クレジットカードの基本をおさえる
更新日:2024年9月30日
クレジットカードを利用するメリットのひとつがポイント還元です。ポイント還元率が高いクレジットカードほどおトクなため、カード選びの基準にする方も多いことでしょう。
ただし、ポイント還元率はクレジットカード会社によって異なります。還元率の仕組みや、ポイントを重視したクレジットカードの選び方、使い方を知ることで、今よりおトクに買い物をしましょう。
この記事でわかること
目次
クレジットカードのポイント還元率とは、利用金額に対してもらえるポイントの割合のことです。クレジットカードを利用すると、利用代金に応じた「ポイント」がたまります。ポイント還元率は「0.5%」「1.0%」のように記載されており、数字が大きいほど多くのポイントが得られます。
ポイント還元率の種類には、主に以下の3つがあります。
ポイント還元率の数値を見るときは、通常時の還元率に注目しましょう。期間や店舗が限定されない、通常時の還元率が高いクレジットカードを選ぶと、いつどこで使ってもポイントがたまりやすいというメリットがあります。さらに、特定の店舗・サービスを利用したときの還元率や、期間限定で実施されるキャンペーンの還元率にも注目するとよいでしょう。
ただし、単純にポイント還元率だけを見ればよいというわけではありません。ポイントのたまり方は、クレジットカードの種類や発行会社、利用する店舗によって異なります。ここでは、ポイント還元率についてチェックすべき点をお伝えします。
ポイント還元率の計算方法は、以下の通りです。1ポイントの価値がどれくらいかを表す還元率は、そのクレジットカードがどれだけおトクかに直結するため、頭の中に入れておくとよいでしょう。
何円の支払いに対して何ポイント獲得できるかという基準を「付与率」といいます。
ポイント付与率とは、何円の支払いに対して何ポイント獲得できるかという計算です。たとえば、以下の図のように1,000円につき1ポイント獲得できるクレジットカードの場合、付与率は0.1%となります。
クレジットカードの種類によって付与率は異なり、100円で1ポイント、200円で1ポイント、1,000円で1ポイントなどさまざまです。そのため、1,000円で1ポイントが付与されるクレジットカードの場合は、「もらえるポイントが少ない」と感じる方もいるかもしれません。
しかし、先述したように、1ポイントあたり何円相当かという価値は異なるため、付与率だけでおトクさは判断できません。
クレジットカードを比較するときは、ポイントの付与率ではなく、還元率をチェックしましょう。
ポイント還元率はポイントがおトクにもらえるかどうかの判断指標になります。
クレジットカードには、1ポイントあたり1円として利用できるものもあれば、3円や5円の価値になるものもあるためです。
たとえば、1,000円につき1ポイント獲得できるクレジットカードの場合、1ポイントの価値が1円であれば「還元率0.1%」ですが、5円の価値があれば「還元率0.5%」です。
クレジットカードを選ぶ際には、1ポイントが何円に相当するかにも注目しましょう。
ポイント還元率が高いクレジットカードを選ぶときは、主に以下4つのポイントを押さえましょう。
前述した通り、クレジットカードで買い物をするときは、いくら利用すると何ポイントが付与されるのか、1ポイントは何円相当であるのかを確かめましょう。
たとえば、100円で1ポイント獲得できるのであれば、ポイント付与率は1.0%。1ポイントが1円相当であれば、ポイント還元率は1.0%です。
一般的に高還元といわれるのは、通常時のポイント還元率が1.0%以上のクレジットカードです。
通常時のポイント還元率は、~0.5%のクレジットカードが多くなっています。より多くのポイントを獲得したいのであれば、1.0%を基準にクレジットカードを探してみましょう。
クレジットカードで買い物をしたときの金額によっては、ポイント付与の基準額に満たない分の支払いは端数として切り捨てられてしまう恐れがあることに注意が必要です。
たとえば、1,000円ごとに1ポイント付与される付与率0.1%のクレジットカードの場合、1,999円の買い物では、単純に購入額に付与率を掛けた1.99ポイントが付与されるのではなく、1,000円に満たない999円までの支払い分が切り捨てられ、1ポイントのみの付与になることがあります。
