Googleは次期Android「L」の開発者向けプレビュー「L Developer Preview」をGoogle I/Oにて明らかにしました。

L Developer Preview：CNET

Android Lのロック画面：The Verge
Nexus5とNexus7向けのSDKおよび初期システムイメージは明日6月26日（現地時間）利用可能になるとのこと。
ギズモード・ジャパンが「L」について簡潔にまとめており、その特徴は、マテリアルデザイン、ユーザーエクスペリエンス、通知、ロック画面、Chrome、パフォーマンス、グラフィックス、バッテリー駆動時間、クロスプラットフォームなどとなります。
たとえば、マテリアルデザインではユーザーインターフェースを大幅に刷新し、Android以上最大のリリースという5000以上のAPIを公開します。また、グラフィックス性能はPCと同等となり、パフォーマンスは2倍以上、64bitにも対応します。
基調講演では、ウェアラブル向けプラットフォーム「Android Wear」対応の製品が発表されました。Smasung「Gear Live」、LG「G Watch」が6月25日（現地時間）よりGoogle Play Storeで開始されます。また、Motorola「Moto 360」は今夏発売予定です。
車載機器向け「Google Auto」は、Androidスマートフォンと連携し、Google Maps、Google Now、音楽、音声検索などが利用できます。リリースは「Android L」と同時期。年内に「Google Auto」をサポートする自動車も発表される予定です。
テレビ向けプラットフォーム「Android TV」は、音声によるTV[番組検索、YouTube試聴、Google Play Storeに対応しゲームもプレイできます。TV、セットトップボックスなど、年内に対応製品が発表される予定。「Amazon Fire TV」や「Apple TV」などと競合する製品も発売されそうです。
Google I/O 2014

Google I/O 2014 - Keynote