 STEP1 肩周りの筋肉を鍛える運動から STEP2 支える力を高める運動を中心に STEP3 腕と手を滑らかに動かすために STEP4 日常生活でどんどんチャレンジ!Part3 回復を促す治療法編
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