また、支払い分の端数を切り捨てる、という処理は同じでも、ポイントを付与するタイミングによって切り捨てられる端数の額は変わります。先ほどの例はクレジットカードを利用するたびにポイント付与するタイプでしたが、カード会社によっては当月のご利用代金を合計した金額でポイントに換算されます。
たとえば、1,000円ごとに1ポイント付与される付与率0.1%のクレジットカードのケースで計算してみましょう。1,999円の買い物を月10回行ったとして、利用する都度ポイントが付与される場合、1回につき1ポイント付与なのでもらえるポイントは10ポイントです。一方、当月のご利用代金の合計額に対してポイントが付与される場合、合計額の19,990円に付与されるポイントは19ポイントです。
なお、JCBカード、毎月のご利用合計金額1,000円(税込)ごとに1ポイントたまります。
このような切り捨てられる金額分も考慮したうえでクレジットカードを選ぶとよいでしょう。
クレジットカードには、それぞれ提携している店舗やサービスがあります。提携先の店舗やサービスによっては、ポイントが2倍など、通常よりも多くのポイントが付与されます。普段よく利用する店舗で、ポイントが多く付与されるクレジットカードを選ぶとおトクです。
ネットショッピングを多く利用する方であれば、そのショップごとにどのクレジットカードがおトクかは異なります。普段よく使うネットショップに合ったカードを選びましょう。たとえばAmazon.co.jpでは、JCBオリジナルシリーズのカードで支払いを行うと、付与されるOki Dokiポイントが最大で4倍になります。※
ほかにも、スーパーやドラッグストア、コンビニ、カフェなど、日常生活で利用する店舗で、付与率がアップするクレジットカードを選択するのがおすすめです。
ためたポイントは、次のような使い道があります。
ためたポイントの使い道は、クレジットカード会社によってさまざまです。あらかじめ希望する交換先があるかを確認しておくと、ポイントの有効活用ができておトクさを感じやすくなるでしょう。
「クレジットカードの還元率は高いほうがおトク」と聞いたことがある方は多いでしょう。
その理由は、還元率が高いとポイントがたまりやすく、ためたポイントをさまざまなことに利用できるからです。具体的なポイントの使い道と、おトクな理由を解説します。
ためたポイントは、クレジットカードの利用代金の支払いに充てることができ、これを「キャッシュバック」といいます。
たとえば、1ポイント1円相当のポイントを5,000ポイントためたとしましょう。その月のクレジットカード利用代金が8,000円であり、5,000ポイントをキャッシュバックで利用した場合、実際の支払いは3,000円になります。
現金払いだとポイント還元を受けられないため、キャッシュバックのようなおトクさはありません。毎回の支払いでポイントを得られるのは、クレジットカードの強みです。
ためたポイントは、電子マネーや航空マイルに交換することもできます。電子マネーやマイルの種類により、1ポイントいくらで交換できるかは異なるため、事前にチェックしておきましょう。
主に電子マネーなどで支払いをしている方や、マイルをためている方は、キャッシュバック以外の使い道を選択するのもおすすめです。
ただし、クレジットカード会社により、ポイントがどの電子マネーやマイルに交換できるかが異なります。クレジットカードを発行する前に、ポイントの交換先にも注目しましょう。
電子マネーとクレジットカードの違い|おすすめの使い分け方法を解説
ポイントは、家電やグルメ商品、テーマパークのチケットなどにも交換できます。どの商品と交換できるかはクレジットカード会社によって異なりますが、幅広いジャンルから選択できるため、交換したいものが見つかるはずです。
電子マネーを使用していない方や、自分へのご褒美、家族との楽しみを増やしたい方は、チケットや商品に交換するのがおすすめです。
クレジットカードを発行したら、5つのことを意識しましょう。
これらを意識してクレジットカードを使えば、よりおトクにポイントをためることができます。
