Movatterモバイル変換


[0]ホーム

URL:


メインコンテンツ |メニュー |リンクメニュー

スタジオジブリ - STUDIO GHIBLI映画『ゲド戦記』監督日誌

スタジオジブリ作品『ゲド戦記』監督の宮崎吾朗の声をダイレクトにお届け!

ページ内容

監督日誌のトップ > 監督日誌

2006年8月 8日

番外編6 一夜明けたら、行き倒れ

緊張の一日から一夜明けて、
今日は一日フリーでした。

全員で車に乗り、向かったのはビーチです。
ところが、ビーチは寒かった。

たしかに空は抜けるように晴れ渡り、
空気は乾燥し、日差しも強いのですが、
風は冷たく、そして海の水も冷たいのです。
とても泳ぐどころではありません。
薄着だったので、私と鈴木さん、アルパートさんは
あわててトレーナーを買いました。

そんな我々は、
テオさんお勧めの静かなビーチで、他人が見たら、
行き倒れているとしか思えない風情で昼寝をしました。

次に向かったのはオレゴンでも、
古い町のひとつアストリアという町です。
まるで映画のセットのような小さな街をフラフラと歩き回り、
早めの夕食をとってからポートランドにもどりました。

結局、行き帰りの車中では
私と鈴木さん、武田さんは爆睡状態で、
いったい一日何をしていたのだろう?という具合。

鈴木さんももうすぐ60歳、若くはありません。
映画「ゲド戦記」では制作から宣伝まで全てに関わり、
1カ月にもおよぶの全国キャンペーンもこなし、
さぞや体はきついだろうにと思います。

にもかかわらず、私よりも元気でした。
私は、疲れ切っています。
私は、10歳年を取った気がしているのに、
鈴木さんは、まるで10歳若返ったようです。
恐るべしです。

明日はやっと帰国です。


メニュー

目次

「ゲド戦記」予告編

「ゲド戦記」予告編2

月別

  1. 2006年8月
  2. 2006年7月
  3. 2006年6月
  4. 2006年5月
  5. 2006年4月
  6. 2006年3月
  7. 2006年2月
  8. 2006年1月
  9. 2005年12月
  • RSS Feed

リンク

スタジオジブリ

スタジオジブリ

最新作「ゲド戦記」

「ゲド戦記」制作日誌「ゲド戦記」監督日誌「ゲド戦記」公式情報

「王と鳥」公式サイト

「王と鳥」公式サイト特別企画「王と鳥」を語る。

DVD発売情報

「種山ヶ原の夜」公式サイト

インタビュー

雑誌『インビテーション』4月号採録
「鈴木プロデューサー
ゲド戦記を語る(1)」

雑誌『インビテーション』4月号採録「鈴木プロデューサー ゲド戦記を語る(1)」

特別寄稿

「ゲド戦記」の魔法
佐藤忠男さん

「ゲド戦記」の魔法 ─ 佐藤忠男

もうひとつの風を待つ。─「ゲド戦記」翻訳者・
清水真砂子さん

もうひとつの風を待つ。─「ゲド戦記」翻訳者・清水真砂子さん

ジブリ関連リンク

三鷹の森ジブリ美術館スタジオジブリ出版部のページ
© 2005 STUDIO GHIBLI Inc. |ご利用条件 |ご意見など

[8]ページ先頭

©2009-2025 Movatter.jp