期間限定でポイント還元率アップ、新しいポイントアップ店舗の追加、スマホ決済といった特定の支払い方に限定したポイントアップなど、キャンペーンの情報は定期的にクレジットカード会社から発信されています。
会員専用アプリやウェブサイト、SNS、メールマガジンなどをこまめにチェックしましょう。
現金の支払いではポイントがたまりません。最近では、キャッシュレス決済ができる店舗やサービスが増えており、買い物するたびにポイントがたまります。スーパーやドラッグストアでの買い物、飲食店やタクシーの利用といった日常生活での支払いには、現金ではなくクレジットカードを利用するとよいでしょう。
ネットショッピングでは、クレジットカード決済(ショッピング1回払いやショッピング2回払い)なら、基本的に代引き手数料や銀行振込手数料といった手数料は発生しません。利用金額に応じてクレジットカードのポイントも獲得できるので、二重でおトクになるでしょう。
水道光熱費やスマホ代、家賃など定期的に支払いが必要なものや、住民税や国民年金などの支払いもクレジットカード払いにすると、さらにポイントを獲得できます。
ただし、クレジットカードのなかには、ショッピング以外のポイント還元率が低いものもあります。公共料金の支払いでも、通常通りポイントが獲得できるクレジットカードを選ぶとよいでしょう。
なお、JCBカードは、支払う料金の種類を問わずポイントを獲得できます。
住民税や自動車税などは、自治体によってはクレジットカードでの支払いに対応していないこともあります。「◯◯(市区町村名) 自動車税 クレジットカード」などと検索して、クレジットカードでの納付も可能かを確認してみてください。
クレジットカード払いに慣れて仕組みを把握できた方は、複数枚のカードを使い分けることに挑戦するのもよいでしょう。メインカードとサブカードを用意し、支払先によってよりポイント還元率が高いカードで支払うよう使い分けることで、より多くのポイントを獲得できます。
たとえば、メインとするクレジットカードには、利用頻度の高いスーパーやコンビニ、ショッピングサイトなどでポイント還元率が高いカードを選択します。一方、サブのクレジットカードは、メインカードではカバーできていないが、利用頻度が多かったり利用金額が大きかったりする店舗で、還元率が高いカードを選択するといった方法です。
「どの店舗でどのクレジットカードを使うか」というルールを決める必要はありますが、ポイントがたまりやすくなります。
JCBのクレジットカードを利用するとたまるのが「Oki Dokiポイント」です。Oki Dokiポイントの主な使い道には、キャッシュバック、商品や航空マイルへの交換、提携ポイントとの交換などがあります。
JCBカードを利用するうえで知っておきたい、Oki Dokiポイントの仕組みは2つです。
JCBカードは、毎月のご利用合計金額1,000円(税込)ごとに1ポイントたまります。「JCB カード W」「JCB カード W plus L」は、いつでもポイントを2倍獲得できるため、1,000円で2ポイントです。
1回の買い物が1,000円未満であっても切り捨てられることはありません。その月のクレジットカード利用代金を合計した金額でポイントに換算されるのが特長です。そのため、1,000円に満たない買い物でもクレジットカード払いにすれば、ポイントを効率よくためられます。
Oki Dokiポイント1ポイント分の価値は、交換するポイントによって異なりますが、3~5円分相当になります。
次の表では、1ポイントあたりの価値をまとめています。
【Oki DokiポイントをJCBのサービスに利用した交換レート】
JCBカードのご利用代金にキャッシュバック | 3円相当 |
---|---|
JCBプレモカード Oki Dokiチャージ | プレモバリュー5円分 |
【Oki Dokiポイントと交換できるポイントと交換レート】
nanacoポイント | 4.5ポイント |
---|---|
dポイント | 4ポイント |
楽天ポイント | 3ポイント |
楽天Edy | 3円分 |
Pontaポイント(au) | 4ポイント |
ビックポイント/ビックネットポイント | 5ポイント |
ベルメゾン・ポイント | 5ポイント |
ジョーシンポイント | 5ポイント |
セシールスマイルポイント | 5ポイント |
スターバックス カード チャージ | 4円分 |
WAONポイント | 4ポイント |
【Oki Dokiポイントと交換できるマイルと交換レート】
JALマイレージバンク(JMB) 【マイル】 | 3マイル |
---|---|
ANAマイレージクラブ 【マイル】 | 3マイル |
ANAマイレージクラブ 【ANA SKY コイン】 | 3コイン |
デルタ航空 スカイマイル | 3マイル |
生活のなかでJCBカードを活用すると、どれくらいの還元率が期待できるのでしょうか?次の4つのポイントに注目してみましょう。
事例と併わせて解説します。
JCBカードは、Amazon.co.jp、コンビニ・スーパー・ドラッグストア・カフェ・ホームセンターなどにあるJCBオリジナルシリーズパートナーの店舗で利用すると、通常よりも多くのポイントを獲得できます。
ポイント倍率がアップする店舗の例は以下の通りです。
【JCBオリジナルシリーズパートナーの例】
パートナー名 | JCB カード W利用時のポイント倍率(※1) |
---|---|
スターバックス | 最大21倍(※2) |
洋服の青山 | 6倍 |
Amazon.co.jp | 4倍 |
セブン-イレブン(※3) | 4倍 |
コジマ | 3倍 |
ビックカメラ/ビックドラッグ | 3倍 |
ドミノ・ピザ | 3倍 |
ポイント倍率は2024年9月時点の情報です。
事前にポイントアップ登録が必要です。ショップにより特典・条件等が異なるため、最新情報はJCBオリジナルシリーズサイトをご確認ください。
JCBカードの種類と支払い方法によっては、ポイント還元率を最大10.5%に増やすことができ、通常よりもおトクにポイントを獲得できます。
「JCB カード W」または「JCB カード W plus L」でStarbucks eGiftを10,000円分購入し、プレモカード(1ポイント=プレモバリュー5円分)にチャージするときの還元率が10.5%になります。
利用するJCBカード | JCB カード W JCB カード W plus L |
---|---|
通常ポイント (毎月のご利用合計金額1,000円(税込)ごとに1ポイント) | 10ポイント |
いつでもポイント2倍特典 (JCB カード W/JCB カード W plus Lの特典) | 10ポイント |
オリジナルシリーズ優待店特典 (Starbucks eGiftのボーナスポイント19倍)(※1) | 190ポイント |
合計 | 210ポイント |
Starbucks eGiftの購入でポイントをためて、200ポイント以上になればJCBプレモカードにチャージ(入金)できます。その場合の還元率は10.5%になります。
JCBカードで公共料金を支払うケースについて見てみましょう。一人暮らしのひと月あたりの支払額を例に、どれくらいのポイントがたまるのかを見積もるとこのようになります。
公共料金は毎月発生する出費なので、クレジットカードで支払い、ポイントを着実にためましょう。
入会特典や期間限定のポイントアップキャンペーンを活用すると、さらにポイントをおトクに増やせるでしょう。
キャンペーン期間に合わせて、買い物や旅行などでカードを利用すると、普段より高い還元率を得られます。
クレジットカードを使うなら、ポイント還元率は必ずチェックしておきたい項目です。改めて、お持ちのクレジットカードのポイント還元率や、おトクに買い物ができる店舗を確認して、自分の生活に合っているかを見直してみましょう。
クレジットカード払いにして毎月の生活費の一部が返ってくれば、自分の趣味や楽しみに使えるお金が増やせます。たとえば、毎月の生活費が20万円ほどの場合、ポイント還元率1.0%のクレジットカードで支払えば、およそ2,000円分のポイントが期待できます。
ただし、いくらおトクでも、店舗ごとに多数のクレジットカードを使い分けると管理が複雑になります。ポイント還元率が高い店舗では財布の紐が緩んだり、毎月の支出額が把握しにくくなったり、うっかりポイントを失効させてしまったりする危険が増します。メインカード、サブカードを含めて3枚に絞るのがおすすめです!
JCBカードは、特定の店舗で利用するとポイント還元率がアップします。JCBカードでポイント還元率をアップさせたい場合、店舗によっては、スマホやパソコンなどでポイントアップ登録が必要です。
ここでは、スターバックス カードへのオンライン入金・オートチャージで、Oki Dokiポイントの獲得を10倍にするための、ポイントアップ登録の手順を例に見ていきましょう。
(1)会員専用WEBサービス「MyJCB」を開き、下のメニューバーにある「ポイント」を選択し、「ためる」のタブから「ショップをすべて見る」を選択します。選択すると、スマホのブラウザが開きます。
(2)登録したい店舗、サービスを選択します。
(3)ポイントアップ登録のボタンを押し、登録完了です。登録をするためには、MyJCBにログインしている必要があります。
JCBカードでためたOki Dokiポイントを交換する例を紹介します。ここでは、Oki Dokiポイントをキャッシュバックに利用する例を見ていきましょう。
(1)MyJCBを開いて下のメニューバーの「ポイント」を選択します。
(2)右上の「使う・交換する」タブを選択して、「商品リストから選ぶ」を選択します。
(3)「キャッシュバック」を選択します。
(4)キャッシュバックに利用したいポイント数を入力して「ご希望商品リストに仮登録」ボタンを押します。
(5)確認画面が表示されるので、内容を確認して「ご希望商品リストに登録する」ボタンを押します。
(6)MyJCBでログインしているクレジットカードの情報と、キャッシュバックで交換するポイント数を確認して「商品申込/申込内容のご確認へ」のボタンを押します。
(7)「MyJCBパスワード」「セキュリティコード」「カードの有効期限」を入力して「申し込む」ボタンを押します。
電子マネーや商品と交換する手続きは、ここで紹介した方法と異なります。詳しくは、JCBのサービスページを確認してください。
JCBオリジナルシリーズ スターバックスのポイントアップ登録
JCBオリジナルシリーズ スターバックスのポイントアップ登録(プレミアム会員)
還元率の高さは大きなメリットですが、そのほかの項目にも注目してクレジットカードを選びましょう。
ポイント還元率は、通常時以外にも、期間限定やキャンペーン開催時、登録手続きなどの条件を満たした場合にのみアップすることがあります。
特に、ポイントアップの登録手続きが必要な場合、未登録の状態でクレジットカード払いをしても、通常時のポイントしか獲得できません。還元率がアップする条件は、しっかりと確認しておきましょう。
発行した当初は還元率1.0%だったクレジットカードが、サービス改変により還元率が変わる可能性もあります。
気付かない間にポイント還元率が下がっていたということにならないよう、クレジットカード会社からの重要なお知らせは見逃さないようにしましょう。
通常時の還元率や利用頻度の高い店舗で還元率が下がったときは、よりおトクなクレジットカードに切り替えることも検討してみてください。
年会費がかかるクレジットカードを選ぶ場合、年会費の金額とサービスのバランスに注目してみてください。
獲得したポイントで年会費をカバーでき、クレジットカードに付帯するサービスも十分に活用できるのであれば、年会費がかかっても損をすることはないでしょう。反対に、獲得したポイントよりも年会費のほうが高い場合は、ポイントの面で見るとあまりおトクとはいえません。
年会費のかかるクレジットカードを発行する前に、おおよその年間利用額を算出し、還元率を確かめて、何円相当のポイントがためられるかを考えてみましょう。年会費以上のポイントを獲得できれば、おトクなクレジットカードといえます。
また、クレジットカードのなかには、年会費無料でも還元率が1.0%というものもあります。還元率を重視してクレジットカードを選ぶのであれば、年会費無料で還元率1.0%以上のカードを探してみましょう。
多くのポイントをためても、有効期限内に使い切れなければおトクとはいえません。
ポイントの有効期限がないものや、数年間のように長く設定されている場合もありますが、なかにはポイント付与から約1ヵ月後に失効してしまう期間限定のポイントもあります。
会員専用アプリなどを使って定期的にポイントの有効期限を確認したり、必要なものに交換したりして無駄のないように利用しましょう。
JCBカードのなかでも、JCB カード WとJCB カード W plus Lは、年会費が永年無料で「Oki Dokiポイント」がいつでも2倍たまります。獲得したポイントは、キャッシュバックや他社ポイントへの交換など、使い道が幅広く選べます。
JCB カード Wは高校生を除く18~39歳限定で申し込める、年会費が永年無料のクレジットカードです。39歳までに入会しておけば、40歳以降も年会費が永年無料で利用できます。コストを抑えておトクにクレジットカードを利用したい方にぴったりです。
JCB カード Wは、JCBカードのなかでも特にポイント還元率が高いのが特徴です。国内・海外のどこで利用しても、Oki Dokiポイントが2倍たまります。JCBオリジナルシリーズパートナーで利用すればさらにポイントが高還元になり、おトクに買い物ができます。
ポイント倍率は2025年1月時点の情報です。
事前にポイントアップ登録が必要です。優待店により特典・条件等が異なります。最新情報はJCBオリジナルシリーズサイトをご確認ください。
たまったポイントは他社ポイントやマイルに移行できるほか、1ポイント3円でキャッシュバックも可能です。Amazon.co.jpでの買い物では、ポイントの移行手続きをすることなく、1ポイント3.5円分で利用できます。
JCB カード W plus Lは、「JCB カード W」の特典に加え、ホテルやコスメなどの優待・特典を受けられる「LINDAリーグ」サービスがついています。さらに「女性疾病保険」にリーズナブルな料金で加入可能です。
「女性疾病保険」は、通常の疾病に加えて女性特有の疾病による入院・手術費用がサポートされます。
申し込みは18~39歳限定で、性別は問いません。40歳以上になっても年会費無料で利用できます。
LINDAリーグの優待情報は毎月変わります。ホテルやグルメ、エンタメ施設を優待価格で利用できるほか、キレイを応援するアイテムのプレゼントなどさまざまです。こまめにチェックして、積極的に活用しましょう。
詳しくは、JCB公式のInstagramやウェブサイトを確認してください。SJ24-10326(2024/11/14)
【JCB公式】LINDAサービスのInstagramはこちら
ポイントは、還元率1.0%以上のクレジットカードであれば高いといわれています。
高還元のクレジットカードを選ぶときは、1.0%以上であるかを確認するとよいでしょう。
ポイント還元率を重視したクレジットカードを探すときは、以下の4つに注目しましょう。
どのような店舗でポイントを多くためられるのか、発行前にチェックしておきましょう。利用頻度の高い店舗でポイント倍率がアップするクレジットカード選ぶと、さらにポイントがたまりやすくなります。
獲得したポイントは、クレジットカードの会員専用アプリやウェブサイトで確認できます。
ポイントの有効期限も書かれているため、期限切れでポイントが失効しないよう定期的にチェックしましょう。
ポイント還元率の計算方法は、こちらの通りです。
還元率=【1ポイントの相当額÷1ポイント付与に必要な利用金額×100】
100円で1ポイント(1円相当)獲得できるクレジットカードの場合、このような計算方法になります。
【1円相当 ÷ 100円 × 100 = 還元率1.0%】
たとえば、クレジットカードで5,000円分買い物をして、50ポイント(1ポイント1円、50円相当)獲得したときは、このように計算できます。
【50円相当のポイント ÷5,000円 × 100 = 還元率1.0%】
【1ポイントの相当額 ÷ 1ポイント獲得できる金額 × 100】
100円で1ポイント(1円相当)獲得できるクレジットカードの場合、このような計算方法になります。
【1円相当 ÷ 100円× 100 = 還元率1.0%】
たとえば、クレジットカードで5,000円分買い物をして、50ポイント(1ポイント1円、50円相当)獲得したときは、このように計算できます。
【50円相当のポイント ÷ 5,000円 × 100 = 還元率1.0%】
JCBカードであれば、いつでもポイントを2倍獲得できる「JCB カード W」「JCB カード W plus L」が高還元です。
どちらも、18~39歳限定で入会できる年会費永年無料のクレジットカードになります。「JCB カード W plus L」は「JCB カード W」に毎月の優待やプレゼント企画が付帯していて、カードのデザインを3種類から選べるのが特徴です。
高ポイント還元カードならJCB
氏名:張替 愛(はりかえ あい)
資格:AFP・2級ファイナンシャル・プランニング技能士
FP事務所マネセラ代表。保険や投資信託などの金融商品を販売せずに、お客様の味方となってアドバイスを行うお金の専門家。共働きや海外転勤がある家庭を中心に、年100件前後の個別相談を行う。専門分野は教育費・住宅購入・資産運用・ママのキャリアなど。コラム執筆や監修、オンライン・動画によるマネー講座などでも活躍中。2児の母でもある。
著書『~共働き800万円以下の夫婦でもハッピーライフ~プチ贅沢を楽しみながらムリなく資産を増やす』(ビジネス教育出版社)
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